それぞれの鳳凰三山縦走 

 2014-08-27
鳳凰三山は、
山梨県の南アルプス北東部にある三つの山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)の総称。
日本100名山・新花の100名山・山梨100名山に選定されている。

夫と行く鳳凰三山縦走
2000.11/8~11/9 (初めての鳳凰三山。好天に恵まれ晩秋を楽しむ。)
青木鉱泉(ドンドコ沢)~鳳凰小屋(テント泊)~地蔵岳~観音岳~薬師岳~中道コース~青木鉱泉

ガイドブックに出ていた登山口までの道路がすでに廃道(旧道)になっている事を知らずに夜中入り込んでしまいそれがとんでもなく荒れた林道で恐ろしかった事。木々の間から見える星達がこれまた荒星の如く鋭く輝き、荒れた林道と合わせまるで魔界にでも引きずりこまれてしまうのではないかと思える程恐ろしいシチュエーションだった事。(ガイドブックは購入して間もない物だったのに・・・帰路は新道を走る。)
えらく天気が良く、11月だと言うのにジリジリと暑い日差しだった事。
ドンドコ沢のきつ~い登りを次から次と登場してくる滝に励まされながら頑張って登った事。
鳳凰小屋前の沢にはすでに氷が張っていた事。
夫がうっかりガスバーナーを忘れ、薪を集めて火起こしし何とか食事にありつけた事。
地蔵岳直下の砂礫の急斜面から振り返ると富士山が見えた事。地蔵岳のオベリスクにはくろすけだけ登り最頂部(チューリップ岩)の下から、八ヶ岳がモルゲンロートに染まっているのを見て感動した事。
小屋も閉まっていた時期のせいか、道中誰とも会わず(鹿1匹のみ出会う)夫婦二人きりの貸し切りの舞台だった事。
帰りの林道歩きで工事現場の人の車が止まって乗せてもらい親切に駐車場まで送ってもらった事。
青○鉱泉で温泉に入り、さっぱりして帰ろうと思ったら、「今日はやってない」と無愛想に断られた事・・・など思い出す。
                                ※デジカメは、まだ持っておらず写真アップできず残念!


単独で行く鳳凰三山縦走
2009.8/18~8/19 (単独) 「ホウオウシャジンにひと目逢いたい・・・
夜叉神峠~薬師岳小屋(泊)~薬師岳~観音岳~地蔵岳~御座石温泉

甲府駅よりバスで夜叉神峠登山口へ。
だいぶ昔秋にハイキングで来た事があり、五本松など見覚えのある登山道を行く。
・夜叉神峠…ヤナギランが咲き出していた。         ・白峰三山(左から農取岳~間ノ岳~北岳)
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南御室小屋で泊まる予定だったが、まだ少し時間があったので先の薬師小屋まで進んで明日の行程にゆとりを持たせることにした。
・苺平付近で出会った鹿        ・薬師岳小屋(泊)           ・薬師岳山頂付近
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・砂払岳~薬師岳~観音岳~地蔵岳に至る砂礫地や花崗岩帯には至る所にタカネビランジが・・・
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・観音岳からのご来光    ・雲海の上の富士山は薄いベールに覆われて・・・    ・八ヶ岳
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・観音岳山頂から甲斐駒ヶ岳(バック中央)やオベリスク(右) ・フッカフッカの小鳥   ・トウヤクリンドウ
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この年はタカネビランジ満開、大ぶりのもの、小ぶりのもの、白・淡いピンク~濃いピンクまで色いろ・・・
・健気で可愛い 岩の裂け目に・・・どうしてこんなとこがいいんだろう・・・
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・生きている、凄い!・・・目を惹く天然盆栽(オベリスクが見える)   ・赤抜沢の頭を目指す
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地蔵岳オベリスク・・・スピリチュアルな空間だ・・・天辺はそそられますね
今回もチューリップ岩の下までしか登らなかった。ロープがあるし試せばよかった・・・
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 ホウオウシャジン
 キキョウ科 イワシャジンの高山型で鳳凰山塊にしかない。
 貴花に逢いたくって熱い思いでやって来た・・・
  大胆にもスパイダーマンに変身したりして撮ったりもした・・・
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タカネビランジ
 ナデシコ科 南アルプスの特産種。
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鳳凰小屋ではヤナギランは三部咲き、シラヒゲソウが咲き出したと小屋のオーナーが案内してくれた。
・ヤナギラン                          ・シラヒゲソウ                              
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・ヤマホタルブクロ            ・ヤマハハコ (崖地の両サイドにビッシリ・・・)      
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・燕頭山で小休止。笹原の気持ちの良い所だった。
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レンゲショウマやセンブリとの思わぬ出逢いもあったり、コースに変化があり退屈しなかった。
・ソバナ                  ・レンゲショウマ             ・センブリ  
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が、ここから御座石鉱泉までの距離が長く感じ「まだかいなぁ~まだかいなぁ~…」と ため息まじりに下って行った事を記憶している。きっと疲れが出ていたのでしょう・・・
御座石鉱泉(色いろと噂・伝説?があるようだ。)で入浴、確かにこの温泉(お風呂)で、千円ちょっとと言うのは高いとは思ったが、湯上り後缶ビールを注文したら、主(おばあさん)は、小皿に漬物を添えてくれ、くろすけには親切に対応してくれた。世間話をしてる間にバスが到着し、バスに乗り韮崎へ~甲府~自宅へと電車を乗り継ぎ無事ご帰還と相成る。

そして、いつものようにカメラをパソコンに繋げて画像を見てみると・・・   
  全部ピンボケ~!・・・・・・こんな事になってるなんて・・・・・・大ショック!
その前の山行でカメラを雨で濡らしてしまったのが原因と思われます。気は使ってたんですがねぇ・・・。
幸い写真は大写しにしなければ、余りボケてるのがわからないようなので、小さくした状態で、その頃やっていた
ハガキ便:風の吹くまま気の向くままに「まっ黒くろすけの勝手便」を数日後友人・知人に送る。
(下記一部抜粋)

時にはひとりで・・・鳳凰三山
IMG_7673.jpg決して甘えない
あえて極限に挑む勇気と強靭さ
濃い紫に秘める気高さ
頭を垂れる謙虚さ
その超然とした様に私は強く魅かれる

。。。。ホウオウシャジン
(絶滅危惧ⅡA類)
                          byまっ黒くろすけ



そして、度目の鳳凰三山。
娘が前からお花畑を見たいと言っていたので、お花畑ではないが、限られた山塊にだけしか咲かない花達を是非見せてあげたい、前回の失敗写真のリベンジも兼ねて…と出かける事にした。
コースの決め手は温泉。夜叉神側に抜ければ、少し先に桃の木温泉(日本秘湯を守る会)があり、口コミでも中々評判がよいようなので楽しみにして・・・だったが。

娘と行く鳳凰三山縦走
2014.8/17(日)晴のち曇時々雨
 <甲府6:466:59韮崎7:10(バス1500円+荷物代200円)-御座石鉱泉8:02…10:45旭岳…11:28燕頭山…13:45鳳凰小屋(泊)

 韮崎発御座石鉱泉への始発バスは7:10、これに乗るために前日は甲府駅近くのビジネスホテルアサヒに泊まった。(素泊まり1人3000円)甲府駅から韮崎駅までは13分程。バスはくろすけ親子とご夫婦1組だけ・・・気さくな運転手さんが色いろ話てくれる・・・気になる熊はやはりこちらでもでるそうだ・・・40分程悪路も有り~の林道をバスに揺られ、御座石鉱泉でくろすけ親子のみ下車。バスを下りると、間もなくに御座石鉱泉の主に声を掛けられ、宿の受付の登山者名簿に記入しに行く。
・御座石鉱泉8:02スタート                          ・フシグロセンノウやミズヒキのお出迎い
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風がなく蒸し暑い樹林帯を行く。サルノコシカケ?太い木の根の張り出した尾根を行く。娘はいきなりの急登にもめげず、快適に歩を進めている。 頼もしい。天気は晴れのはずなのだが、雨が降って来た。幸い樹林帯なのでほとんど濡れないで済む。
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・土砂崩れ防止壁の横を通る。・まだ工事は続いているようだ。・娘が蜘蛛の巣のマンションだと表現…な~るほど!
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・面白いほどに種類の違ったキノコが登場してくる・・・(カッパさんの事を思い出す
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・タマアジサイ                                    ・ミヤマダケブキ
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・ソバナ(白に近い淡い紫)・・・なぜ蕾は順番に咲いて行かないのでしょう?
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登山道がはっきりしているので、「ゆっくりだと疲れる」と言う娘には先に行ってもらう・・・ 日曜日なので下山してくる人達と結構すれ違う。レンゲショウマは5年前の方がいっぱい咲いていたような気がする。ポツンポツンとしか咲いてないので娘は気がつかずに行ってしまったようだ。
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・モフモフの苔が色んな表情を見せている。
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・苔むした木に並んだミニキノコがメルヘンチックで可愛い!
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・7合目(10:10着)                               ・タマガワホトトギス
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・崖の横を通り抜けた所で10分程おやつタイム。雨が降ったり止んだりしてるせいか辺りは霧が立ち込め幻想的な雰囲気となっている。
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・旭岳(10:45着)の先の砂礫混じりの崖地にはヤマハハコ・シナノナデシコ・コゴメグサなどが咲いていた。
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・左下は砂礫混じりの崖
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この辺りからまた急登となる。娘はいたって元気で、バテル気配なし・・・
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・倒木や岩の苔がより美しい!苔の中のキノコ3兄弟が可愛い!
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・燕頭山(11:28着)・・・山ヨガもどきスタイル            ・幽山の雰囲気満天のサルオガセ
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・笹原の気持ちよい所だ。 大小の木々、倒木がいい味わいを出している・・・。
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・霧が立ち込め苔むす山肌に木立が美しい・・・南アルプスにやって来たど~「にわか山ガール」・・・。
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何度も崩壊地の横を通るがここは木の階段がしっかりとついている。(おどける娘)次のロープの張られた崩壊地は階段がほぼ土砂で埋まってしまっている。
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セリバシオガマの赤い葉っぱが岩の上にきれいに茂っている明るい登山道でお腹が空いたのでランチタイム。
12:10~12:30(ちまき・卵スープ・カボチャサラダ・抹茶とらまめ寒天・みかん)
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お腹もいっぱいになり、身体も重くなったが・・・
・大きな岩もヨッコイ・・・        ・木道だ・・・歩きやす~い!     ・木の耳・・・なになに!
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・ようこそ!と森の番人が・・・ジブリの森っぽい・・・ (くろすけワールド)
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突然雨が強くなってきたので雨具の上だけ着る。娘は昨日買ったばかりのおNEWだ。
・新しくなった木の橋                                ・木の階段も新しい
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雨は直に止む。富士山の見える展望台からは、何も見えず・・・。見覚えのある砂礫の白い山肌が右側に現れる。
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・ハリブキ                ・ヤマホタルブクロ     ・ダテカンバの縞模様がきれい!・・・と娘が。
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小さな木の橋を渡ると樹間より鳳凰小屋の茶色い壁が見えた。色とりどりのテントが張られ、小屋前も登山者で賑わっていた。(13:45着)受付で手続きを済ませ、急な階段を上がり2階のさらに上段へ。右から3~4番目が今日の寝床だ。
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小屋到着後も雨は降ったり止んだり、時に激しく…夕方青い空もちらっとは見えたが・・・。今日は予報では晴時々曇だったのに・・・山の天気は本当にわからない・・・雨の止んだ頃を見計らって小屋前のテーブルでくつろぐ。気温も下がって肌寒くなってきたので、お湯を沸かしポタージュスープなど飲んで身体を温める。
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・今年、ヤナギランはまだ咲き出したばかり・・・  ・まだこ~んな・・・ピンクに染まった所を娘に見せたかった~。
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そして、一番楽しみにしていたホウオウシャジンは・・・
まだ固~い蕾・・・超ガックシ!   
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小屋のオーナーの話によると今年、花達は10日位遅いんだとか・・・(8/25やっと咲き出したと小屋情報が・・・)

 夕方6時過ぎ電気もやっとつき夕食。今どき珍しい土間の食堂だ。登山客は30人位いただろうか。メニューは定番のカレー。(卵スープ・小皿に惣菜2種付)そして麦茶の他に緑色のワインボトルには小屋先の沢の湧水から汲んできたと言う南アルプスの美味い水が・・・。カレーは皮つきジャガイモやコーンが入って具だくさんでワイルド。辛さも娘には調度良かったらしくとても好評で、皆さんが次から次とお代わりするのでついつられ、娘もくろすけもお代わりしてしまった。
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談話室の炬燵で山の雑誌を見ながら一時過ごし、19:30の消灯前には床に就く。明日は長丁場だ。健脚な娘はどうやら何も心配なさそうだが、くろすけの治って間もない踵が気になる・・・。明日も天気予報では晴の予定なのだが・・・  

♦2014.8/18(月)曇時々晴……2日目
鳳凰小屋3:374:45地蔵岳(朝食)5:556:07赤抜沢の頭…7:35観音岳…8:10薬師岳(小休止)…砂払岳…9:45南御室小屋…10:30苺平…11:40杖立峠…12:49夜叉神峠…13:29夜叉神の森(登山口)バス1230円13:30-14:27竜王駐車場…14:35名取温泉(入浴代600円)…竜王16:19-16:22甲府(甲州夢小路~夕食)18:05-立川-自宅

 ご来光を見ようと3時過ぎ起床。外はまだ満天の星空だ。夫とも暗い中登り始めたなぁ…などど思い出しながら、ヘッドランプの灯りを頼りに樹林帯を登って行く。娘は一人だったら真っ暗で怖くって絶対行かない・・などと言っている。暫くすると地蔵岳直下の砂礫地帯となる。凄い急登だし、砂礫だし、蟻地獄程ではないが、非常に歩きにくい。夜明け前の大好きなセレモニーがすでに始まっている。
・右上に明けの明星が輝いている・・・
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・地蔵岳の岩稜帯の先にうねる雲海・・・
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・地蔵岳のオベリスク(左)・・・異空間に毎回ワクワクする!・・・
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大分空も白み始め、ルートもはっきりしてきたので娘には先に行ってもらい、写真を撮っていたが、見る見るうちにガスってしまいオベリスクは視界から消えてしまった。いい感じで朝焼けが始まっていたのに・・・
娘が一番乗りで山頂直下に着き、そのあと2組ほど登って来た。ガスってしまったが、取りあえず前回のようにオベリスクのチューリップ岩の下までは行ってみようと、ザックをデポし娘を従い岩山に取付く。足がかりはしっかりあるので高所恐怖症でなければ大丈夫。初めて登った時に見た八ヶ岳がモルゲンロートに染まっているシーンを思い浮かべて登って行く。
・この赤マークの裏側辺りが右の写真   ・ご来光見せてくれ~・・・
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・ラッキ~!ガスが一時切れご来光が・・・八ヶ岳は雲海の下・・・ちょっと残念!
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・小屋で隣りになった若者に撮ってもらう           ・地蔵岳基部近くまで下りて来た・・・
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・薄いベールの下には青空も見えるのに・・・         ・迫力ある雲海・・・
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地蔵岳直下の岩場で朝食。(シラス入り朝粥・ごぼうと豆のサラダ・ハム・コーヒー)お湯を沸かしてる間に、ホウオウシャジンの気の早いのが咲いていたりしないかと探すが、見つからず・・・超残念!
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身体も温まったところで、本日のロングコースへ向けてあらためて出発!ガスってしまって展望がきかないが、予報の晴を信じて・・・ 
・賽の河原もガスって一層荒涼感が・・・           ・ヤマハハコ
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・イワオウギの種子・・・可愛い!               ・赤抜沢の頭6:07通過
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・奇岩の岩稜帯をアップダウウンしながら・・・
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・燕岳のような雰囲気だ・・・
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・颯爽と行く・・・                          ・タフです!ゆとり・・・    
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・雲が流れ青空が~・・・             ・振り返ると赤抜沢の頭~地蔵岳が・・・
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・5年前と変わらず健在「天然盆栽」・・・自然が創り出した感動のアートだ!
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そしてまたまた振り返る
・地蔵岳2764mオベリスクが天を突く・・・カッコイイ!(天然盆栽も入れて)
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(小屋で隣りになった気のいい若者、暫し天然盆栽に見入っており待ちきれずやむなくシャッター切ってしまいました。お許しを・・・

・観音岳への鞍部(鳳凰小屋分岐)
右上の岩場の白シャツ少年を父親が撮っている・・・くろすけは、鞍部の娘をパシャリ・・・
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・岩の上で・・・山ヨガポーズ?
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何度も振り返ってしまう・・・
・赤抜沢の頭~地蔵岳(鞍部に一人、蟻のように小さく見える。)
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・タカネビランジ
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・左側の1輪は、今年初めて咲いたのでしょうか・・・
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・こんな岩場の間を登り詰め・・・               ・観音岳が目の前に・・・
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・観音岳山頂2840m 7:35着(ゆとりでおやつタイムをしていた娘) ・富士山も徐々に姿を現してきたぞ~・・・
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くろすけは、気にしていた踵の靴擦れ跡が再発し(念入りに補強してきたのだが)、少し遅れるように・・・。
下山口のバスは13:30分発だがくろすけのこの調子だとゆとりがなさそうなので、娘にはマイペースで進むよう指示、時々くろすけを気にしてもらいながら・・・
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・目の前に富士山を見ながら、緩やかな稜線を進む・・・
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・富士山の角もはっきりしてきた・・・気持ちの良い稜線だ・・・
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・太陽の日差しは何だか秋めいて・・・
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・右に薬師岳の山頂が見えてきた・・・
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・薬師岳山頂2780m 8:10着 北岳が少し顔を見せてくれた・・・
P8180220+(3)_convert_20140827215737.jpg 827_convert_20140827213745.jpeg P8180223+(2)_convert_20140827214455.jpg
山頂は平らで日本庭園を思わせる。20分程休憩する。(衣服調整・おやつタイム・くろすけの踵チェック)もっとのんびりしていたい良い所なのだが、今日は時間がない。まだ地図上でこの先約5時間近くもある・・・頑張らねば・・・。8:30出発
・おにぎり岩の三角ポーズ・・・ だそうな。
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・おやおや・・・やっぱ親子!
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・チシマギキョウとタカネビランジ                ・雲がもっと取れたらなぁ・・・
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・まだ体力にゆとり有り・・・             ・岩陰にも何とも人工的なキノコ・・・柄がグレーで何だかグロイ
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・眼下に雲が・・・高度感バッチリ・・・
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・もう見納めです、タカネビランジ・・・
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・タカネヒゴダイと並んで・・・
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・カタツムリみたいな岩・・・                   ・葉っぱが可愛い!
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右:シダの配列がGOOD!・・・などと時間にゆとりがないというのにを向けてばかり・・・
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                                   ・ガマ岩・・・やらせに応じるノリのいい娘・・・
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・いよいよ樹林帯に突入・・・                  ・苔むす岩・・・
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・セリバシオガマ(右上の岩に咲いてた。)          ・オヤマリンドウ(南御室小屋の花壇)
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ほぼ時間通りに南御室小屋に下りて来た。水場で水を少し補給。
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昨日と同じように霧が立ち込めてきた。地表は様々な苔に覆われモフモフだ・・・
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・お~い、娘さん。この森は如何かなぁ~・・・   ・時々日も差して・・・
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・モフモフ苔クッション・・・                               ・トッピングは何でしょう・・・    
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苺平まできたぞ~・・・         ・小さなキノコ達
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・黙々と下りて行く・・・                      ・ちょっと景観がが変わって来た・・・
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・靴擦れが辛くなり、娘とは大分距離が離れてしまった。記憶にしっかりと残っていた登山道だが、杖立峠からは急な下りも待っており、夜叉神峠までがえらく遠く感じた。若者に追い抜かれ、数組の人達とすれ違う・・・。
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植林帯に笹原が登場してくるようになり、登山道も歩きやすい・・・。ブナの混じる林となり、緩く登り返す。
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・笹原に1本のオニユリ?・・・人の声がしてやっと夜叉神峠12:49まで辿りついた。 5年前にはヤナギランが咲き始めていたのに、ありゃりゃ、1本も無い・・・たぶんここも鹿に食べられてしまったに違いない。残念だ!看板も5年前とは違っていた。
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「20分程待っていた」と言う娘はすこぶる元気。此処から夜叉神の森のバス停までは40分。何とか間に合いそうなので、娘に先に行ってバス待ちさせる事に・・・。歩きやすい登山道になったとはいえ、靴擦れが痛くそんなにスピードも出せないが、13:30のバスに乗らないと次は16:30なので間が空き過ぎてしまう。予定も狂ってしまうので、必死に頑張って下りて行く。
五本松(5本の松が合体してる)   ・ママコナ? の群生
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13:29バス停に到着。 セーフ!間に合った~、 ヤレヤレ!
バスはくろすけ親子を含めて7人。予定通り、桃の木温泉まで切符を買う・・・が、しばらくしてバスのガイドさんの案内を聞いていると、竜王の名取温泉にすれば時間的に無駄なく甲府駅前でもぶらり寄り道が出来そうとの事で急遽変更。追加料金を払い竜王駐車場で下りる。ここから徒歩5分の名取温泉(単純泉/炭酸水素塩泉:源泉掛け流し入浴料600円)へ。健康ランド風だったが、一番良かったのはサウナがあるので冷水風呂があった事だ。火照った足、疲労した筋肉には最適だった。時間的にすいてたし、硫黄臭の漂う温泉もなかなかの泉質だった。(右:半露天風呂)
natori01.jpg natori3.jpg なとり
風呂上がり、くろすけの踵の靴擦れをケアーし(またまた復活させてしまった、ここから5分程の竜王駅から一駅先の甲府駅まで出る。やはり下界は、太陽の日差しも強くジリジリと肌に刺す感じだが、心地良い風が暑さをさらってくれ助かる。

 娘が山梨に来る前に調べておいた、甲府駅北口「甲州夢小路」に寄り道。
古民家を移築したり、倉や倉庫、石畳など昔ながらの建築様式を取り入れ明治・大正・昭和初期の甲府城下町を再現。遠くからでも見える茶色の塔は、明治初期まで200年以上に渡って住民に時刻を知らせていたと言われる「時の鐘」を再現したものだそうな・・・。ウインドウショッピングを楽しみ、和カフェ「黒蜜庵きなこ亭」の桔梗信玄ソフトきなこムースを頂く。さすがこだわりきな粉に濃厚バニラ・・・メチャうま!
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バスの中で遅い昼食をとっていたのだが、娘はもうお腹が空いているという・・・やっぱ焼肉!…という事で、ネットで検索するが駅近くには無し…最寄りの居酒屋で妥協し「お疲れさん会」となる・・・。
焼肉の他にチジミやサラダ・石焼ビビンバなど注文して、くろすけは生ビールを頂く(娘は飲まない人)。娘の食べっぷりには感心し、くろすけはアルコールがほど良くまわり心地良くなり何だか眠くなってしまった。
予定通り甲府発18:05のスーパーあずさ28号に乗り、立川~国分寺~と電車を乗り継ぎ自宅には21時過ぎご帰還と相なる。

娘との山旅第2弾(前回今年1月裏高尾縦走)は、天候はまぁまぁ、楽しみにしていたホウオウシャジンを娘に見せてあげられない部分ではとっても残念でしたが、変化に富んだ縦走コースは、娘も気に入ってくれたようで何よりでした。いやぁ~しかし、前回といい今回といい、娘の健脚ぶりには驚かされました。普段ウォーキングが大好きで良く歩き回ってはいますが・・・若いという事も有り、普段から脚を鍛えているという事は、こういう差になるんだとあらためて感じました。そして、くろすけも年を少しずつ感じてい~ます。
オベリスクの天辺に登る事も今回はガスってしまったのであきらめてしまいましたが、尖がり大好きくろすけ、近いうちに是非チャレンジしたいなぁ・・・。ホウオウシャジンにもまた逢いたいし・・・「鳳凰三山」、いつ行っても魅力に溢れた山です。親子での思い出のページがまた一つ更新されました。 


※訪問して下さる皆様へ
毎日「眠り病」に憑りつかれた様に、昼となく夜となく眠く とにかく身体を休めようと遅くとも夜11時には寝る(今までは12時~1時過ぎが普通)・・・を守っていたら、ブログアップする事ができず・・・ 山(北アルプス方面)に行く予定の3日間が天候が悪いとの事で中止とし、やっとこのお休みを使ってまとめました。時間があったので、つい過去の分までアップしちゃいました。相変わらず写真は気に入るものが少なく、優柔不断で選べず同じようなものばかりとなっております。<m(_ _)m>
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聖岳~光岳縦走(南アルプス) 5日目(最終日)

 2014-08-13
2014.8/2(土)晴 単独
 光岳小屋4:50…7:02易老岳…10:56易老渡(登山口)11:00(タクシー)-12:30平岡(入浴)(電車)13:38-14:42飯田(高速バス)15:04-19:45新宿-自宅

 3:45起床。朝食(蟹雑炊とハムとミルクティー)をとり、4:30には出発するつもりで小屋の外に出た。
オッ、オ~~ッ、何と素晴らしい夜明けのシーン・・・。
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・静寂の中に繰り広げられる光りと雲のドラマチックシーン・・・
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・不動の峰々が眠りから覚めて行く・・・
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・暫し動けず夜明けのセレモニーに魅入る・・・
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イザルガ岳方面からご来光の様なので、やはり4時には出発してイザルガ岳山頂から360度の大展望の中でこのセレモニーを迎えればよかったと少し後悔した。・・・ご来光まで居られず心残りもあるが、4:50あらためて出発とする。今日は下山口の易老渡まで5時間40分の行程だ。タクシーは11時で予約してある。靴擦れの状態は最悪であるが約6時間で何とか歩ききらなければならない、予定より大分出発が遅れてしまったが、とにかく前進あるのみ・・・   
 易老岳の分岐までは往路を戻る。センジケ原でご来光を迎える・・・朝の誕生だ!
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静高平から谷筋に下りる手前で、中央アルプスとモルゲンロートに染まり始めた御嶽山(左)が浮かび上がっていた。これまた今回の縦走路の中で一番鮮明だ。やっぱ感動しちゃうな・・・。(写真では不鮮明ですが・・・
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昨日泣かされたゴーロの谷筋を下りて行く。昨日は負傷兵のように歯を食いしばりながら一歩一歩上がって来たのに、まだ歩き始めだし下りのせいか踵の靴擦れもそんなに辛くなく降りて行ける。こんなだったかな…と思うほど時間も短く感じた。シラビソノの樹林帯や泥濘を抜け、三吉ガレまでやって来た。ここからの展望は更に西側が開け、恵那山(左)から中央アルプスまでの山並みが眺望できる。ここでも昨日よりはっきりくっきりだ・・・。
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易老岳分岐に7:02到着。前日に光岳小屋に泊まらずに、茶臼小屋から光岳をピストンする人が多い(下山口:易老渡からの交通がないからと思われる)のだが、くろすけは同じ所を戻るのはあまり好きではないのでタクシー代は掛かってしまうが、片道分ならしゃぁないか・・・と別ルートを選んだ。どんな結果となるかは歩いてみないと分らない・・・ んな訳で、水分補給し、気も引き締めいよいよ易老渡を目指す。7:05 
・7:15 シラビソの樹林を下って行く。             ・7:20 木の根っこの絡んだ登山道
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・7:24 大きな岩場をトラバースして行く。
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馬の背と言われる尾根を通過、 ↴↴   8:31平らな広場を通過、
・8:20 立ち枯れの空間より空を仰ぐ・・・ ↗↗     ☇☇・9:10こんな激下りが続く・・・(靴擦れもちょっと辛くなってきた)
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・9:18 木立が美しい天然檜林
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・9:43 小さな鞍部?(大木有り)・・・
これより延々と激下りが続く。今日は土曜日なので、結構たくさんの登山者とすれ違う。下りながらここは上りに使いたくないなぁ・・・と ・・・今日は蒸し暑く下りでも汗をかき喉が渇く。結構水分も補給しているが、ポカリ系でない何やら甘い飲み物が飲みたくなった。朝作ったココアの事を思い出し、グイグイと飲み干す。ほろ苦さと甘味が丁度良く、脳みそにまで浸みこむようだ。まるで精力剤を呑んだように元気になり、靴擦れは痛いが頑張って踏ん張りながら急下降を行く。大木のあった鞍部から50分程で下山口との事だが、10:21面平⑤の表示の所までやって来た。100m単位で表示が付けられてるのだろうか・・・ここからが意外と長く感じられた。靴擦れの痛みは昨日程ではなくなったが、ちょっとした拍子に痛みが走る。うんざりしながらも、もう少しだ頑張れと自分に声を出してエールを送りながら、踏ん張って降りて行く。
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面平②を過ぎた頃だろうか、前方に白いワイシャツ姿の年輩の方がしゃがんでいる。・・・もしや、タクシーの運転手さん、会釈し声を掛けると、その通り・・・先に下山した人達から単独の女の人が「足が痛い」と言っていたと聞き、心配になって途中まで迎えに来てくれたのだ。話をしながらエンヤコラ、頑張って先頭になり歩いていると、 キャァ~、ヘ、ヘビが・・・突然登山道を横切った。「マムシだ・・・」運転手さん、傍らの石を素早くヘビの頭に数回叩きつけ果敢にもやっつけてしまった。どうするのかと思いきや、持ち帰り、皮は干して粉にし漢方に、身はかば焼きにして食べるとの事。「山うなぎ」とも呼ばれ絶品だとか・・・。 今日の車には瓶を積んでないので、生きたまま持って帰れないのが残念とも言っていた。・・・所で、そうそう、土砂崩れの事を聞いてみた。(昨夜、小屋でもう通れるようになったから大丈夫と聞いてはいたが・・・)今回の雨での土砂崩れは、いつも起きてる場所とかで、いつ遭遇しても大丈夫なように、車にスコップとか必要な物はいつも積んでいるんだそうな・・・。東京の人はこれ位の事で驚いているが、今回の程度は全然大したことがないとの事でした・・・ とにかくよかった。
・ノックアウトされたマムシ
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何やかやおしゃべりしながら下りて来たら、目の前に橋が・・・これを渡ったらゴールだ!ヨレヨレのくろすけで~す。
橋を渡り下山口10:56到着   良く頑張りました。お疲れ様でした。
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駐車場手前に滝のように岩壁から水が流れ落ちていた。運転手さんに待ってもらい、登山靴・靴下を脱ぎ、火照った足を冷やす。靴擦れの跡は超悲惨・・・バンドエイドはずれ込み剥がれ、真っ赤にただれた皮膚に血が滲んでいる。患部を冷水に当てると、んぎゃぁ~ し、しみる~、 痛~い!
これは???・・・ヨモギで~す。
・ヨモギをもんだものを踵(患部)に当てています。
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運転手さんがいつの間にかよもぎを取ってきてもんで、車に乗ったくろすけに「ハイ、これを当てておくといいよ・・」と、何て気の付く優しく親切な方なんでしょう・・・またまた感動です!
よもぎには、殺菌・保湿・止血など様々な効能があるんだとか・・・

易老渡からJR平岡の駅(長野県飯田市)まで約1時間半タクシーでドライブ。景色を楽しみながら、運転手さんとは色んな話をし、道中退屈しませんでした。途中で日本の秘境100選「日本のチロル」と言われている遠山郷・下栗の里の風景を「前が岩」と言うビューポイントで見せてくれました。いつか紅葉の頃に来てみたいと思っていた場所なので、これまたラッキー!
・左下に見えるのは遠山川
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・谷底に向かって標高800m~1100mの間に耕地や民家が点在する里
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あっという間に街中に入り、平岡駅の2階のスロープへ12:30ジャスト到着。素晴らしい、くろすけの予定通り!
運転手さんはマムシのお土産が出来たと言ってタクシー代も少しおまけしてくれて13000円で済んだ。何から何までとっても優しく親切な方でした。あらためて感謝致します。有難うございました。
JR平岡駅は、ふれあいステーション龍泉閣の中にあり、1階レストラン・2階が駅・3階宿泊施設、4階に小さいながらも温泉があり(入浴代300円)、超便利!

今日はお疲れ様で、生ビールを1杯頂く・・・トマトサラダも付けて・・・
・めっちゃ、うま!の定食。(天竜村で採れたジャンボなナス(約20㌢)を揚げ、甘辛の肉味噌がかかっている)
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13:38発の飯田行きの電車に乗らなければならないので、入浴は少し慌ただしくなってしまったが、それでも4日間の汗を流しさっぱりする事が出来、疲れも少しはとれ、身体が楽になった。
飯田駅までは約1時間ちょっと・・・天竜川や山々を眺めたり、中々の楽しめるローカル線でした。
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飯田駅からは相変わらず経費節約で、高速バス。15:04発で途中渋滞にぶつかったので新宿には19:45頃着。
電車を乗り継ぎ、自宅に無事ご帰還!・・・と相成りました。

 天気に恵まれ「聖岳~光岳縦走」は南アルプスの奥深さをあらためて感じる充実の4泊5日の山旅となった。
聖岳は聖沢をへつって入山したことから「へずる」が転じて「ひじり」になった・・・他諸説あるらしいが、遠くから見ると聖なる山にふさわしく風格と貫録があった。
光岳ではニョホウランは探せなかったが、聖岳で偶然見つける事が出来たのでラッキーだった。気になる光石はもう少し基部の方を探検してみたかったなぁ・・・でも「ミステリアスな白い岩峰」お気に入りとなりました。
そして今回の山旅、靴擦れで泣くなんて想定外でしたが、終わって見ると辛かった事より、やり遂げた満足感と様々なHAPPYな出会いに感謝するばかりです。5日間留守にして不自由をかけた家族にもあらためて感謝です! 

※訪問して下さる皆様へ
やっと何とか最終日のアップにこぎつけました。
お転婆おばさんの「聖岳~光岳縦走」、相変わらずまとめるのが下手ですが、楽しんで頂ければ幸いです。
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聖岳~光岳縦走(南アルプス) 4日目

 2014-08-12
2014.8/1(金)晴 単独
茶臼小屋3:45…4:28茶臼岳4:54…5:10仁田池…5:44希望峰5:47…6:04仁田岳(ピストン)…8:08易老岳…11:11静高平…11:46イザルガ岳(ピストン)…12:02光岳小屋12:45…13:00光岳…13:18光石光岳小屋(泊)

 3時過ぎ起床。早朝迷惑をかけないようにと、玄関先に荷物移動し整理後(今回シュラフ持参した為)、下のテーブルでキウイだけ食べて3:45出発。今日も午後3時位から天気が崩れるとの事なので、昨日同様予定より早めの出発とした。昨日小屋までの下りで「こんな所登って行きたくないなぁ」…と思っていた急坂も今朝はそれほどでもない。誰も来ないと思っていたら、今日は昨日上河内岳で出逢った二人ずれに早速に追い抜かれた。分岐より左に茶臼岳を目指す。ヘッドランプの灯りが不要となった頃大小の岩が重なり合う茶臼岳山頂2604m 4:28に着いた。
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朝食を取りながらご来光を待つが雲が分厚いようで、中々太陽が顔を出さない・・・。
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上河内岳・聖岳・赤石岳~恵那山~光岳など山容もはっきりしだした頃、ご来光まで待てないので出発。ガレ場を下り、ダテカンバやコバイケソウの群落地に入ると、小さな仁田池に5:10出た。水は茶色に濁ってた。
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木道が敷かれ歩きやすい登山道の周りのダテカンバが美しい。
ハイマツ帯も交え軽くアップダウンしながら歩を進めて行く。
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昨日の雨のせいか水溜りが池のようだ。展望が開けると、中央アルプスに御嶽山、そして恵那山などが昨日より大きく見えてきた。
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前方に立ち枯れが目立つこんもりした山が現れる。ハイマツ帯を登って行くとそこは希望峰5:44だった。
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希望峰より、ザックをデポし5:47仁田岳を目指す。ハイマツにすっかり覆われた登山道は足元が見えないような所があるばかりではなく、昨日の雨でしっかり濡れており、いきなりびしょびしょになり一瞬行くのをやめようかとも思ったが、「もう2度と来れない」が頭をよぎり突進することにした。
小さなピークを一つ越え、二つ目のピークが仁田岳2523.8m 6:04着だった。イワヒバリが「おはよう」とばかりに飛び立った。360度の大展望を楽しみ往路を戻る。(富士山もまだしっかり見えていた。)
・仁田岳                           ・仁田岳山頂より(左から兎岳~聖岳~上河内岳~茶臼岳)
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希望峰に6:26戻り、鞍部まで下る。明るいシラビソの樹林帯を行く。
P8010339_convert_20140811233346.jpg P8010340+(2)_convert_20140811234346.jpg
コバイケソウの大群生地を何か所か通るが今年は花芽一つ付けてない。花盛りの時は見事に違いない。
P8010341_convert_20140811233409.jpg P8010342_convert_20140811233702.jpg
赤い大岩の横を抜け、シダの天国地を行く。見事なまでに延々と続くシダの林床。鬱蒼とした森に朝の光りが射しこんでいる。苔むした倒木や、モフモフの苔が地表を覆い手つかずの自然が素晴らしい。
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緩いアップダウンを繰り返し、人の声が近づいてきたと思ったら、易老渡の分岐に8:08着いた。小広場になっており小休止。うっかり20m先の山頂を踏まず。(帰りに踏むことも忘れる
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休憩中に易老渡から登って来た人から、昨日の雨で土砂崩れが3か所あり、四駆でも来るのに難儀した旨聞かされる・・・ 明日下山だが、復旧しているだろうか・・・ ちょと心配になった。今から易老渡に下りると言う方(ご夫婦)が、「一緒に下りれば乗っけて行くよ」と声を掛けてくれたが、まさか本命の山を登らずして帰るなんて・・・そんな訳にはいかない・・・
明るいシラビソの森林~シダと立ち枯れの林を下って行く。右側の展望が開け、中央アルプスや恵那山などまだしっかり見えている…ガレ縁の原っぱと泥濘の低地など靴擦れをかばいながら頑張って歩を進めて行く。
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・苔大好き!・・・よ~く見ると色んな苔が・・・
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11:02  え~っ、此処を登るの~、ゴーロ状の谷筋だ…何と急な登りなんだ。
容赦なく照り付ける太陽、歩きにくいゴーロ状は、着地するたびに靴擦れの痛みが激しく、息を止めてう~んと唸るほど…今日で4日目という事の疲労も有り、この谷筋は地獄の登り道のように偉く長く感じ今回の行程中一番辛い時間帯だった。(ゆっくりしか歩けず約1時間位かかった)
・登り始めの所(写真より、現実にはもっと急登)     ・も少しで登り終える辺り・・・
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やや平らになった辺りで静高平の表示があり、水場は残念ながら枯れていた。
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真っ青な空の雲の動きが激しい。コバイケソウのミニ群落など眺めながら緩やかに登って行く。
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イザルガ岳への分岐に11:24着。ザックをデポし迷わずイザルガ岳へ向かう。ダテカンバとコバイケソウの群落地を通り越すと広いザレ地となり、緩い斜面を登って行くと平らな山頂のイザルガ岳2540m11:46だった。
雲多く展望はいま一つ。
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往路を戻る。光岳小屋が遠くに小さく見える。(写真中央微かに) 
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分岐よりセンジケ原となり木道を行く。近くに見えた小屋が疲れているせいか中々着かない。
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ハイマツ帯を抜けやっと光岳小屋に12:02着。もうヨレヨレだ。受付でお迎えの美味しいお茶を頂く。地元の川根茶との事。緑茶大好きのくろすけ、五臓六腑にしみわたり、 細胞も蘇生して行くかのような美味しさでした。手続きを済ませ、部屋に荷物を置き、靴擦れは痛いが、昼食の前に光岳と光石に行っておく事にする。
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シラビソにダテカンバ、コバイケソウの目立つ登山道を15分程で光岳山頂2591.1m 13:00着。
樹林の中で展望無し。
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光岳山頂より少し先に展望の良い所有り・・・開けた展望からはこれから向かう光石の白い岩峰が見えた。
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更に急下降していくと、目の前に石灰岩の岩峰:光石が・・・ 13:18 
夕陽に生えて白い石灰岩の岩峰がテカテカ光って見えたので、光(テカリ)石・光岳と呼んだんだそうな・・・
 (くろすけの写真は小屋で一緒になった方に撮って頂く。)
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・岩の裂け目に強くたくましく咲く花達・・・
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・お好みですかスリリング!・・・ミヤマムラサキ
 この花のすぐ先は断崖絶壁です。
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・ギンロバイ?・・・光石の下の方に咲いていた。
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時間があったので光石の下の方にも下りてどんな花が咲いてるか見てみたいと思ったが、段々ガスって来るような感じだったので、珍しく消極的になり、展望を楽しんだだけで小屋に戻ってしまった。・・・行っときゃよかったなぁ・・・
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 遅い昼食(カレー)をとり、またまた小屋の方にバンドエイドを分けてもらい靴擦れのケアーをする。靴下を脱いで見てみると、バンドエイドと皮はよれてしまって、真っ赤に腫れ上がった皮膚に血がにじみ出ていて少しでも触れると飛び上るほど 痛い悲惨な状態だった。足を冷水で冷やしたかったが、水場までは急な下りを往復20分、冷たく美味しい水がジャージャー出てるとの事だが、今のくろすけには行くパワーがない。ボディー用シートでふき取るだけで我慢した。
 夕食前後は小屋の方達とおしゃべりしたり、明日の確認をしたりして時間を過ごす。部屋はオープンスペースで今回も一番端、団体のキャンセルがあったとかでゆとりのスペースだった。夕方はガスってしまって展望無し。
7:30消灯…寝つきは悪かったが2時間位爆睡したようだ。その後1時間おきに目が覚めるが12時過ぎ外に出てみるとガスったままで何も見えなかった。2時過ぎ、また外に出てみると今度は星が出ていたが気のせいか少なく見えた。
明日の最終日、幸いお天気はいいらしいが、靴擦れはどんな塩梅だろうか・・・。無事にタクシーの待つ易老渡に予定の時間に着けるだろうか・・・。      


          ※5日目に続く

※訪問して下さる有難く貴重な皆様へ
 パソコンを買ってまだ1年位なのに不調となり、5日ほど使用できない状態でいた。昨日(8/10)娘に「リフレッシュする」とかいう操作をしてもらいやっと使用できるようになった。OA器機にめっぽう弱いくろすけ情けないです。すっかり記事のアップが遅くなってしまいましたので、コメントは最終日5日目の記事アップが終了してからまとめて頂きます。よろしくお願い致します。
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聖岳~光岳縦走(南アルプス)3日目

 2014-08-11
2014.7/31(木)晴~夕方一時強雨・雷~曇 単独
聖平小屋3:25…4:37小聖岳4:46…5:46前聖岳6:08…6:28奥聖岳6:50…7:15前聖岳7:30…8:30小聖岳8:37…9:21薊畑…9:45聖平小屋10:30…12:16南岳…13:04分岐13:08…13:18上河内岳13:22…14:59茶臼小屋(泊)

 3時起床。炊事場でキウイと今日は野菜スープでエネルギー補給。今日の行程は地図上で9時間25分と今回の行程で一番ロングの縦走日だ。午後から天気が不安定との事もあり、靴擦れが痛く時間が掛かる事を思うと予定より30分早めて出発する事にした。必要な物だけサブザックに詰めて、3:25出発。星明りとヘッドランプの灯りを頼りに歩を進める。靴擦れは靴を履く時と歩き始めが「うぅ~っ 」と辛かったが、荷物も軽いので何とか痛いながらも順調に歩けてる。薊畑を3:48通過、暗い中を歩くのは、怖くないと言ったら嘘になるが、怖さと好奇心のドキドキと共に、何か強力な磁力のような熱いエネルギーに導かれいつも歩いて行ってしまってる。・・・ ヘッドランプの灯りが必要無くなった頃、進行方向右側(東)の視界に突如富士山が出現した・・・。
お~ぉ、素晴らしい! 4:36 ご来光前の富士山
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♦小聖岳2662m (4:37到着)より聖岳を仰ぐ(10分程富士山堪能小休止)
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♦4:46 刻々と変わって行くシーンがたまらない・・・
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♦4:58 夜明けのセレモニーと共に、ガレ場をゆっくり踵に負担が掛からないように登って行く。
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♦前聖岳山頂3013m 5:46到着
誰も居ません。素晴らしい360度の大展望!暫しくろすけ一人占めの舞台鑑賞。
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♦ 充電完了!  山名表示の右に薄く見える▲が仙丈ケ岳、小さなもっこりが塩見岳
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うっかり聖岳からの展望を動画におさめただけで、それぞれの名峰を個別に撮っておくのを忘れてしまった。 北アルプス方面は、雲が掛かって見えるような見えないような微妙な眺望でした。一人早朝の三千メーター峰に立ち、大感動に浸っていると、若者3人が登頂してきた。挨拶を交わし互いに写真を撮ってあげたりした後、6:08ゴツゴツの岩場を下り、奥聖岳へと向かう。なだらかな登山道の両サイドはキバナシャクナゲやミネズオウ・チングルマなど咲いていた。花は少ないが花達を見ると気分は更にルンルンになる。残雪の手前にクロユリが2輪咲いていると小屋の人から教わったが、見つからなかった。残念! 20分程で・奥聖岳山頂2978.3m(6:28着)
・左は赤石岳、右は奥聖岳                   ・奥聖岳山頂からの赤石岳が、より迫って見える。
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♦奥聖岳からの富士山・・・まるで日本画のようだ!
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・中央アルプスと左側に薄~く御嶽山              ・西側に恵那山
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・上河内岳~茶臼岳、そのバックに南アルプスの深南部の峰々
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こちらにも誰もまだ登頂してきていません。20分程展望を楽しみお花の写真など撮りながら6:50往路を戻る。
・イワカガミとチングルマ                     ・ミネズオウ
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・チングルマとミネズオウ                     ・アオノツガザクラ
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・奥聖岳方向から見る聖岳・・・
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・7:15聖岳に戻って来た。これから縦走する上河内岳~光岳までの稜線をあらためて目で追う・・・
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・小聖岳への稜線と上河内岳~光岳まで
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またまた展望を15分も楽しんでしまった。後ろ髪を引かれるが、まだ先が長いので決断し聖岳を後にする。
行きに暗くて見えなかった風景や花達を楽しみながらガレ場を慎重に下って行く。
・彩雲もどき・・・                          ・富士山に雲がたなびくようになった・・・
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・大好きなイワツメクサ                                  ・タカネツメクサ
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ガラガラ、ザレザレを下っていると、 何やらピンクの花・・・どれ、撮っておくかぁ~・・・んっ!  
これってもしかして・・・          ニョホウチドリ             
ラン科  ハクサンチドリ属  準絶滅危惧(NT)
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崖地の際です。ほとんど気がつかれずに通り過ぎて行ってしまうようなところです。
ちょっとお転婆をして・・・ カシャ!・・・初めての出逢い 
光岳の方に咲いていると言う情報しかなかったので、こんなに早く想定外の所で出逢えるなんて超ラッキー!
せっかく逢えたのに、カメラの調子悪くて、うまく撮れない・・・悔しい
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・ミヤマムラサキ
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・シコタンハコベ
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                 ・イワベンケイ                       ・ヨツバシオガマ
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・ミネウスユキソウ                        ・チシマギキョウ
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花達は北岳ほど多くないがそれなりに咲いている。
・岩壁にミヤマムラサキ                     ・ハクサンシャクナゲ(聖岳を振り返る)
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・富士山にこんなに雲が掛かってしまった。         ・小聖岳にて聖岳をバックに・・・
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ザレ地を過ぎるとダテカンバの林やマルバダケブキの大群生地となるがまだ咲き始めだ。
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マルバダケブキは鹿が食べないのであっという間に大群生になってしまったらしい。ひょこひょこ歩いていると、
オッ、またしてもニョホウチドリ発見!1本だけ健気に咲いていたが、少し花びらは傷んでいた。
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空の雲は目まぐるしく変わって行き、様々な表情を見せている。大好きなマツムシソウが咲き出していた。
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・振り返って見る聖岳・・・
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薊畑は鹿の食害を防ぐためネットで囲われていた。    ・下の方に分岐が見えてきた。
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分岐に戻ると丁度小屋の方が居て、写真を撮ってもらった。(奥の山が聖岳)
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9:45小屋に戻り、遅い朝食をとる。先程の小屋の方が親切にWELCOME用のフルーツポンチをサービスしてくれた。嬉しい!靴擦れの跡をチェックしたら、悲惨な事に水ぶくれは敗れ、皮がずれ赤い肉が見えていた。触れると超痛~い! バンドエイドを貼り直し、ケアーをし、10:30さぁ、あらためて出発だ。此処から地図上では4時間で茶臼小屋だ。天候が急変する前には到着したい・・・。
 分岐より右に樹林帯を進む。こちらにもオサバグサの残り花やコバノイチヤクソウなどが咲いている。蒸し暑いし 、登りではやはり踵が痛く辛いのでゆっくり登って行く。展望が開け前方に岩場が見えるが岩頭だろうか・・・見晴らしの良い岩場に到着すると聖岳はすでに黒い雲に覆われていた。今日は早朝から雲の動きが激しくやはり天候の急変が心配だ。急ぎたくてもこの足では急げないが、写真撮りのみ休憩にしてとにかく頑張って歩こう。ダテカンバやナナカマドの木々を見ながらいつの間にか南岳に12:16到着。
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ガレ場を下り東側のお花畑をトラバースして行く。マルバダケブキの群生はこちらにも多くみられる。
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・イワオウギ                     ・まるで庭の様なレイアウト(岩とキバナシャクナゲ)
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・ハクサンフウロ       ・キバナシャクナゲ      ・タカネナデシコ      ・ハクサンチドリ
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・タカネコウリンカ             ・トリカブト               ・ミヤママンネングサ
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色んな花達にエールを頂きながら今度はこんな赤石ゴツゴツの所を登って行く。
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・ミツバオーレンの群生        ・コバイケソウとキバナノコマノツメ   ・イワカガミ
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・点々と白く見えるのはキバナシャクナゲ            ・ミヤマダイコンソウ
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13:04上河内岳への分岐に出た。足は痛いがもう2度と来れないと思うと往復20分との事なのでザックを置いて登っておく事にした。(13:08~13:18着)上河内岳2803m ガレ場の山だ。展望は雲多く今ひとつ。
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13:30分岐に戻り、ヤセ尾根のガレ場を下って行く。先の方はガスって来てしまってよく見えない。
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13:50 奇岩竹内門とはこれだろうか・・・。森林限界を超え歩きやすい登山道を行く。
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ウサギギクがポツンと一輪・・・、ザレ場をトラバースしていると先の方に亀甲状土の草原が見えてきた。
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亀甲状土…直径1mから3mの礫質多角形土(大小の礫が規則的に並んでつくられる地表の多角形の模様)が形成されている
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14:30目の前に瓦礫の山が出現。物凄い急斜面だ。もうそろそろ着く頃と思っていたのに、最後まで楽させてくれません・・・ 最後の力を振り絞って一歩一歩足をカバーしながら登って行く。どれだけあるのやらと思っていたら6分ほどで通過した。ヤレヤレ! 歩きやすい裸地の登山道となるが、にわかにガスが覆ってきて、分岐に着く頃14:48には視界がほとんどなくなってしまった。分岐より岩ゴロゴロの急坂を下り、本日の宿泊地茶臼小屋に14:59やっと到着。 良く頑張りました。お疲れ様でした。  
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受付で手続きを済ませ、2階の部屋に入り暫くすると物凄い屋根を叩く音がした。 雨だそれも物凄い強い雨だ。
雷も鳴りだした。ベストなタイミングで小屋に到着したものだ。山の神・天の神に感謝である!
雨は1時間半位で止んでくれホッとする。テン場の水場に足を洗いに行く。火照った足には快感だったが、両踵は、皮はめくれあがり、真っ赤な肉は冷水が当たるたびに悲鳴を上げた。 小屋でもらったバンドエイドでケアー。
17:00 の夕食後、小屋より富士山が見えた。(左:笊ケ岳~中央に富士山)
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・富士山・・・見えると嬉しいもんです。何べん見ても飽きません。
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部屋は奥の一番端で隣りに人が居なのでゆったりのスペースだった。
8時消灯。身体は疲れているのに、またまた眠れない。 今宵も満天の星空だ。天の川もはっきり見え、銀河の大宇宙に思いを馳せる・・・    


   -4日目へ続く。-

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聖岳~光岳縦走(南アルプス)1日目~2日目

 2014-08-11
「聖(ひじり)岳・光(てかり)岳」。。。
何やら神の降り立つ地の様な神々しを感じさせる山名。
いったいどんな山なのだろう・・・ずっと気になる存在の山であった。

 昨年8月末縦走予定していたが、体調を崩し行きそびれ、今年こそはと、あらためて計画を練っていた。コースは、易老渡側から入・下山する周回コースが一番いいように思われるが、バスの便がなく、往復タクシーなんて贅沢はできず(夫に5日間も車を借りる訳にもいかず) 、やむなく椹島から入山し聖岳~光岳~易老渡へと下山するコースを選択した。山は静岡県葵区と長野県飯田市の境界にあるため、天気予報も微妙だ。取りあえず、出発前日の予報では3日目~4日目に雨マークが入っていて、少々気になるところ・・・ いつものように慌ただしいなか、好天を願いながら 決行日を迎えた。

2014.7/29(火)晴  単独 
自宅~東京駅8:03(新幹線ひかり463号)-9:06静岡駅9:50(バス:しずてつジャストライン)-13:25畑薙夏期臨時駐車場14:00(バス:東海フォレスト)-15:05椹島ロッジ(泊)

 珍しくの出発だ。
今日は登山口まで移動の日。新幹線~バスを2回程乗り継ぎ(約4時間)山深き南アルプス南部の登山基地:椹島ロッジまでやって来た。
椹島ロッジは、2009.8/3~8/7 赤石岳~荒川三山(M社ツアー)の時に来て以来だ。5年前のあの時は、東海フォレストのバスに乗り換えてからの約1時間が、物凄い悪路でビックリした記憶があったが、その後のくろすけの悪路慣れのせいか、でこぼこ道や土ぼこりがひどい位では驚く事もなくなっていた。ロッジの敷地内にヤマユリの花が満開だった事も思い出し、その場所に行ってみたが、ヤマユリは影も形もなかった。残念!

施設利用券3000円をバス乗車時に購入するが、宿泊代精算時にこの分を引いてくれる。
 NO.001448がすべてを語る(語呂合わせで14年(2014)は幸せ)・・・と、勝手に解釈するくろすけ
見~っけ!こんなん大好き石ころアート ・・・レストハウス内売店にて
 くろすけは、形の面白い石や、特に色・模様の美しい天然石に魅かれます・・・
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・変わってなかった芝生の広場、そして端の方にはネジバナ群生が・・・この写真ではよく見えないですね
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敷地内の白籏史郎写真館や水辺の広場(河原)などで、夕食(17:00)までの時間をつぶす。
食堂で30人位の人達と夕食後、入浴(運よく一人)し、別棟の旧クラブハウス内(男女相部屋)にて、明日の予定を確認しながら寛ぐ。19:30する事もないので床に就く。(男性4人女性はくろすけ一人だけだったが、部屋が広くゆとり有りだったので特に問題なし)・・・  
いつものように今晩も眠れず、夜中外に出ると真っ暗闇に満天の星空だった。久し振りに夜空にみっしりと詰まった星々を見た。明日は良い天気に違いない・・・ 


2014.7/30(水)晴 単独
椹島ロッジ4:05…聖沢登山口…5:35出会所小屋跡…6:26聖沢吊橋6:50…7:50造林小屋跡…乗越…9:18吊橋…岩頭滝見台…11:54聖平小屋(泊)

 3:30起床。炊事場で簡単に卵スープとキウイで小腹を満たし4:05出発。まだ真っ暗なので、ヘッドランプを着け歩いて50分程の登山口まで向かう。
椹島ロッジから、送迎用のバス(宿泊者無料)で聖沢登山口(6:30出発6:40着)まで行くこともできるが、夏は涼しい内に少しでも早く行動したいタイプなので、敢えてバスは利用せず。
まだ薄暗い中に赤石岳の鋭鋒がシルエットで見えた。もう一度登りたい山だ。・・・この時間歩いてる人は誰もいなかったが、登山口に着く(4:52)頃にはすっかり明るくなり、ほっとする。
 登山口4:58出発、杉や桧の薄暗い林を登って行くがいきなりの急登だ。小さな崖地をトラバースし、道が平坦になり倒木が目に入るとそこが出会所小屋跡だった。
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幾つもの柵や鉄橋を渡りながら、植林地帯をトラバースして行く。
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ゆらゆら揺れる聖沢吊橋を6:26通過。下は、勢いよく川の水が流れている。こんなんは、冒険的で楽しいなぁ・・・気持ちの良い所なのでここで朝食タイム。そして、スタート時から気になっていた踵の痛みを、靴を脱いで点検・・・んぎゃぁ!何と両踵に靴擦れができているではないか・・・こりゃ大変と、皮が破れたりしないように、バンドエイドで補強。(こっ、これは靴擦れで泣いた2011.7 の飯豊連峰縦走を彷彿とさせる・・・嫌な予感)靴は一番大事といつも奮発して、足もきちんと計測して合うものを選び、試し履きもしていたはずだったのに・・・でも、よく考えるとこの靴は、昨年2月に購入し一度雪山に履いたっきり(何んの違和感もなくすこぶる調子が良かった。)の靴だった。飯豊の靴は、3回ほど微調整してもらい、インソールをスーパーフィートに変えたりして、6~7時間は、持つようになっていたので、ついもったいないとこちらばかり履いていたのだ。今回ロングの縦走なので・・・と、つい1度きりの快適さを信じ新しい靴を選んでしまったのが・・・大間違いのもと、浅はかでした。飯豊の事を思えば、数か月前から再度試し履きすべきでした・・・と猛省したのでありますが・・・スタートしたばかりでこんなですから、これからの縦走を思うと・・・ とにかくケアしながら、頑張るかぁ・・・ 
あれやこれやしてる内に、単独の女性が追い越して行った。吊り橋の袂からもかなりの急登が待っていた。踵の靴擦れには致命的な傾斜だ。 ブナの巨木が混じる林や尾根筋の急登をヒィ~ヒィ~言いながら登って行く。造林小屋跡7:50通過。
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大きな松の木の根の張り出した所に出た8:41。乗越だろうか。(小休止)樹林越しに山が見えるが、聖岳?・・・
苔むした岩や倒木の間を水が小さな滝のように流れている。水場のようだ。9:00
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気持ちの良い林を行く。遠くに聖沢大滝が見える。直ぐに激登、 岩まじり荒れた登山道の急下降。
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第2の吊橋にやって来た。こちらは、最初の吊橋より、板切れが傷んでるし抜けてるし粗いしで超スリリング!
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ロープの張られた崖地をトラバースすると、また水場のようだ。カイタカラコウやトリカブトの花の間を冷たい水が流れている。カンカン照りの涸沢を2本トラバースし、また山へ取付く。お花畑と地図上には出ているが、乾ききった登山道の足元には、イブキジャコウソウのみが咲いていた。
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展望が開け聖岳? アップダウンを繰り返し、小さな丸太橋も幾つか渡り、進んで行く。
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見晴らしの良い岩場に出た。(岩頭滝見台)断崖の下に流れる清流。右の写真中央より右当りに男性が居る。
登山道から離れているが釣り人なのだろうか・・・。
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・オサバグサ                ・ニリンソウ               ・ゴゼンタチバナ
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林の中を心地良い風が吹き抜ける。足は益々痛くなってきていたが、頑張るしかない。滅多に使わないストックも今回は大活躍。助かる・・・ 沢に向かって降りて行くと、台風の爪痕なのだろうか、薙ぎ倒された木々が沢を覆い尽くしている。まるで木々の墓場のようだ。沢を横切り、また軽く登り返して下って行く。小さな橋を渡り、明るいシラビソの樹林帯に入って行く。
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何気に沢沿いの方に(左側)目をやると、ピンクの花が目に飛び込んできた。
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・イブキジャコウソウ                      ・ミヤママンネングサ
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・ミヤマミミナグサ
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小さなお花畑を楽しみ、シラビソノ樹林を抜け、2つ目の橋を渡る。赤石山系らしく、清流に赤石が映えて美しい。
水をすくって飲んでみる・・・美味~い、南アルプスの水!  
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河原には、クルマユリ、トリカブトなどがぽつんぽつんと・・・。         3つ目の小さな橋を渡ると・・・
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登山道の両サイドはふかふかの草原だ!こんな所で昼寝したいなぁ・・・  そして、4つ目の橋を渡ると・・・
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聖平小屋が見えてきた~・・・。WELCOMのフルーツポンチが・・・しみいります・・・身体中に…ハートに・・・
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小屋到着11:54が、やはり靴擦れの痛みのせいで予定より遅れたので、「天候が良く時間的・身体的にゆとりがあったら聖岳まで行っておこう」…なんて計画は当然のことながらおじゃんになった。受付で手続きを済ませ、ふらりと散歩に出て昼食をとる事にした。
小屋から抜けると直ぐに木道となり、立ち枯れの木の先に、分岐が見えた。明日のコースの山々も見える。
・分岐に向かう途中から・・・上河内岳             ・アングルを変えて・・・南岳~上河内岳
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・振り返ると、小聖岳と聖岳が・・・。
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昼食中に、聖岳にかかる雲は段々取れなくなり、夕方にはすっかりガスってしまった。今日11時に小屋に到着してすぐ聖岳目指した方の話でも山頂では展望は得られなかったとのことなので無理して行かなくて良かったと思った。
鹿の食害で、この付近の花は食い荒らされ、只今復帰をかけてネットなどで保護しているんんだとか・・・ニッコウキスゲも多かったらしいのだが、やっと3輪ほど咲いていただけだった。
・ちょっとさみしいお花畑・・・オトギリソウ
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夕食は5時過ぎ。その後足のケアをするが、両踵は残念ながら水ぶくれになっていて今にも破れそうな感じだ。熱っぽく、触れればぎゃぁ~痛い!バンドエイドは患部よりはがれ、ずれたり取れたりしていた。バンドエイドの上から更にテーピングすればよいのだろうが、持参してなかった。調度4枚残っていたバンドエイドでしっかりと補強する。明日は今回の縦走の中で一番長い行程だ。歩き方も工夫して頑張るしかない・・・こんな事で戻る訳にはいかないですもの・・・

 小屋では、くろすけの両サイドは横浜と山形からのそれぞれ単独女性。山形から来ていた方は、今日で縦走8日目とかでそれも両足にギブスを装着しての歩行というスンゴイ人で、明日は光岳小屋まで行くとの事。横浜からの方は、聖沢吊橋の袂でくろすけを抜いて行った方で、今日聖岳まで往復してしまったという健脚者であった。スンゴイ方々に挟まれて20:00ご就寝。・・・・今晩も相変わらずの寝つきの悪さで~す。・・・夜中外に出てみると今宵も満天の星空。昨日より見える範囲が広いので、遍く銀河の美しさに暫し酔いしれました。  

          -3日目へ続く-


※訪問して下さる有難く貴重な皆様へ
 パソコンを買ってまだ1年位なのに不調となり、5日ほど使用できない状態でいた。昨日娘に「リフレッシュする」とかいう操作をしてもらいやっと使用できるようになった。OA器機にめっぽう弱いくろすけ情けないです。すっかり記事のアップが遅くなってしまいましたので、コメントは最終日5日目の記事アップが終了してからまとめて頂きます。よろしくお願い致します。
<m(_ _)m>

カテゴリ :登山:南アルプス トラックバック(0) コメント(-)
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