私のジャンダルム

 2016-09-01
2010.9/2(木)       ※写真は今一つです・・・(^^;
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お~なんと素晴らしい夜明け・・・
まるでこの世の始まり・・・
森羅万象の目覚め・・・
あまたの神々の思念が・・・
荘厳な舞台にエネルギ-となって注がれる・・・


・奥穂高岳山頂 3190mにて、もったいなくもくろすけ独り  4:54
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・5:08 ご来光!
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お~、ジャンダルム!
あなたも目覚めましたか
  5:13
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昨日あの頂に立った・・・
この写真はくろすけが撮ったものなので写ってるのはくろすけとは関係ない人達です。
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2010.9/1(水) 10:20
憧れのジャンダルム登頂(単独)   奥穂高岳をバックに・・・
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あの日からもう6年・・・
あなた(ジャンダルム)は私の中で熱い岩塊(核)となって・・・
今もドキドキとワクワクの未知との遭遇に誘ってやまない・・・

スリリングでデンジャラスな岩塊や岩稜に魅せられて・・・
機は熟したと思い込み・・・勢いで登ったあの日・・・
これからは風になって雲になって・・・静かに見つめたい・・・。


思いでシリーズ①
くろすけの登山メモが残ってないので、写真に記録されてた時間とガイドブックを参考に 記憶を辿った・・・(^^;

<穂高連峰最難関の大縦走路に挑む>          ※2010.9/1 撮
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西穂高岳から入るか、時短の奥穂高岳から入るか真剣に悩んだが・・・
①ジャンダルムを越えた後で、のんびりしみじみジャンを眺めていたい。
②天候良く・体力に余力残っていれば奥穂~前穂に繋げたい・・・
(奥穂~前穂デビュー2007.7 が雨で視界がほとんど得られなかったので)
と言う事で、西穂高岳から入山する事に・・・(*^^*)


では、タイムスリップ!・・・(*^^*)

≪西穂高岳~奥穂高岳縦走 + 前穂高岳~上高地≫
● 2010.8/31(火)晴単独
前日、夜行高速バスで東京駅発~上高地行きに乗り、帝国ホテル前で下車。登山客で降りたのはくろすけ独り。
・5:40 焼岳にオハヨウ!(*^^*)     ・田代橋を渡って、ベンチでモーニング、明神岳の尖がりが・・・
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・6:20 西穂高岳登山道入り口~中尾根へ ・怪樹大好き!(*^^*)      ・ヒョウモンチョウ?
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深い樹林帯を黙々と進んで行く・・・西穂山荘直下のお花畑には、トリカブト、ゴマナ、サラシナショウマ、ハンゴンソウ、シシウドなどの花達が過ぎゆく夏を惜しむかのように咲いていた。9:02西穂山荘到着。結局山荘まで誰にも会わなかった。小休止後、必要な物だけ持って、明日に備えて独標まで下見。雲の動きが激しいがお天気はバッチリ! 登山客とたまにすれ違いながらのんびり進む。
                               9:45 丸山2452m
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10:34 西穂高独標2701m、目の前にド~ンとピラミッドピークが立ちはだかっている。
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今日行こうと思えばPピーク~西穂高までだって往復する時間はあるが、何も今日頑張る必要はない。体力温存!
明日は早朝出発するので、独標辺りまで下見しておけば、暗い中で迷ったりしないだろう・・・毎度であるが自分撮りに苦労しながら山荘に戻る。振り返って見る(11:50)
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・12:07 西穂山荘名物?ラーメンを頂く。受付の招き猫が傑作だ!これ欲し~い!(#^^#) ・夕焼けは残念!
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夕食のテーブルでは、行く先別で分けられたのか、明日ジャンダルムに向かうと言う単独男性2人(若い男性とご年配の男性)とご一緒だった。

● 2010.9/1(水)晴 単独

 早朝4時出発予定にしていたが、気が高ぶっているのか落ち着かないので、3:50出発とした。まだ真っ暗だ。ヘッドランプをつけて進む。昨日歩いておいて良かった・・・前後には誰もいない・・・ふぅ~!
・4:37 夜明けのセレモニーが始まった・・・。  ・4:59 西穂高独標2701m順調に到着 (笠ケ岳をバックに)
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これから連続する13の未踏のピーク達を越えて行く・・・
眼前にはピラミッドピーク~西穂高~間ノ岳~が険しい形相で待ちかまえている ・富士山と甲斐駒ケ岳
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足下が切れ落ちて痩せた岩稜が続く道を、一歩一歩踏みしめ岩峰群を越えて行く・・・
・5:29 ピラミッドピーク                ・苦労してます自分撮り。。。(^^;
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雲一つないピーカン!澄んだ大気までも気高く感じる・・・
・振り返る 5:38 独標に数人・・・焼岳~乗鞍岳
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上部が切り立った岩峰、あんなところを登って行ったんだ・・・ひぇ~・・・(^^;
 クリックで拡大すると人が見えます  
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・振り返る・・・                   ・ピークにはそれぞれ名前が・・・
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・大小のピークを越えて行く・・・
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ザラザラした浮石などに気を使いながら、岩場を抜けると・・・
・6:15 西穂高岳山頂2908.6m  バックは笠ヶ岳 ・素晴らしい大パノラマは変わらず・・・槍ヶ岳も・・・ 
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・奥穂高岳~前穂の吊尾根も・・・
西穂高の山頂で初めて登山者と出会う(右下:夕食でご一緒した男性Aさんに写真を撮って頂いた記憶が・・
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・振り返る・・・
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・6:36                     
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・6:42 間ノ岳目指す・・・赤○写真撮ってくれた男性Aさん    ・6:47 鎖場下りるAさん・・・
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お~~!凄(スゴ)!
・若い人は早い・・・Aさんもう中央に・・・
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・7:19 こんな所にもトウヤクリンドウが・・・      ・風雨で磨かれたレンガ状はツヤツヤの所も・・・
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間ノ岳の文字撮り忘れていた・・・やっぱ緊張していたんだ
・天狗岳の標柱が・・・     ⇚   拡大すると人が見えます  ➡   ・こんな所を登って行く・・・
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・逆層スラブをAさんが登って行く・・・
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・8:05 逆層スラブ鎖部分               ・8:21天狗岳山頂2909m 笠ヶ岳をバックに
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雲が少し湧いてきたが素晴らしい展望に変わりなし
・振り返って・・・間ノ岳                 ・ジャンダルム方面をバックに
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・鎖場下る・・・              ・8:55 天狗のコル(唯一のエスケープルート岳沢ヒュッテへ)
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・ジャンダルムまではもうひと踏ん張り・・・
9:17 抜きつ抜かれつしていた岐阜のメンバー4人とジャンの登りが一緒になった
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10:20 ジャンダルム登頂 3163m ヤッター!・・・(*^^)v
標高はゴロ合わせでくろすけの本名の名前が・・・何だか嬉しいな!(*^_^*)
にわかに雲に覆われだして・・・ありゃりゃ!バックの奥穂高が見えたり隠れたり・・・
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ここで大展望を欲しいままにのんびりしたかったのに、一向に雲が取れず残念!20分程待っていたが、こんな所で雨にでもなったら大変と後ろ髪引かれたが、ジャンを下りた。
・鎖場をトラバース
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・大好きなイワツメクサ 花言葉:初恋 奥ゆかしい
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11:19 ・本日の核心部:ウマノセにやって来た
コース中で一番緊張したところでした・・・岐阜のメンバー4人がアンザイレンで先を行く
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両サイドはナイフエッジとなって切れ落ち、空中に体が露出して高度感たっぷり・・・さすがのくろすけも手に汗握る
下って行く人に遭遇し写真を撮って頂いた・・・ジャンの付近はガスってますが、足下ははっきり見える・・・激すくむ!
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・馬の背よりジャンをバックに・・・(*^^)v
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緊張より解放され岩屑を進み奥穂高岳に・・・岐阜のメンバーに撮って頂く
11:37 奥穂高岳山頂 3190m・・・大満足の笑み!\(^o^)/
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西穂山荘を3:50に出発して奥穂高岳11:37着。休憩入れて7時間47分。よく頑張りました。+゚。*(*´∀`*)*。゚
単独だし事故を起こして無謀な登山者とならぬよう神経使いまくって一歩一歩進んだが、休憩と言ってもジャンで20分程いただけで、自分撮りや写真を撮るのが唯一の休憩で、緊張しながら夢中で歩いてきてしまったと言う感じです・・・(^^;


もうここまでくれば例え雨に降られても大丈夫・・・奥穂の山頂は結構な人達で賑わっていた。
さぁ、心ゆくまでジャンダルムの鑑賞です・・・(*´∀`人 ♪
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雲もだいぶ取れて西穂への稜線も見えて来た・・・
あそこから歩いて来たんだと感慨もあらた・・・
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早朝にはっきりくっきり見えていた槍ヶ岳は雲の中で時々顔を出す程度・・・
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・眼下に上高地                      ・涸沢岳~北穂高岳
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ランチしながらジャンダルムの山容、そして大展望を2時間ほどしっかり楽しみ、穂高岳山荘に下山。
ジャンダルム、ありがとう!
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山荘では、縦走中に出会った岐阜のメンバーとビールで乾杯し、西穂山荘でご一緒だった方達とは無事故で登頂できた事を共に喜びあった。(^^♪

明日の天気も晴、体力もジャンダルムハイのせいか余力充分に有り、
前穂高岳~上高地への思いを晴らす事にした・・・(*^-^*)

 ● 2010.9/2(木)晴 単独
 真っ暗な中一人山頂に向かった。山でご来光を見るのはくろすけの楽しみの一つである。これは山では外せない儀式。他にも山頂でご来光を見る人がいるだろうと思っていたが、結局誰も来なかった。山荘のテラスからでもご来光は十分見えるからなのかも・・・くろすけは、できれば山頂でご来光は見たいタイプなので、1時間位で山頂を踏めるのなら、今までも一人でも真っ暗で怖くっても登って素晴らしい夜明けのシーンを何度も見て来た。何といっても一番感動なのはご来光前の漆黒の闇から刻々と変わりゆくシーンである。
4:39 大自然の描き出すグラデーションは、筆舌に尽くしがたい 4:59 雲にマジックを掛け神秘の光彩を放つ
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5:02
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5:06
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5:07
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5:10 キノコ雲のようなもくもくの白い雲が二つ湧き上がってきた・・・
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5:18 ありがとう!ジャンダルム・・・
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5:22
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奥穂高岳の山頂にて1時間ほど夜明けのセレモニーを楽しんだ。ご来光後、ポツリポツリと登山者が登って来た。
ジャンダルムに向かう人もいた。この時間なら誰にも邪魔されず至福の時を過ごせるに違いない。夜明けのコーヒーを呑みながら・・・ジャンダルムの岩屑となり、いつしか大銀河の煌めく星々を眺めているくろすけがいた・・・へへっ、相変わらずの妄想族:くろすけでした。

さぁ、今日は今から風となって雲となって前穂から上高地に駆け抜けるのだ・・・
・5:29              ・前穂高岳~明神岳               ・鎖場下る
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・昨日辿った稜線を今一度眺める・・・
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6:14 吊尾根の最低コル              ・ウサギギクが可愛い!
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6:31 紀美子平より、岩場の急登を行く・・・  ・7:08 前穂高岳山頂3090m(単独男性に撮って頂く)
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広い山頂からは前回全く得られなかった大展望が・・・こんなだったのかと感慨も新たに眺める・・・
奥穂高からの眺めと若干アングルが違うがほとんど被るので写真アップは一枚だけ・・・(^^;
・旭岳~白馬岳 鹿島槍ヶ岳など
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・前穂高を下りて来る途中から・・・
 梓川の流れに沿った上高地方面が眼下に・・・霞沢岳も・・・
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・これから向かう岳沢ヒュッテ・・・    ・重太郎新道を行く・・・鎖場を下る・・・  ・8:06 雷鳥広場
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・岩の裂け目に・・・                        ・8:30 岳沢パノラマ
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樹林帯に入り尚も急な下りが待っている・・・
・8:58 カモシカの立場     ・9:12 長い鉄梯子で下りる ・9:41 岳沢ヒュッテで小休止 ふぅ~!
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写真前後しますが。。。
・9:29 ダケカンバの林の中を九十九折れに下って行くと岳沢のお花畑に出る・・・鳥甲やミヤマシシウドなど・・・
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10:03 岳沢を渡り返して・・・しみじみ眺める・・・
 あの稜線を歩いてきた。。。頑張ったなぁ~(*^^*)

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小屋見峠を過ぎれば沢沿いから離れて樹林帯を進む・・・なだらかな登山道となりホッ!
・サラシナショウマ                   ・10:53 天然クーラーの風穴
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・11:14              ・11:21登山口に出たぁ~・・・         ・11:25
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・11:36 上高地に戻ってきた・・・ヤッター!お疲れ様でした。(*^^)v
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上高地温泉ホテルにて入浴(単純温泉/源泉かけ流し)し、小休止後、バスターミナルより15時頃の高速バスに乗車、無事ご帰還と相成る。

 憧れのジャンダルムではあったが、当初は西穂高岳~奥穂高への縦走を単独でやろうなどとは微塵も思っていなかった。
気力も体力も充実していたこの年(2010年)、今なら槍ヶ岳~西穂高岳までの大縦走をも成し遂げられるかもしれないと、ガイドツアーを探し、8/5~8/8で参加した。参加者は二人(くろすけ&30代の女性)、スタート時、ガイドが不調(風を引いて熱を出す)というあってはいけないようなアクシデントもあったが、小屋にて一晩寝て取りあえずガイドさん復活、2日目槍ヶ岳から涸沢岳(穂高岳山荘)までは天候にも恵まれ順調過ぎるほどの速さで歩を進める事ができた。が、肝心な所で、ガイドが「明日午後は天候が悪くなる可能性が高いので、中止に・・・」との判断をし、超悔しくも、奥穂高~ジャンダルム~西穂高は断念せざるをえなく涙を呑んだのであった。
最終日、ジャンダルムに向かう人達は早朝出発して行った。くろすけ達は、早朝、山荘にかかる虹を見て「やっぱり雨になるんだ・・・」と仕方なく納得し、白出沢を下って行ったのである。しかし、結局雨は降らなかった。・・・超悔しい限りであった。(つω-`。)
その後、やっぱ、どうしてもこの気力・体力のみなぎってる今やっておきたいと決意し・・・あらためて高額なガイド料などしがないパートの稼ぎではすぐにも準備出来る訳がないので・・・単独となったのである。

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 この年は、その後ガイドツアーで剣岳北方稜線にも行ったりしていて、振り返って見ると一番充実していた年のように思っていた。が、峻厳で畏敬の念さえ抱く大岩峰の大縦走をやり終えた達成感とは別に何か満ち足りないものも感じていた・・・。
何なんだろう・・・ある日、ボーっとしながら気が付いた・・・それは「うるおい・潤いだ!」・・・乾ききった岩々には潤いがないのだ・・・潤い・・・その時、屋久島の山々をふと恋しく思った事を昨日の事のように思い出す・・・。

  今「沢登り」に目覚め、すべてはこの沢のために用意された道のり、すべては沢へと繋がっていたのだとあらためて思う日々である。
あまりにも遅い出会いだったけど、人生の最終章で沢という舞台を踏める事、沢と言う素晴らしい恋人に巡り会えた事に喜びと感謝の気持ちで一杯だ。
 

ありがとうすべての出会い!感謝!


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2015北アルプス:常念山脈縦走その④(蝶ケ岳~三股・林道ゲート~蝶ケ岳温泉)

 2015-08-13
2015.8/1(土)晴 単独 山渓コースタイム3H25

<蝶ケ岳~まめうち平~ゴジラの木~力水~三股~登山口(タクシー20分)~蝶ケ岳温泉:ほりで~ゆ~(バス)新宿>

夜明けのセレモニーが始まった・・・
・4:21 浅間山                           ・浅間山~美ヶ原~蓼科山・八ヶ岳(※拡大可)
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・4:52 ご来光・・・黄○印はくろすけのテント・・・右端は浅間山
 雲海の上に小島のように浮かぶ四阿山、その横から太陽が昇って来た・・・    ※クリックして拡大して見てね
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・4:52 御嶽山~乗鞍岳~霞沢岳~焼岳~明神岳~前穂高岳   ブルームーンが落ちて行く
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・5:10  中央:焼岳     ブルームーン拡大可すると少し満月らしくなる・・・
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・モルゲンロートに染まり始めた槍穂高連峰・・・くろすけのカメラでは今一つ
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・大天井岳~常念岳~遠くに焼山・火打山・妙高山    ※拡大可
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・蓼科山~八ヶ岳      ※拡大可
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・富士山~鳳凰山~甲斐駒ケ岳~北岳~南アルプス(塩見~赤石岳~聖岳など)  ※拡大可
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素晴らしい朝を迎えました。澄み切った大気、風はわずかに頬を撫でる程度、360度の大展望の中に不動の槍穂高連峰・・・そして雲海に浮かぶ日本アルプスの様々な名峰が朝の光りを浴び目覚め始めて行く・・・あの山この山とわかるたびに様々な思い出も走馬灯のように脳裏を駆け巡る・・・
しばし大展望を楽しんだ後、テントに戻り、お湯を沸かし、豪華版?朝食(カニ雑炊・ごぼうと豆のサラダ・ハム・わかめスープ・ミルクティー&ゼリー)。テント撤収後(テントはうまい具合に乾いていたし、今日は何だか要領よく撤収もあっという間にできてしまった。)、もう一度山頂と展望台を踏む。

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最終日にして最高のお天気!最高の舞台!
辛かったこともみんな忘れてしまいます・・・ 私の恋人たち・・・・・・
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6:45 さぁ、いよいよ下山!三股方面へ・・・登山道から雲海に飛び込んで行く感じ・・・  ・ピーカンの空
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お花畑から大滝山分岐の道を分け急下降・・・常念岳が時々姿を見せる・・・コメツガの樹林や
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丸太の階段、岩ゴツゴツなどつま先の痛い足には響く急な下りだ。     ・咲き終わりのキヌガサソウ
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登山道が緩み涼風が流れてくる水場(チョロチョロ)では思わずホッとしながら・・・
まめうち平では結構な登山客が休んでいた。木の階段が多く、登りではつらいだろうなぁ・・・
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楽しみにしていた「ゴジラの様な木」・・・恐竜の頭みたいで、面白!この変身させる発想・・・遊び心つかんでますね。大好きです。こういうの・・・      ・ソバナ                  ・センジュガンピ
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9:45 「力水」に到着。(15分程休憩)冷たくって美味しいお水を頂いたばかりでなく・・・行きかう人も居なくなったので顔を洗い、ほてった2本の大根も冷やした・・・登山靴から解放されて一時だが楽になった・・・水が超冷た~!超気持ちいい~!
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涼やかな沢の流れを覗いたりしながら・・・あ~やっぱり、沢はいいなぁ・・・
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いいかんじの森だ・・・沢に架かる橋を渡る・・・
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巨木や変形した怪樹、苔むした岩など緑も美しく癒される場所だ・・・
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また橋を渡るとすぐに三股登山口に出た。
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これより林道ゲートまで800m程テクテク歩いて行く。10:40到着。全行程これにて終了。 お疲れ様でした!
タクシーは11時にお願いしておいたが、少し早目に来てくれたので、炎天下で待つこともなく助かった。ゲート前の駐車場はすでに満車の状態で相当の登山者が入っていることがうかがい知れた。
タクシー(3100円)で20分程で蝶ガ岳温泉「ほりで~の湯」到着。(ラドン温泉入浴代530円)4日間の汗を流しさっぱりし、レストランで生ビール・ソースかつ丼定食など頂いて帰りのバス待ちした。いやぁ~ビールが美味しかった・・・ 飲んでるうちに睡眠不足も手伝って眠たくなってしまった。13:30 予定通りバスは出発~が、途中渋滞に巻き込まれ、新宿には19:30過ぎ到着となる。電車を乗り継ぎ我が家に無事ご帰還と相なるが、休む間もなく翌日からもお仕事で~す・・・

 常念山脈のそれぞれの思い入れのある山、餓鬼岳蝶ガ岳をこの際繋げてしまおうと急遽思いついた縦走。それもテント泊としたので、くろすけにはハードでしたが、やり終えた今は達成感と自己満足でです。単独だといつも自身の「自分力」「人間力」が試され、あらためて本当の自分を発見することができる。今回もテント泊ということで装備が多くなっただけで、とたんに軟弱になる自分が居た。あわてんぼうでおっちょこちょいのお転婆おばさん、大自然の中では塵にも満たない存在だけれどしっかり自分は生かされている・・・と感じる事もまたあらためてできた。
そしてお天気に恵まれ、最終日に最高の舞台となったことが何より・・・偶然にもブルームーンという3年に一度の巡り会わせに遭遇し、今回の山旅が一層ドラマチックになった事一生忘れないでしょう・・・出逢ったすべてに感謝!家族に感謝!
 

                                         ー完ー
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2015北アルプス:常念山脈縦走その③(大天井岳~常念岳~蝶ケ岳)

 2015-08-12
2015.7/31(金)晴 単独 山渓コースタイム7H45

<大天井~東天井岳~横通岳~常念小屋~常念岳~最低鞍部~蝶槍~蝶ケ岳~(池まで散策)~蝶ケ岳ヒュッテ(テント泊)>

 3:30起床。4時出発予定が、テントが少し濡れていた事も有り、何だか要領悪くもたもたしていたら
あっという間に4:43・・・ 出発で~す・・・               ※拡大可
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・振り返る・・・大天井岳と大天荘・・・              ※拡大可
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・今日もご来光は今一つですが・・・雲海の上に       ・小槍も興味しんしんですね!
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・槍穂高連峰の目覚め・・・つい、何度でも撮ってしまう。
前穂高~吊尾根~奥穂高~ジャンダルム~北穂高~大キレット~南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳 ※クリックで拡大可
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・槍ヶ岳~北鎌尾根~中央には双六岳~三俣蓮華~黒部五郎~鷲羽岳~ワリモ岳   ※クリックで拡大可
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・これから向かう稜線・・・遠くに見える一番高い峰は常念岳でしょうか・・・
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5:33 もうこちらに向かってくる人がいます。(拡大可)  ・5:47 アップダウンも緩く今の所は歩きやすい
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・低灌木帯の中              ・ハイマツ帯                ・ゴーロ状を登って行く・・・
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・東天井岳とかは気が付かずに通り過ぎて来た・・・   ・もう横通岳の直下辺りでしょうか・・・
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・コマクサも見収め・・・                                   ・たぶん横通岳南肩
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オ~!眼下に常念小屋(赤い屋根)そしてド~ンと常念岳 2857m・・・わお~~っ!
常念岳まで一気に飛んでいきたい気分・・・
つま先が少し痛くなり始めたので靴紐をしっかり締めなおして、 下って行く・・・       ※拡大可
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・7:23 常念小屋で15分ほど休憩(オレンジジュース500ml1本美味しくって飲み干す) 
北アルプスデビューで初めて泊まった小屋だけど雨だった事も有りほとんど記憶に残ってなかった。
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さぁ、これから本番だ!地図上では山頂まで1時間20分・・・頑張らなくっちゃ・・・  
ところで山頂に着くまでの道中の写真・・・珍しく撮ってな~い・・・今、写真整理中に気が付く・・・もう3日目で乾いた岩岩状には、何の感慨もわかず、ただ無心に登って行ったようです・・・
取付いて間もなくに撮ったコゴメグサとママコナの写真と山頂直下の2枚のみ。・・・
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9:01到着! 常念岳山頂 2857m 素晴らしい大展望です! 角度的に小槍は見えなくなりました
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 槍・北鎌尾根~(中央)~鷲羽岳~水晶岳~赤牛岳~野口五郎岳~大天井岳~龍王岳~立山 
 名だたる北アルプスの峰々がズラ~リ!・・・ 疲れも吹き飛びます・・・
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 大天井岳~龍王岳~立山~剣岳~針ノ木岳(その前に燕岳)~蓮華岳~鹿島槍ヶ岳  ※拡大可
 手前は先ほど下りて来た横通岳IMG_0015-1_convert_20150812183457.jpg
 御嶽山~乗鞍岳                        乗鞍岳下にと霞沢岳
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 ティーブレイク・・・しばし大展望を楽しむ・・・
これから向かう蝶ケ岳(ヒュッテ)も稜線上の先に見える。黄印クリックで拡大して見てね 
9:45 いよいよ最終目的地へ向けて出発!
常念岳は2回目でしたが、これから先は未踏の地です・・・ワクワク・ドキドキ!・・・
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・岩岩~ガレガレ・ザレ地を行く・・・下りではつま先の痛いのがちょっと辛くなってきたぞ・・・   ※拡大可
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急下降のガレ場、振り返れば 、ザレ場も落石に注意しながらトラバース・・・石が積まれケルンになった岩の間を抜け・・・
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・ハイマツ帯に突入、ガスって来たので炎天下じゃなくて助かる・・・、キスゲのお花畑登場・・・登りがヒーコラ辛くなってくる・・・こちらのコースはやはり登山客が多い。グループ・単独者・親子ずれなど抜きつ抜かれつしながら登って行く。
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12:00 曲がった木が「どうぞ!」とばかりに椅子にしか見えない お腹も空いてきていたので昼休憩15分程。
パンは食べたくなかったので、ポテトサラダとゼリーともみじまんじゅうでエネルギー補給・・・
お花畑(拡大可)に元気づけられながら急下降・・・やっぱり、下りはつま先が超痛い・・・あ~ぁ
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・樹林帯に入ると泥濘も所々に・・・小さな池を通り過ぎ、またまたお花畑など見ながら低灌木地帯を行く・・・
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鉄梯子を登り、エンヤコラ、ヒ~ヒ~気力だけで登って行く・・・樹林帯を抜けハイマツ帯に入る・・・ガスっていて先があまりよく見えないがどうやらピークが待ってるようだ。何気に振り返れば、お~槍が見えるではないか・・・
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ガスがきれて、目の前のピークがはっきりしてきた。※拡大可 どうやらやっと蝶槍のようだ。 標柱なし13:24
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蝶槍からヒュッテまでの緩~いアップダウンもつま先の痛い事もあってきついアップダウンに感じた・・・
ヒ~フ~、気力を振り絞って・・・
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もうヨレヨレの感じ・・・毎日睡眠不足だし、歳だし、か弱いし・・・でも頑張って一歩一歩・・・
この辛抱強さ・・・まさにくろすけの人生そのもの・・・なぁんて思いながら・・・ 
蝶槍から時間にして40分位・・・頑張った~!         ・蝶ケ岳ヒュッテ 14:34着 
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受付でテントの申し込みをして、テン場(窪地)のまん中辺、松本市・安曇野市が見える方に陣取った。
遂に憧れていた地でのテント泊・・・今宵はどんなドラマが展開されるのでしょう・・・

テン場から2~3分の山頂を踏んで、疲れてはいたが予定通りに妖精の池方面に散策に出かけた。(往復1時間位)
・蝶ケ岳山頂 2677m お疲れが・・・・・・
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ハイマツ帯を抜け下り、湿地が乾燥化したような窪地を回り込み、さらに下って行くと・・・
・妖精の池・・・
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・クリックして拡大して見てね・・・右側お花畑
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・池に映ったお花達が素敵!・・・確かに妖精たちが今にも現れそう・・・   ※クリックで拡大可
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・テン場に戻り休憩・・・蝶ケ岳の山腹に夏雲17:32
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6:00今日も小屋で夕食を取る。小屋は大勢の人で賑わっていた。
後からガスバーナーが着火し使用可能な事がわかる。 大好きなミルクティーとお菓子類で別腹を満たしたのは言うまでもありません・・・ せいぜい明日の朝は、豪勢な?食事としましょう・・・
夕方はガスってしまって展望が今一つだったが、夜、月煌煌と輝き出す頃になると視界を遮っていた雲が一斉に払われ、素晴らしい大展望の舞台と変貌していた・・・
今晩が3年に1度のブルームーンだなんて露知らず・・・夜だという事も有り写真は全く撮らなかった・・・
実に残念!

ブルームーン(満月)は、くろすけのテントの頭上に輝き(テント前の下界は夜景が美しい)、月光は魂が研ぎ澄まされるほどの威力を放ち、夜の北アルプスの大舞台をスピリチュアルな空間で満たしていた。
相も変わらず眠れず、三度もテントから抜け出しては、天空の月と眼前の静寂に眠る槍穂高連峰を飽きることなく眺めた・・・。
そして生きてる事への感謝と、家族の幸せ、息子の病の回復を心の底から願った・・・

蝶ケ岳の夜はくろすけの思ってた通り、否それ以上に美しく神秘的な夜でありました・・・
  

明日は今日より素晴らしい日が約束されてるようだ・・・


※最終日その④へ続く
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2015北アルプス:常念山脈縦走その②(餓鬼岳~燕岳~大天井岳)

 2015-08-10
2015.7/30(木)晴時々曇 単独 山渓コースタイム9H30

 <餓鬼岳小屋~ケンズリ~東沢岳2497m~東沢乗越~稜線下り口~北燕岳~燕岳2762.9m~燕山荘~蛙岩~大下りの頭~切通岩~大天井岳2921.9m(大天荘:テント泊)>

 4:10小屋出発、くろすけが一番に小屋を出るようだ。まだ薄暗いのでヘッドランプをつけて歩き出す。夜露が降りていてハイマツ帯や樹林帯で濡れる事がわかったので、途中で雨具上下を着た。
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間もなくにヘッドランプも不要となり、東の空を振り返るが雲多くご来光は期待できそうもない・・・・こんな岩岩を幾つもの梯子など利用して乗り越えて行く・・・※クリックで拡大可
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・振り返ればこんな岩岩・・・        アップにすると今通って来た梯子が見える  ※各拡大して見てね
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・高瀬ダムの上の方の山腹に朝日が当たっている  ※各拡大可  ・あの天辺はケンズリの最高峰なのだろうか?
景色を眺めながら簡単に朝食をとる・・・ブドウパンにチーズ、ミルクティーはホットで・・・
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・こんな所を行く・・・           ・角材1本の上を渡る
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・何やら分岐…字が朽ちてしまって読めない   ・急峻です・・・       ・梯子を降りてから振り返る
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・樹林帯に突入・・・           ・巨岩に挟まれた登山道        
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・クルマユリなどの花も咲いていて  ・景色が一変してガレ場        ・見上げれば恐ろしい        
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・斜め岩段を上る                    ・樹林帯を抜けこんな岩場を登って行く・・・
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・小ピーク~岩峰群~東沢岳・・・・とまだまだ続く
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・岩峰群のアップ・・・ギザギザはくろすけの好み!
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・岩峰群はハイマツ帯や、岩岩を登ったり下りたりしながら巻いて行く・・・
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・東沢岳は雲もだいぶ取れて来て山頂位踏んで行こうと思っていたのにうっかり取付き地点を通り過ぎてしまった。もう来る機会もないかと思えばちょっと残念だった。トンボが空にうっとおしい位に飛んでいる・・・。再び樹林帯~ハイマツ帯~急下降・・・
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・途中にニッコウキスゲなど咲いていて和むが、日が差せば暑い・・・
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東沢乗越 8:26到着(15分休憩) ここから中房温泉に下る人が多い・・くろすけは燕岳目指し直進、登り。
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稜線に取付くまで地図上で1時間30分、頑張らねば・・・登山道もえぐれていたり、ザレ場が出てきたりと中々・・
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赤茶けたザレ場(崩壊地)を通り、ダテカンバの林を抜け、残雪(写真上部の白部分)横のお花畑地帯を登って行く・・・
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お花畑はやっぱりいいですね。元気を頂けます・・・
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結構な急斜面を登って行く・・・途中から階段状~岩々になり~砂礫地帯~残雪の横を通り~ ・・・
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 稜線に出た!10:29・・・燕岳の表示が・・・ ・こんなん好きです!ネイチャー盆景  ※拡大可
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燕山荘まではここから地図上で1時間30分、何とか予定通り昼頃までに行けるかな?・・・頑張ろう!
※拡大可 コマクサの保護されたロードが延々続きます・・・コマクサはやはり終盤です。
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独特の奇岩を楽しみながら、北燕岳稜線直下のお花畑を行く・・・急斜面です。
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太陽が雲の中に隠れてくれたので暑くなくって良かったけど、青空の下だったらもっと素敵に見えたかも・・・
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・イブキトラノオも何だか絵になるなぁ・・・
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                               ※各拡大可   ・ミヤマクワガタ
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                        ・北燕岳は目の前ですが今日はパス・・・
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・燕岳が段々近づいてきた・・・・※拡大可
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・燕岳は今回で3回目                       ・燕岳山頂2762.9m 11:43着
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・槍ヶ岳も少し顔を出し始めた                 ・メガネ岩より青空を覗く・・・
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・イルカ岩                    ・燕山荘の先に大天井方面への稜線が見え始めた・・・拡大可
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燕山荘 12:17着 昨日の足取りではもう少しかかるかと思ったが、この時間だったら無理なく大天井へ向かえると判断、15分ほど昼休憩した。大好きなブドウパンにハムを挟んで食べたが喉を通り難く、売店で見つけた信州100㌫なる小瓶のジュースで何とか胃袋に押し込んだ。このジュース激ウマ! 2本も呑んでしまった。(小瓶なのに1本400円とちょっとお高いが)
山荘前はさすが登山基地らしく大勢の人でごったがいしていた。
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・山荘直下のお花畑もきれいだ・・・  ※拡大可
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さぁ、これから 出発だ。12:35 大天荘まで地図上で約3時間。このコースは大分昔にツアーで逆コース:常念岳~大天井岳~燕岳(3日間雨で風景にほとんど記憶なし)と2007.8 には表銀座縦走時(4日間快晴で干物になりそうだった)で歩いているが、ソロで歩く今回は感慨も新た・・・と言うより、軟弱な自分に活を入れてみたかった。 
パワーで  
・ザレ地にはコマクサが点々と・・・               ・槍穂高連峰は雲の中・・・ ※拡大可
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・ハイマツ帯を縫うように進んで行く・・・太陽が雲の中で助かる・・・   ※拡大可
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・蛙岩(拡大可)・・・どれが?                   ・それともこちら?
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大下りの頭に出た。約100メートル砂礫帯を下って行く。            ・おっ、タカネナデシコ・・・
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・木で組まれた階段や崩壊地~ザレた岩などをヒーコラ登って行く。お花畑の斜面などトラーバースして・・・
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・コマクサの保護地帯を抜け・・・切通岩(15mの鎖と9段の梯子)より鞍部に下りる。また梯子に取付く・・・。
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・岩のわずかの隙間に・・・強靭さに脱帽!・・・是く在りたい・・・
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ガスっていて見通しが効かないでいたが、やっと大天井岳への取付きに来たようだ。15:00
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急に青空が出始めて・・・太陽がジリジリと肌を射す・・・・・・疲れもピークに達し・・・カメ否カタツムリの歩み・・・
今までの中でこの登りが一番きつかったような・・・天国は遠い!   ※拡大可
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・振り返って見る・・・この稜線をテクテク頑張って来た・・・
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・登り切った先に大天荘が・・・ 15:36着 ・・・予定の時間より早く来れたぞ! 頑張りました。
早速、本日こそは念願のテントデビュー果たします。受付で場所代700円支払い、良さげな立地を見つける。風がほとんどないので槍穂高連峰の真正面に陣取った。何とかテントを張り終えてから、うっかり大天井岳の山頂を踏むのを忘れていたので、暗くなる前に往復15分なので登ってくる。
                       ・大天井岳 2922m        ・バッテリー切れでこれだけ・・・
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・テン場から見える小ピーク・・・白い雲の上に満月が現れた・・・空が焼けて小ピークの上の満月・・・これが中々素晴らしいのだがくろすけのコンデジでは伝わらないな    ※クリックで拡大して見てね
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夕食後18時頃から、すっかり雲が流れ槍穂高連峰の全容が・・・ 素晴らしい!
・19:03 まだこんなに明るい        ※黄○がくろすけのテント    ※クリックで拡大して見てね
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・槍ケ岳アップ・・・小槍が可愛い!                ・くろすけのねぐら          
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深夜(7/31(金)2:00)、凄まじい満月のパワーに圧倒される!             
月の光りの迫力に、魂が震えるほどです。万物の眠りを見つめる長老のような月、槍穂高連峰も無音のシンフォニーに包まれている。疲れているのに眠れなくって、何度もテントから抜け出しては、天空の月を見つめ大宇宙を彷徨した。コンデジなので不鮮明なのが残念です。もっとはっきりクッキリ見えます。
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※7/31の夜がブルームーンとの事でしたが、この時点でも完璧な満月に見えましたが・・・

明日も早朝出発予定なのに・・・眠れなくって参った・・・ テントの中は、狭いが適温で快適な空間だった。
明け方、満月は小槍の横に落ちて行った・・・下界では味わえない素晴らしい夜に感謝!・・・あぁ~何とか眠りたい!

※ガスバーナー点火せず、夕食は小屋でお世話になってしまいました。前日は餓鬼岳小屋で正常に点火して使用できたのですが・・・どうした事でしょう・・・ライターでも試したのですがだめでした・・・


その③へ続く

※何とか今週中に完結させたいのですが・・・
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2015北アルプス:常念山脈縦走その①(白沢三俣~餓鬼岳)

 2015-08-08
 北アルプス「餓鬼岳」はその名前から以前から気になっていた存在、行くんだったら秋、そしてテントソロデビューするなら「蝶ケ岳」、初冬の頃に・・・とそれぞれの思いがあった・・・テントは夫と山を歩いてる頃は、くろすけが日の出・日の入りや星を見るのが大好きなので、日帰りで済むような山もわざわざテント泊などして楽しんでいた・・・そして一度はソロでやってみたかった・・・槍穂高連峰を眼前にして・・・ソロテントでのお泊り・・・(テントは2011夏に購入準備は整えていたのだが、なかなか腰が上がらず・・・)

 今夏は沢で燃えたいと思っていたが、そうそうくろすけの思う通りにはいかないようで、沢の予定が入って来ないことがわかったので、急遽2つの山をこの際繋いで登ってしまおうと慌ただしく計画した。どっちから入山するかでちと迷ったが、縦走タイムがほんのちょっと短くなる(20分程)事と帰りのバス停が温泉前と言う事が決めてとなり、餓鬼岳からの入山とした・・・


さぁ、今年は北アルプス:常念山脈縦走!
  <餓鬼岳~燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ケ岳>
  どんな未知との遭遇が待ってるかな・・・いざ出発!!


▲2015.7/28(火)
 仕事を終え、吹っ飛んで家に帰る。新宿高速バスターミナル23時発の夜行バス(さわやか信州号)の便はすでに満席で取れなかったので、18:00発のバスとなる。台風12号は熱帯低気圧に変わり、山に影響はなくなったようで一安心・・・が、高速の途中で雨に降られビックリ!・・・おいおいと思ったがほんの一時だったので・・・今晩は駅から2~3分の旅館竹乃屋で素泊まり。とても感じの良い対応で、お風呂に入り、荷物整理し直して24時30分過ぎご就寝・・・ あ~ぁ、毎日バタバタ慌ただしく身体を休める暇もなく、明日は一気に1600m以上も登らなければならないが大丈夫だろうか・・・ まっとにかくソロなんだからマイペースで楽しみながら登ろう・・・ 

2015.7/29(水)晴時々曇 単独 山渓コースタイム7H05

<タクシー(20分)~白沢三股登山口~紅葉の滝~魚止ノ滝~大凪山~百曲り入口~餓鬼岳(餓鬼岳小屋泊)

 4:30旅館前から予約しておいたタクシーで約20分程で白沢三股登山口へ。(標高993m)
簡単な朝食を取り、登山届を提出しいよいよ5:07出発!林道終点より登山道へ。沢に架かる木橋を渡る。
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くろすけが出発時に到着した単独男性に追い抜かれる。小屋泊りのようで身軽でひょいひょいと・・・羨まし!
沢を眼下に見下ろす・・・苔むした倒木に着生したシダ類がいい感じ・・・緩く下り渡渉・・・
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橋を渡る・・・沢の水は少ないがきれいだ・・・森も所々に巨木が登場しいい雰囲気・・・
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木の梯子を登ったり、ネットで養生された木道などと結構整備された登山道を行く・・・ヤマアジサイの水色が本日の空色・・・ 脳裏をよぎったポールモーリアの「恋は水色」 をハミングしながら歩く・・・古っ!  
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岩々な感じにもなってきて・・・紅葉の滝(標高1150m)と言うところに出たが、木々で隠れてチラッとしか見えず・・・
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紅葉の滝をチラ見しながら、左岩壁の鎖に沿った、木の階段状を登る・・・右眼下には柱状節理の谷が・・・
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チョロチョを渡ったり・・・・断崖をへつったり・・・またまた木の階段を登ったり下りたり、沢に架かる木橋を渡ったり・・・
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おっ、大きなスラブ状の岩が登場して来た・・・なんかいい感じの所だ・・・ ※クリックで各拡大可
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大岩にヤマアジサイがいい感じで寄り添っている・・・※クリックで拡大可
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○印に沿って沢を詰めて行くと・・・オ~、魚止ノ滝 6:45 (小休止10分)
この辺りまではゆっくりめではあるがほぼ順調・・・
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滝の下まで一瞬行って見たいと思ったが、今日は先が長いので迷いもせず諦め、花々の咲き乱れる登山道に取付く
なんて急登なんだ、それに滑りやすいし・・・    ・途中から魚止ノ滝の上部を見収める・・・クリックで拡大可
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シモツケや大好きなソバナの花が元気づけてくれる・・・急なのでロープが有り助かる・・・最後の水場かも・・・と勘違いして水を補給・・・まだ先にもありました・・・
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・鉄梯子の掛かった急斜面を下りるとまたまた沢に・・・             ・岩に取り付けられた木の階段を登る
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・木の階段を登り詰めた所からの風景・・・
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沢を進み二股は右に○印を追って・・・次々と出てくる木の梯子を登って沢を詰めて行く・・・※右拡大可
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・7:22 山側に取付く・・・         ・木橋を渡る
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出発したばかりは睡眠不足も物ともせず、快調な滑り出し・・・自分でもお~絶好調!などと思っていたが、やっぱり現実は厳しい・・・日頃の蓄積された疲労が段々ボディーブローのように効いてきて、まだまだこれからが本番と言うのに・・・少し進んでは立休憩を繰り返すようになった・・・が、幸いなことに足が痛くなっていない(昨年の聖岳~光岳縦走時には靴擦れで泣いた)・・・ザックが重いのでいつものように歩けないのはわかっていたが・・・テント泊にしなければよかった・・・なんて自分を呪いながら・・・それでも悲愴感はなく・・・何か目に見えぬものに支えられ気力を振り絞って登って行く・・・・・・単純にドMかもです・・・
・鎖場                   ・ゴツゴツ岩の登山道          ・木の根っこ絡む登山道
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・ガレ場、ウロコ上の巨大岩々横など通り抜け・・・ヒ~コラ ・・・やっと、大凪山2079mだ。10:08着
樹林帯で展望無しだが、小腹が空いたのでここで15分ほど休憩。
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大凪山より、餓鬼岳小屋まではまだ地図上で3時間以上・・・樹林帯にも日が差せばやはり暑い、が今日はうまい具合に時々ガスってくれ助かる。        ・崖地をトラバースしたり・・・
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・道の真ん中にひょっこり、ギンリョウソウ                    ・人が通らなければ藪になりそう・・・  
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雪の重みで曲がってしまったダケカンバなどを跨ぎながら・・・突然12:12 百曲り入口が ・・・。
どんなに大変な急カーブが続くのかと思っていたら、急な登りの部分は少しだった・・・
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お花畑となった斜面にはクルマユリやらコバイケソウなどの花達が・・・ガスっているので幻想的です・・・
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小屋まで30分、15分の表示が出て来て「もう少しだ」と元気づけられる・・・ウサギギクが可愛い!
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こんなに曲がってしまった木の横を通り過ぎると間もなくに赤い屋根が見え、餓鬼岳小屋に13:29到着。休憩を含め8時間22分。よく頑張りました。 通常の荷物ならコースタイムで休憩も含んで歩けているのに、負荷がかかると如何に弱い自分なのかよくわかる。でも予想していた通りのタイムで大幅に遅れる事はなかったので取りあえず  お天気はそれなりに良さげだったので、お昼を食べてから山頂に行く事にした。道中でGETした沢の美味しい水で大好きなマルタイラーメンを作って食べたが、激まずてビックリ!身体が疲れ切っていたのだろうか・・・お口直しにミルクティーとゼリーで復活!・・・
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・小屋の展望台より餓鬼岳を望む  ※クリックで拡大可     ・小屋から5分程で餓鬼岳山頂2647.2m
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・山頂からの展望・・・・唐沢岳方面(もう1日休みが取れれば行って見たかったなぁ)と明日向かうケンズリ方面への稜線(右)
 生憎ガスってしまって遠望効かず残念!     ※各拡大可
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ブロッケン現象が何度も起きたが、残念ながら光りが弱すぎ微かにしか見えません。餓鬼岳山頂・展望台付近のコマクサももう終盤。 那須の流石山と同じくこちらもトンボがいっぱい空に飛んでいた・・・
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夕食17:00小屋名物の「ちらし寿司」・・・評判通り、美味しい!・・・
んっ!小屋で食事?・・・もしかして小屋泊まり・・・ そうなんです。テント泊のつもりでしたが・・・来る途中で遠雷を聞いてたり、もしかしたら夜雨が少し降るかもしれない・・・なんて小屋の人から聞いてしまったので・・・ちょと揺れ、軟弱にも小屋泊まりに決定・・・明日早いし、撤収で時間かけたくないし・・・とか理由つけて・・・苦労してザックで背負ってきたものはなんだったのでしょう・・・ まっ、いいか、負担を減らして体力温存ということにしよう・・・
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小屋泊まりは15人もいなかったような・・・。ほとんどが燕岳から来た人で、明日は東山乗越に戻り中房温泉に下る人が多く、白沢三股に下る人は少ないようだ。
本日出会った人上りで単独男性3人、下り3組(4人グループ、単独男性2人)・・・と平日のせいなのか、メジャーでない山のせいなのか?・・・少なし・・・その分静かな山旅楽しめました・・・でも、やっぱ一気に1600mはきつかったなぁ・・・
明日は、今回の計画の中で一番の長丁場・・・どうなる事やら・・・とにかく少しでも眠らなくっちゃ・・・下界では熱帯夜が続いてるというのに、 小屋では毛布に掛布団で調度いいんだとか・・・  


その②へ続く・・・近日中、何とか頑張ります!



※相変わらず更新が遅くって・・・m(__)m
山から帰ってきたら食欲旺盛で参りました・・・少しは痩せて沢向きスタイルになれるかと思っていたのに・・・取りあえず夏バテせず頑張ってま~す・・・
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