再びの佐渡、そして飯豊へ③

 2013-06-26
▲2013.6.15(土)曇 単独
 昨夜眠りに就いてから、足のふくらはぎ辺りやお尻が傷かゆくって、何度か目が覚めた。朝見てみると毒気の強い虫に刺されたようで右8か所、左4か所、お尻1か所も赤くなって膨らんでいる・・・一体何の虫に刺されたのやら・・・山ダニで亡くなった方の情報もあるので、ちとばかり穏やかではないが・・・虫刺されの薬など持ってきておらず(反省!)時々かきながら我慢するのみ・・・どちらかというと今まで虫に刺されという事はほとんどなかったので・・・夫曰く「お前は毒気が多いから虫も寄って来ないんだろう・・・」、くろすけ曰く「箱入り娘で育てられたので防虫剤が効いているんです・・・」なんて、日頃下界では会話していたのですが・・・どうやら防虫剤の期限もきれたようです・・・お粗末!
 早朝4時30過ぎ起床。外はまだ雨が降っていたが、食事をしたり帰る準備を終える頃には何とか雨が止んでくれた。良かったぁ~!昨日は頼母木山に行くゆとりがなかったので、これからちょっと寄ってから下山することにする。(小屋で一緒だった男性の話ではそちら側にはチングルマハクサンコザクラも咲いているという事なので・・・)
6時半、小屋でご一緒した方々(4人)に挨拶をし、頼母木山目指す。ガスっていて展望は全くきかないが、雪渓を3度ほど渡り、シラネアオイや咲き残りのミネザクラなど見ながら約20分位で山頂に着く。
・ミネザクラ             ・チングルマとハクサンコザクラ
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・ヒナウスユキソウ          ・ハクサンコザクラ
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・真綿でできたようなお星さま、滴でキラキラ
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・ショウジョウバカマ(白)・ショウジョウバカマ(ピンク)・シラネアオイ紫のつぼみ
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今朝までの雨と風でハクサンイチゲがどうなってるか心配でしたが、ご覧の通り、まだ大丈夫!よかったぁ~・・・
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小屋に戻り(7:35)、誰もいなくなった中で小休止し7:52下山。予報どうり天気が崩れたので、こっちの小屋にしておいて大正解!などと思いながら、昨日来た道を引き返す。
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霧の中のハクサンイチゲも幻想的で中々良い!
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よく見ると花びらが散ってしまってるのもありますが、明日の日曜日位までならいい感じで見られると思います。
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名残惜しいがお別れです。ありがとう!ハクサンイチゲの花達、
いつまでも変わりませんように・・・。
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大石山分岐に8:29着。さぁ、これから昨日さんざんな思いをして登ってきた足の松尾根を下ります。時々ガスがとれ飯豊の峰々を垣間見ながら、時間がたっぷりあるのでゆっくり下山で~す。
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昨日は、疲労困憊で気が付かなかったツバメオモトも数株見つけました。昨日はほんとに周りを見るゆとりがなかったのだとあらためて思いました。
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くろすけは巨木も大好きなのですが・・・
霧に煙る中でいい感じで~す。
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滝見場の所で小屋で一緒だった女性3人組に追いつき、ここで初めて、今日登ってくる人(単独男性)に会いました。ここで20分程休憩し、やっと覗けた滝を見おさめてから出発。(10:28)
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ヤマツツジの朱赤色が時々目を惹く尾根を、雨に濡れた木の根に用心しながら降りて行く。スリリングな岩場の所では、団体20名位の人達とすれ違いましたが、明日の日曜日は天気が良さそうなので今日明日はもっと人が上がってくるかもしれません。くろすけは小屋がすいてる時でよかったぁ~・・・
やはり帰りも風もほとんどなく蒸し暑く大汗をかいてしまいましたが、無事登山口に到着(12:17)。もう二度と来れないかもしれないと思うと登山口で自分撮りパチリ・・・。(ワンパターンポーズ
タニウツギの花がたわわに咲く車道を奥胎内ヒュッテへと戻る。(13:07)(※奥胎内ヒュッテは6/17(月)から営業)
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 レンタカーを返す前に、小屋で一緒だった女性達に教わった新発田の日帰り温泉「あやめの湯」に寄り(400円)、一汗流し、遅い昼食(急に食欲も出てきてとんかつが食べたくなり、うまい具合に「かつ屋」と言う所を見っけ)をとり、新潟駅へ。
新潟駅からは、経費節約のため相変わらず夜行バスなのであるが、余りにも時間があり過ぎるので、ネットカフェを見つけて時間をつぶす・・・と言うよりか、横になって身体を休める。22:30発キラキラ号で新宿には翌日の5時到着。早朝の電車に乗り、自宅に無事ご帰還で~す。・・・・ふぅ~やれやれ・・・お疲れ様でした!


 頑張った人だけが見られる風景・・・「美しい!」
 頑張ったからこそ、一層美しく見える風景、花達・・・。
 またまたくろすけは、性懲りもなく「美しい!」を追いかけて行くのでありま~す・・・ 

<オマケ>
ニョイスミレ?でしょうか・・・自信がありません。
小さな白いスミレです。登山口に咲いていました。
(スミレ大好きなれど、どうもくろすけは「スミレ識別音痴」なのだぁ~
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※今日明日とまた山へ行く予定でしたが、今までの多忙・睡眠不足プラス今回の山で身体がかなり疲れていたので今日は久し振りに「休息日」と変更し、身体を休めました。朝から夕方までどんだけ寝るの・・・という位寝てしまいました・・・お蔭で身体がスッキリ、軽くなりました・・・体重は残念ながら変わりま・・・。
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再びの佐渡、そして飯豊へ②

 2013-06-23
2011.7/11~7/15 飯豊連峰全山縦走単独
<川入(民宿泊)―三国岳―飯豊本山(本山小屋泊)―御西岳―大日岳―烏帽子岳―(梅花皮小屋泊)―北俣岳―門内岳―地神山―頼母木山―大石山―鉾立峰―杁差岳―(頼母木小屋泊)―地神山に戻り丸森尾根下山―飯豊山荘>
 幸運にも丁度梅雨明け宣言日に入山。この年は残雪も多く、ハラハラドキドキの雪渓歩きも結構ありましたが、全行程天気に恵まれイイデリンドウ始めたくさんの高山植物とも出会い忘れられない思い出深い山行の一つとなりました。
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♥イイデリンドウ
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 今から2年前(上記)、飯豊山固有種の「イイデリンドウ」を是非見てみたいと縦走計画をたてている時、色々調べていると6月始め~2週目位にかけてハクサンイチゲの大群落に魅了され飯豊の山に登る人達がいることを知る。飯豊の山を背景にした白いハクサンイチゲの花達の写真・・・美し~い!・・・こりゃあ、この次はこの時期に行かねば~・・・と深く心に決めたのでありました。

<杁差岳~頼母木山>
2013.6/14(金)晴時々曇 単独
 昨日佐渡でのアクシデントで、新潟駅に着いたのは22:25と予定より大幅に遅れてしまった。山での食料の買い出しと登山口までの交通機関がないのでまたまたレンタカーの手続きで新潟駅南口を出たのは23時を過ぎてしまった。ナビを設定し、車をビュンビュンとばし、1時間20分ほどで登山口の奥胎内ヒュッテに到着(24:20)。奥胎内ヒュッテまでの道路は昨日6/13の午後調査が入り、午後3時には開通になった旨を夕方佐渡から確認しておいたのだが、すでに駐車場は20台近くも車が止まっており、みんな情報キャッチが早いなぁ・・・なんて思っていた。が、後でほとんどの車が工事関係の車だとわかった。
 連日の睡眠不足もあり疲れてるはずなのに車の中で中々寝付けず、結果的に目を覚ましたのが4時少し前、慌ててコンビニで買った助六寿司をほおばりながら準備し、4:33出発となる。
 さぁ、ハクサンイチゲちゃんに会いに行くぞ~!(気合
奥胎内ヒュッテから足の松尾根登山口までは車道を行く。小鳥のさえずりやタニウツギのピンクの花を眺めながら、大きな橋を二つほど渡り登山口5:16到着。スミレの写真など撮りながら5分ほど休憩し出発。気持ちのよいブナ林にはまだユキツバキが咲き残っていた。
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ブナ林の巨木のコブコブは色んな表情が見えて面白い。あっという間に平坦な道は終わり、噂に聞いていた足の松尾根の急登が待っていた。名前の通り、松やブナなどの木の根が絡みあった急登だ。木の根の張り出し方・絡み方は時に芸術的にさえ見えるものもある。今日の天気は午後から不安定になるとの事なので、できるだけ早く小屋に着きたいなぁと思っての早目の出発としたのだが、重いザック(避難小屋にはまだ水が引かれてないので今日と明日の分で水色々で約4㍑持参、今日の分を行動中に飲んでいけば、多少は軽くなるのだが・・・・ヒ~、これが重い)が、蒸し暑さに加担して、ジワジワと身体に応える。涼しい風でも時折吹いてくれれば大分違うのだが、非情にも無風!とにかくフゥ~フゥ~言いながらゆっくりと登って行く。姫子の峰に6:33、ちょとスリリングな岩場を通過し、滝見場に7:45・・・とこの辺までは順調に歩を運べたのだが・・・これより先、これまでの疲れと睡眠不足がボディブローのように徐々に効いてきて、昨年の谷川岳(初めてのバテと挫折体験)を彷彿とさせるような状態になってきていました。
・・・エスケープルートは無いし、戻るなら今、・・・しかし、こんな大変な所また来るのも厳しいし・・・うぅ~ん、頑張るかぁ~・・・数メートル歩いては休憩、水分補給・・・ゆっくりでいいんだ、頑張れ・・・と何とか励ましながら…英三の峰…ミニ雪渓…ヒドソの峰…水場分岐…ミニ雪渓…イチジ峰西の峰大石山(11:25着)へと頑張ったのでありました。ここまでに摂った水分(スポーツドリンク他)約1.5㍑(こんなに飲んだのも初めてでした。食欲なく唯一みかん4個のジューシーさに救われました。また、樹林が開け目に飛び込んでくる飯豊の峰々や様々なお花達が、「くろすけ頑張れ」と励ましてもくれました。)
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大石山に着いた途端安心したのか、うそのように元気になり、杁差岳までピストンする事にしました。(最初の計画では杁差避難小屋に泊まる予定でしたが、明日は天気が崩れるとの予報なので、鉾立峰の上り下りは雨では嫌だなって思ったので急遽宿泊先をなだらかなルートの頼母木小屋に変更しました。)

 ザックを分岐にデポし、必要な物だけ持って2年前に歩いたコースを行ってみることにする。(11:33)
これより大石山~鉾立峰~杁差岳で出会ったお花達(一部)と今回の主役「ハクサンイチゲ」です。
・シラネアオイ(薄紫)  ・シラネアオイ(白)   ・ミヤマキンバイ
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・イワカガミ(ピンク)  ・イワカガミ(白)   ・ハクサンチドリ
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・キバナノコマノツメ     ・ミヤマスミレ    ・ウズラバハクサンチドリ
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「ハクサンイチゲ」飯豊の峰々への讃歌熱唱
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・杁差岳の避難小屋(後ろに見えるのが山頂)
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・小屋の前から         ・小屋の後ろ(山頂方向)から
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杁差岳山頂の標柱は、2年前よりボロボロになっていました。山頂にいた単独の女の方の話だと雷が落ちて、ズタズタになってしまったんだとか・・・そう言えば、2年前あったはずの鉾立峰の標柱はなくなっていました。
雲も大分多くなり、お天気が心配なので、またまた写真を撮りながら早々に大石山に戻りました。(14:22)
・杁差岳山頂1636.4m
 左 2011.7/14    右 2013.6/14    ・2011.7.14 鉾立峰の標柱      
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・杁差岳を振り返る    ・右 これから向かう頼母木小屋方面(中央)
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大石山から頼母木小屋までは、緩やかな登山道なので写真を撮りながらゆっくりでも1時間もかからずに到着できました。
こちら側のハクサンイチゲは勢いがあり、花達の燃え尽きる前の激しさを感じました。美しい!
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見覚えのある小屋に着く(15:17)頃には、辺りはすっかりガスってしまい展望がきかず残念でしたが、重いザックを降ろしフゥ~やれやれ・・・です。先客(3人の女性達と単独男性=何れも新潟の方)の方達に挨拶をし、水は持参した分で間に合うはずですが、予備に少しと思い、小屋前の雪渓の雪を少し取りに行きました。先客の3人の女性達は、スコップを持参してきていてすでに雪を掘り出しお湯にしていました。単独の男性からは雪渓の右側をを10分ほど行った所に水がジャブジャブ出てる所がある事を後から教わりました。
雪を掘った後に、素足になりほてった立派な大根を冷やしたり、雪を石鹸のようにして顔になでつけたりして少しさっぱりしてから、シュラフを出し体を休めました。・・・ほんとに今日は良く頑張りました ・・・ぼ~っとしていると、何やら小屋の屋根を打つ音が・・・雨です。16時過ぎ雨が降り出し、次第に風も出てきて夜中にはゴーゴーと唸っている時もありました。
食欲は余りなかったのですが、かさばるラーメンと好物のごぼうと豆のサラダを食べ明日に備えました。夜中何度か目が覚め、もしや満天の★…なんて期待しましたが・・・× 
明日の天気予報は曇のち雨なのですが、何とか明日の出発までには今の雨が止んで欲しいものです。
そしてハクサンイチゲの花達が今晩の雨と風で散ってしまわない事を祈るばかりです・・・ 

<オマケ>
・イチジ峰を過ぎてから出会った猿たち
(5匹位いたかなぁ、去る(猿)者は追わず!
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             ※その③へ続く
満足の写真がいつも撮れなくて、似たような写真ばっかり、優柔不断で選べず、見て下さる方にはm(_ _)m
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