鼻曲山

 2012-09-28
 9/18(火)~19(水)で上高地の霞沢岳を計画していたが、またしても天気があまりよくないようなので中止した。単独の良さは天気が悪ければ取り止めも容易な事だ。家の事をしながら時間を過ごしていたが、やっぱどこかに行きたくなって、天気の良い所でツァーがないかネットで探した所、A社の「鼻曲山」がひっかかった。山の天気を調べてみると、昼頃には曇りから晴れになるとの予想。まぁ、山の天気だから当てにならないにしても、家にいるよりいいか・・・ってな事で、夕方5時過ぎ参加申込みをする。

▲2012.9/19(水)曇り時々雨
 自宅を出る時は、曇り空だったが駅で電車を待ってる間に大雨になってしまった。先行きが危ぶまれるが、まぁしょうがない。
<新宿7:20―碓氷・軽井沢IC―長日向10:22―乙女コース(登山口)11:15―12:06(小天狗)鼻曲山12:29(大天狗)12:33―12:48鼻曲峠―14:00十六曲峠―14:35霧積温泉15:40―15:05峠の湯(入浴500円)16:00―18:30新宿>
 
 予定より10分早く新宿を出る。参加者は添乗員を入れて13名。途中、高坂、横川とSAで休憩を取り、碓氷・軽井沢ICを降りる。
 登山口から、小雨の降ったり止んだりの微妙な天候。
紅葉にはまだ早く、特に目につくものもない登山道を雨があがってくれる事を祈りながら歩を進める。しばらくするとシロヨメナの花に混じって、トリカブトの花の紫色が目を引くようになる。雨に濡れたトリカブトの紫色の花は、魔界のブーケのようにより妖しさ?を放って咲いていた。
ズミの木のある稜線に出ると、視界がなく残念だがワレモコウやらあざみが咲いていた。ロープのついた急登をひと登りすると小天狗の山頂だった。うまい具合に雨もあがり昼食となる。

・乙女コースの登山口    ・トリカブト(日本三大有毒植物)
IMG_0991_convert_20120928192801.jpg IMG_0996_convert_20120928192928.jpg
・鼻曲山山頂1654m   ・山頂からはガスッてて展望なし
IMG_1018_convert_20120928193042.jpg IMG_1016_convert_20120928194644.jpg
 昼食中に、展望を少し期待したが、手前の方だけわずかに見えただけだった。残念!
鼻曲山の標柱の立つ大天狗にはものの数分で到着。大天狗からはいきなりの急下降となる。こちら側もトリカブトの花が多い。鼻曲峠からは笹に覆われた登山道が多くなり、天狗坂と呼ばれる急坂や、笹が背丈ほどもあり藪こぎもどきの所もあったりと、なかなかのコースである。十六曲峠手前で右折し、霧積温泉に向かう。何種類かのキノコが時々登場してきて、やっぱ秋なんだなぁと思わせる。霧に覆われたミズナラやブナの巨木の点在する森はなんとなく幻想的で良い雰囲気だ。途中登山道がえぐられたような所があったりしたが、明るい樹林帯に出ると登山道にキバナアキギリが所々に咲いており、雨の中写真を撮ったがうまくいかなかった。沢音が聞こえ、橋を渡るとまもなく見覚えのある霧積館の前に出た。

・笹に覆われた登山道     ・ロープの張られた急坂
IMG_1024_convert_20120928193811.jpg IMG_1029_convert_20120928193937.jpg
・秋めいてきのこもニョキニョキ
IMG_1032_convert_20120928193348.jpg IMG_1033_convert_20120928193458.jpg IMG_1035_convert_20120928193557.jpg
・今年(2012年)4月閉館になってしまったきりづみ館。
 映画「人間の証明」で使われた西条八十の詩「帽子」で霧積みが登場してくる
IMG_1055_convert_20120928194118.jpg IMG_1057_convert_20120928194219.jpg
 きりづみ館は、2000年10月主人と二度上峠からの往復で鼻曲山に登った帰りに泊まった宿だ。モダンな造りの六角風呂が気にいっていたのに、もう一度入ってみたかったなぁ~。超残念!

♥トリカブト(花言葉:あなたは私に死を与えた) ・キバナアキギリ
IMG_0997_convert_20120928194318.jpg IMG_1050_convert_20120928194420.jpg

 霧積温泉からバスで碓氷峠の「峠の湯」まで移動し入浴(500円)。
16時峠の湯からバスで出発する時はまだ小雨が降っていたが、高速を走ってる途中で雨は止んでくれた。東京や我が家の方面は日中は晴れ間も出たらしい。くろすけは、晴れ女なのですがそうそううまくいかないもんですね。
 2度目の鼻曲山だったが、中途半端な季節という事と天気が悪かったので、特別な感動も得られなかったが、いい汗をかくことができたので、家にいて座敷豚してるよりかはずっと健康的で良かったと思ってまぁ~す。

 ※二度上峠からのコースだとレンゲショウマの群生地(急斜面)があり、8月花を楽しめるようです。
スポンサーサイト
タグ :

雲取山縦走①

 2012-09-17
2012.8/31(金)晴れのち曇り

IMG_0730_convert_20120930065033.jpg IMG_0737_convert_20120930065238.jpg IMG_0741_convert_20120930065439.jpg

IMG_0756_convert_20120930220824.jpg IMG_0752_convert_20120930221148.jpg

IMG_0769_convert_20120930222846.jpg IMG_0801_convert_20120930223151.jpg IMG_0802_convert_20120930223553.jpg

IMG_0804_convert_20120930225742.jpg IMG_0810_convert_20120930224256.jpg

IMG_0843_convert_20120930230253.jpg IMG_0849_convert_20120930230055.jpg 

IMG_0844_convert_20120930232758.jpg

IMG_0847_convert_20120930232450.jpg


IMG_0855_convert_20121003203902.jpg IMG_0866_convert_20121003204120.jpgIMG_0869_convert_20121003204257.jpg



IMG_0874_convert_20121003205909.jpg IMG_0870_convert_20121003205614.jpg


IMG_0868_convert_20121003204458.jpg IMG_0871_convert_20121003204626.jpg
IMG_0885_convert_20121003224153.jpg IMG_0931_convert_20121003230049.jpg

IMG_0899_convert_20121003210438.jpg


IMG_0904_convert_20121003222419.jpg


IMG_0910_convert_20121003211934.jpg IMG_0918_convert_20121003213831.jpg

IMG_0955_convert_20121003214626.jpg IMG_0950_convert_20121003222029.jpg

IMG_0957_convert_20121004205633.jpg


IMG_0956_convert_20121003232138.jpg



IMG_0977_convert_20121003222923.jpg IMG_0979_convert_20121003223124.jpg IMG_0983_convert_20121003223315.jpg

IMG_0980_convert_20121003223834.jpg















 
タグ :

ひまわりと滝を楽しむ

 2012-09-12
▲2012.8/15(水)曇り時々晴れ
 今夏の家族旅行はくろすけが休みを2日しか取れないので、「近くて涼しくて季節の花が楽しめる所」ということで山梨県の北杜市にしぼった。
 自宅を早朝4時過ぎに出発し中央高速を走る。お盆休みと被っているのでちょっと心配したが渋滞する事もほとんどなく韮崎ICを降り、明野町(日照時間日本一)には6時半過ぎ到着。トイレ付きの展望台で朝食タイム。晴れていれば目の前に南アルプスや富士山・八ヶ岳が見えるはずなのだが雲が多く展望なし、残念。
 明野町のひまわり畑は映画撮影などにも使われるところで、茅ヶ岳広域農道沿いに19か所もある。早咲きから遅咲きまで長く楽しめるように工夫しているようだ。すでに花が終わってしまった所もあり、今が盛りの所を数か所まわることにした。時間的に早いので、観光客は少なかったが、時々顔を出す太陽の陽射しがジリジリと暑い。1時間ちょっとひまわり畑を楽しむ。
♥元気パワー満開!
IMG_0560_convert_20120912194604.jpg IMG_0585_convert_20120912195028.jpg
♥若い時に見た映画「ひまわり」を思いだす
IMG_0579_convert_20120913100805.jpg

IMG_0582_convert_20120912194919.jpg
IMG_0596_convert_20120913095704.jpg
 爽やかな風をきり高原ドライブを楽しみながら、途中「道の駅きよさと」など寄り道しながら清里へ向かう。
川俣渓谷で滝めぐりのハイキングを予定していたのだが、主人の脚の調子が悪いので、「吐竜の滝」だけ見て来る事にした。小さな駐車場は大混雑だったが、運よくそんなに待たずに止めることができた。滝まではゆっくり歩いても10分ほど。苔むした岩の点在する森を進み、小さな橋を渡ると間もなく木々のトンネルの先に滝が見えてきた。ワォ~、清涼感にあふれた素晴らしい滝だ。滝の上には川がなく、八ヶ岳地層の伏流水が岩肌から湧き出てそのまま滝になって落ちているらしい。岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名付けられたそうな・・・。
岩に着生している苔や植物などが素晴らしい演出をしている(幅15m 落差10m) 
IMG_0635_convert_20120912200034.jpg
 ♥吐竜の滝そばの岩陰でひっそりと咲くソバナ(キキョウ科)
IMG_0636_convert_20120913111254.jpg IMG_0642_convert_20120913112710.jpg
 滝で1時間ほどくつろぎ、マイナスイオンをたっぷりあびて駐車場に戻ると、もう12時に少し前だ。お腹もすいたわけだ。昼食は清里の町でと車を走らせるが、なかなかここはというお店が見つからず、急遽計画変更で入浴時間を早め、甲斐大泉駅近くのパノラマの湯に行く事にした。ネット情報で得たプリント持参して「富士山を一人占め」と書いたタオルをGET。(入浴料700円)昼食は甲州ステーキ丼。人気のB級グルメでボリューム満点で味もそこそこいけた 食事中に大粒の雨が降ってきた。遠くの方では雷もなっているようだ。此処に先に来た事は、結果的にGOODタイミングということになった。ラッキ~! お風呂は男風呂の方は混んでいたようだ。展望露天風呂はあいにくの天気でパノラマならず残念。休憩を充分とった後、雨もほとんど止んできたので、今夜の宿泊地に移動。
今夜は天女山という山の近くのベストな環境でお泊りです。雨はやみましたが、標高が高いせいかガスッテしまって何も見えません。夜中満点の星・・・というのを期待しましたが、願い叶わず・・・静かに静かに夜は更けていきました。

▲2012.8/16(木)晴れ
 いつもの習慣で早く目が覚めてしまう。早朝はガスッテいたが朝食が終わる頃には青空におおわれすっかりよい天気に。くろすけ、ごっきっげんで~す。
 主人の脚は相変わらず不調だったが、せっかく来たので此処から30分程の天の河原まで行く事にした。7:30
朝露に濡れた登山道をゆっくりゆっくり登って行く。15分程すると少しだけ展望が開けたところに出、立ち止まった瞬間、なんと富士山が雲海の上に顔を出しているではないか・・・嬉し~い!富士山は我が家からも見えるのですが、やっぱり近くで見るとなお一層感動するものなのでありま~す。感動をエネルギーにもうひと踏ん張り・・・天の河原に着きました7:50・・・ス、素晴らしい展望が待ち受けていました。真っ青な空に刻々と変化しながら流れる雲、雲海の上に先ほど見た富士山、それに南アルプスが・・・。主人も大感動です。
南アルプス下の雲海の少しきれている部分は、逆さに映った峰々を映すまるで神秘の湖のようです。めったにお目にかかれないシーンです。シャッターチャンスです!この景色が楽しめたのは、時間にして10分間位だったでしょうか、後から来た単独の男の方は、すでにガスッテしまった状態で何も見ることができませんでした。まっ、登山の方はこの先でいくらでも南アルプスを見るチャンスはあるでしょうが・・・。帰り際、マツムシソウの花をを数本見つけた。くろすけの大好きな花の一つだ。薄紫のレーシングな花は、実にフェミニンだ。

▲南アルプス
(辻山、鳳凰三山、高嶺、間ノ岳、北岳、アサヨ岳、悪沢岳、摩利支天、甲斐駒ケ岳、鋸岳)
IMG_0659_convert_20120913093548.jpg

 天の河原から降りて、地上へ。今日はサンメドウズ清里ハイランドパークで百合の花を見る予定。
途中、まきば公園に寄り、噂のソフトクリームを頂く。牧場には羊やヤギが放たれ、はるか遠くにはまた別の峰々が見え、実にのどかな風景が広がっている。到着時には見えなかった赤岳方面もしばらくするとまるでカーテンが引かれるようにガスがとれ、その山容を現した。富士山も少し雲がかかったがまだよく見えている。
1時間ほどまったりとし、娘への土産をGET(巨峰ふじみのり一房1500円也)し、次の地へ。

天女山、三ツ頭、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、牛首岳 ▲御座山、男山、天狗山 
IMG_0685_convert_20120912201143.jpg IMG_0672_convert_20120913120423.jpg

 紅葉スポットで有名な東沢大橋の赤い橋を渡り、サンメドウズへ。結構な人出だ。チケットを購入するのに多少並んだが、ここでもネット上で得た情報でプリント持参で一人100円引きとなる(1200円→1100円)。リフトを二回乗り継ぎながら天空の花巡りへ(標高1900mへ約10分)。今年は百合の開花が遅れまだ4分咲きとの事。30万本の百合の花が咲きそろった頃はさぞかし素敵な空中散歩ができただろうに、ちょっと残念だ。リフトを降り展望台へ。展望台は人で溢れており、日陰がなく暑いので早々に降りてきた。道沿いには百合の花に混じってピンクのシモツケソウやワレモコウなどの山野草が咲いていた。リフト下やその入り口沿いにはピンクのハクサンフウロが大群生していた。「喋喋」にくろすけは何となく魅かれるのだが、3種類ほど見つけたものの、すぐに飛んでしまい撮るのが非常に難しかった。
 天空のお花畑は今ひとつだったが、色んな花や展望を満喫し、清里サンメドウズを11:30後にする。
▲サンメドウズからの展望
IMG_0693_convert_20120913120137.jpg
▲マツムシソウと?蝶(天の河原にて) ▲アサギマダラ(サンメドウズにて)
IMG_0664_convert_20120912200412.jpg IMG_0704_convert_20120912200522.jpg
♥まだまだこれからの百合の花 ▲下で咲いていたコスモス
IMG_0707_convert_20120912202032.jpg IMG_0722_convert_20120912202136.jpg
 
 昼食は甲府で「鳥もつ煮込み」(B級グルメ大会で優勝した)と向かったのだが、お盆休みで店が休んでいる所ばっかりで食せず残念!。通りすがりの回転すし屋で普通に食事。昼食後は、高速の混雑を予想し、寄り道もせず自宅にまっしぐら・・・。予想よりも早くに無事御帰還で~す。ホッ~!

我が家の家族旅行は、計画を任せられているくろすけが「やまんば」の事もあって、どうしてもアウトドア志向になってしまう。
今更ながらですが、大自然の力は偉大で、大自然の懐に抱かれ、自然の織りなす様々な神秘・美しさ、力強さ、厳しさに触れると、心底癒され、励まされ、そして生きる事への充電ができる。素直に「生きていてよかった」と思える。感謝の気持ちも生まれる・・・こんな環境を与えてくれる家族に感謝です!ありがとう!
 
タグ :

爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳縦走④

 2012-09-11
▲2012.8/2(木)晴れ 単独
<船窪小屋6:00―6:42天狗の庭6:55―7:40八合目―9:40登山口―9:45七倉山荘(入浴)10:30―11:00信濃大町12:33―15:33新宿 ※休憩含>

 4日目の朝。今日も天気がよさそうだ。やっぱ、ご来光は見なきゃ一日が始まらないでしょう・・・と小屋を出るとなんと不動岳の真上に満月の月が煌煌と輝いているではないか・・・月の入りというのでしょうか、なんとも神秘的な光景です。すでに年配のご夫婦がカメラでねらっていました。まだ薄暗いのでくろすけのカメラではこの感動的なシーンをうまくとらえる事はでません。チョッピリ、悔し~い!やっぱ、いいカメラが欲しいなぁ~! 
月が完全に沈むまでを目で追いながら七倉岳に向かう。ご来光前の刻々と変化していくシーンがたまらない。またまた茜色の雲をたなびかせた槍・穂高連邦方面を撮ってしまう。どこから見てもよくわかる槍・穂高連邦はシャッターを押さずにはいられない被写体だ。雲の演出も手伝い絵になる不動の美しさだ。

月の入り(不動岳)       ・ご来光
P8020142_convert_20120928091042.jpg P8020174_convert_20120928091339.jpg
順不同ですが、・ご来光前
P8020167_convert_20120928092713.jpg
 小屋に戻り朝食を済ませ、いよいよ下山だ。時間はたっぷりあるのでゆっくりしようかとも思ったが、下の温泉でくつろぐ方を選択し、6時過ぎに小屋を出た。出発時、小屋のお母さんは鐘を鳴らし、手を振り見送ってくれた。「一人の人を大事にする」精神が小屋のご主人、お母さん、スタッフの方々から溢れており、また来たくなる小屋だという事が本当によくわかった。
 別れを惜しみながら歩を進め、何となく富士山でも見えないかと思って、登山道を少し離れ、左斜面を上がって見ると、なんと目の前に雷鳥さん一羽ハイマツの枝に止まっているではありませんか。別に珍しくもないのですが、突然というのは、想定外で嬉しいものです。雷鳥さんに別れを告げ、チングルマやハクサンチドリが咲く緩やかな登山道を行く。
・雷鳥             ・チングルマの花穂と唐沢岳
P8020191_convert_20120928091538.jpg P8020195_convert_20120928091700.jpg

天狗の庭に6:42着。眼下に高瀬ダムが見え、左目の前には唐沢岳、遠方には左から餓鬼岳~燕岳、真ん中に槍・穂高連邦、右側に烏帽子岳から野口五郎岳に至る山々が見える。15分ほど休憩し、景色を堪能する。
・天狗の庭
P8020206_convert_20120928091847.jpg
これから、八合目までは、鼻突八丁と呼ばれているはしごの連続と露岩や木の根が道に絡んだ急坂となる。今日で4日目なので下りは結構足にくる。最終日にこけて怪我でもしたら大変なので、慎重に歩を進める。八合目7:40通過。樹林帯の中は、日陰で助かるのだが、今日はなんだか蒸し暑い。水分を補給し、疲れた足を労わりながら、唐沢ノゾキと呼ばれる開けた場所に出る。暑いので休憩もそこそこに通過し、つづら折りの急坂の樹林帯を行く。七倉沢の沢音が聞こえて来ると登山口は間もなくだった。9:40着。
左に折れ橋を渡り、七倉山荘に9:45着。ふぅ~、やったぁ~、縦走完遂!

・ハシゴの連続にうんざり!  ・巨樹の奇形が面白い樹林帯
P8020214_convert_20120928093031.jpg P8020219_convert_20121003201010.jpg
♥見~つけた!タケシマラン
P8020223_convert_20120928093618.jpg
・下山口           ・くろすけ縦走やりきったぞ~!
P8020225_convert_20120928093836.jpg P8010016_convert_20120928094828.jpg
 入浴(600円)し、こざっぱりし、バスはないのでタクシー(運よく相乗りの人達が3人いてタクシー代が6500円のところ一人1500円と割安になりラッキー!)で信濃大町まで向かう。予定より大幅に早くなってしまったので高速バスはやめ、信濃大町12:33発~松本13:02発(スーパーあずさ18号)~新宿15:33着で無事帰宅となった。

 今回の縦走コースについては、どちら側から入山するかで少し考えたのだが、くろすけは急登で、ぜぇ~ぜぇ~、はぁ~はぁ~するのが嫌なタイプなので、あえて下りに危険な急下降コースを選んだのだが、くろすけとしては、正解だったと思っている。蓮華の大下りにいたっては、ジャンダルムや剣岳北方稜線縦走時を思わせる個所もあり、ひやひやドキドキもしたが、こういう所が大好きなくろすけには、変化に富んだやりがいのある満足度の非常に高い縦走コースであった。
 最高の天気に恵まれた事と縁したすべての人、自然の加護に「ありがとう」と感謝したい。



タグ :

爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳縦走③

 2012-09-10
▲2012.8/1(水)晴れ 単独
<針ノ木小屋3:33―4:34蓮華岳6:45―10:19北葛岳11:02―12:34七倉岳12:40―12:45船窪小屋(泊)※休憩含む>

 今日もご来光を見るために早起きした・・・と言うよりかくろすけはあまり小屋で眠れない方なので起きてしまっていると言った方が正解かもしれない。まだ星が輝く暗闇の中、ヘッドランプをつけて3:33出発。一足先に小屋を出た単独女性は針ノ木岳に向かった。反対側の蓮華岳に向かうのはこの時間またまたくろすけ一人のようだ。峠からの登りはいきなり急坂だが長くは続かない。蓮華岳の肩とでも呼ぶ地点まで来ると坂はゆるやかになり、夜明け前の刻々と変わりゆく舞台を鑑賞しながら歩を進める。祠のある少し先が山頂だった。蓮華岳山頂4:34着。誰もいない山頂で一人ご来光を待つ、漆黒の闇が徐々に群青色から茜色に変化し、流れる雲は形を変えながら淡いオレンジや淡いピンク色に染まり出していく。雲海の上に浮かぶ大小の峰々がまさに眠りから覚める瞬間だ。太陽が今、金色のひかりを放ってはるか遠くの頂きより顔をのぞかせた。ご来光だ5:55・・・こんな素晴らしい瞬間をもったいなくもくろすけ一人占め。蓮華岳と言う山頂で唯一人、地球始まって以来の森羅万象のひとつを味わいながら、くろすけ精気フル充電です。少し風が出てきたので一枚着こんで、感動に浸りながら朝食。モーニングコーヒーをとっていると、中年の単独女性、山ガール5人組と・・それぞれ入れ替わりでやってきて、ひとしきり写真を撮って小屋へと戻って行った。3番目にやって来たご年配のご夫婦は、少しお話をすると、今日は御主人様の誕生日で、くろすけと同じ船窪小屋を目指すとの事。誕生日をこんな素晴らしい状況の中で迎えられるなんて超HAPPYな事だ。ご主人様は山にもとっても詳しくて、くろすけのわからない山を色々教えて下さった。
△夜明け前
IMG_0537_convert_20120910170005.jpg
△夜明け前の富士山と槍・穂高連邦
(微妙な空のグラデーションがなんとも美しい!)

IMG_0542_convert_20120910164654.jpg IMG_0549_convert_20120910164826.jpg
△夜明け前 左:八ヶ岳 富士山 右:南アルプス
IMG_0548_convert_20120910164949.jpg
△ご来光(薄い雲に覆われた大小の峰々が墨絵のように美しい)
IMG_0550_convert_20120910173440.jpg
△蓮華岳山頂2798.6m 左は雲海に浮かぶ浅間山
P8010020_convert_20120910165658.jpg
山頂で初めて見つけたイワギキョウ ・卵型に密集したタカネツメクサ
P8010031_convert_20120918102112.jpg P8010024_convert_20120918102346.jpg P8010045_convert_20120918102537.jpg
 いつまでも見飽きることのない風景に、立ち去り難かったが、気がつけばここはコマクサの大群落地。無数のピンクのコマクサが朝のひかりをあび可憐に咲いている。コマクサの写真を撮りながら、ザレザレの山頂を下ることにする6:45。コマクサは、遠目に見ればきれいだが、やはりここも盛りを過ぎており、きれいな元気のいいのを探すのに時間がかかってしまい(白いコマクサを数株見つけた)、なんとコマクサ大群落の南斜面を下るだけで小一時間もかけてしまった7:40。イカ~ン!
・白(貴重)とピンクのコマクサ(うまく撮れずに悔しい~残念!)
P8010076_convert_20120910172905.jpg P8010083_convert_20120910172548.jpg
 さぁ、これからが本日のいや、今回のコースの最大の難所「蓮華の大下り」が待ち受けている本番の始まりだぞ~。
頑張らねば~
 気持ちを入れ替えて、ガレ場を慎重に下って行く。ミヤマムラサキやチシマギキョウ、イワオウギなどの高山植物が岩場にアクロバチックにそして健気に咲いている。くろすけはいつもこんなナチュラルアートに感心し、植物の生命力の強さにあらためて敬服するのだ。
 8:19今までになく急な下りになってきた。いよいよ蓮華の大下りの核心部なのだろう。急峻な岩場の連続で、ちょっと足を置けばズリッと滑る危険地帯が次から次と続く。8:40第一の鎖場に着く。慎重に下って行く、が、次の鎖場が見つからずに、誤って違う所を降りてしまった。これがとんでもない所だとすぐに気が付き、同じ所は超ガレガレで戻るのが困難なので別の所を見当をつけて何とか這い登り戻った。何のことはない戻った場所の目の前に次の鎖場があるではないか。ひぇ~、やれやれ・・・
△蓮華岳南斜面(コマクサの大群落地) △ガレ場の先に北葛岳~七倉岳への稜線
P8010069_convert_20120910210250.jpg P8010097_convert_20120910210425.jpg
 やりがいのある長い鎖場を降り切り8:51、鞍部に出、北葛乗越に取りつく。途中で振り返って見ると蓮華の大下りの全容が明らかに・・・山頂より鞍部まで500m以上の恐ろしいと言おうか凄まじいばかりの大岩壁だ、よくもまぁ、あんな所を下って来たもんだとあらためて驚いた。(写真がないのが残念)
ミニピークを二つほど超え、緩いアップダウンを繰り返すと、左側に高瀬ダムが見えてきた。少し先の大きな岩の所で休憩を取る事にした9:29。靴をぬいで神経を使いまくった足を解放した。さわやかな風が心地よく軽食を取りながら気がつくと30分も経ってしまった10:00。足元を整えて出発。10:19北葛岳山頂着。360度の展望に変わりなく(富士山だけが見えなくなっていた)、少しだけ休憩が、あとからきた単独女性と話し込んでまたまた30分も山頂にいてしまった。
△北葛岳から見える針ノ木岳が超かっこいい!
P8010116_convert_20120910225210.jpg
△北葛岳山頂2551m   △七倉乗越の始まり
P8010109_convert_20120910210706.jpg P8010123_convert_20120910214012.jpg
11:02七倉岳に向けて出発。下りの道は要所にワイヤーが掛けられていたり、まだまだ気の抜けない岩稜の登山道だったが、ウスユキソウやミヤマムラサキなどの咲く涼やかなだて樺の林なども出てきて、少しホッとした。七倉乗越に11:40取りつく。急なはしごを登り、やせ尾根を登り、しばらく行くと12:05ムシトリスミレ数株発見!こんな所でお目にかかれるなんて・・・嬉し~い!少々疲れも出てきたところだったので、励まされま~す。このあとまだかいな、まだかいなと歩を進め、七倉岳山頂には12:34着。雲も少し出てきましたが、まだまだ360度の大展望に変わりなし。写真を撮り、5分ほど休憩して、緩やかな道を本日の宿泊地へと向かう。
△険しい道が続く(七倉乗越) ・ムシトリスミレ
P8010124_convert_20120910213648.jpg P8010128_convert_20120910211508.jpg
△七倉岳山頂2509m(バックは針ノ木岳~蓮華岳)
P8010132_convert_20120910211714.jpg
 船窪小屋12:45着。挨拶をして小屋に入ると若いお姉さんが熱いお茶を出してくれ、迎の鐘を小屋のお母さんが鳴らしてくれた。部屋は1階右側の一番端。
 夕食は大変美味しく、食いしん坊のくろすけはご飯のおかわりまでしてしまいました。夕食後の小屋恒例のミーティングとやらでは、ネパールの方がほんのり甘いネパールティーをいれてくださり、CDで小屋のご主人の廃道同然だった針の木谷の道を復活させた記録を見た後、宿泊者の自己紹介などして和やかに過ごした。
蓮華岳から来た人は、くろすけ以外では、単独2人、年配のご夫婦1組、山友1組の6人だけだった。他は、七倉山荘、烏帽子岳の方から来た人たちが7人で、夜はゆとりでゆっくり寝られた。

・船窪小屋のお母さんと一緒に   ・噂どうりのご馳走だ!夕食
P8010136_convert_20120910211956.jpg P8010138_convert_20120910212114.jpg
 船窪小屋は収容人数50人、ランプと囲炉裏のあるアッとホームな小屋です。
小屋に来るまでにすれ違った人はたったの3組、壮大なスケールのほんとに静かな山旅を満喫できました。
さぁて明日はもう最終日、良い締めくくりができるよう、今日も早めに休みま~す。



タグ :

爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳縦走②

 2012-09-07
▲2012.7/31(火)晴れ単独
<新越山荘4:18―4:55鳴沢岳5:35―6:30赤沢岳6:41―8:59スバリ岳9:20―10:15針ノ木岳11:30―12:15針ノ木小屋(泊)※休憩含>

 朝3時半起床。起きたばっかりは、まだ真っ暗でガスッており、ご来光をどうしようか迷った。が、朝食を取り準備している間にガスが取れてきた。そしてうっすらと明るくなった山荘の前には昨日見えなかった針ノ木岳と蓮華岳の迫力あるシルエットが・・・こりゃぁ行かねば~・・・山での大きな楽しみのひとつであるサンライズとサンセット、この厳かな儀式のなかでくろすけはいつもたっぷりと精気が充電され、甦生されるのだ。予定より15分ほど遅れ鳴沢岳に向け出発。どうやらくろすけが山荘を一番に出たようだ。4時を過ぎるとヘッドランプをつけなくても登山道は充分わかる。朝露も今日は降りていなくて足元が助かる。山頂までは約1時間、5時少し前のご来光には是非間に合いたい・・そう思うと遅れた分を取り戻そうとつい急ぎ足になってしまう。「慎重に、慎重に」と自分に言い聞かせながら落石注意の急な岩場を登って行く・・・と、山頂手前でワォ~!剣岳と立山連峰が目の前に飛び込んできた。昨日見えなかった峰峰だけに興奮ひとしきり・・・そしてベストなタイミングで鳴沢岳山頂で~す。
 山頂からは、360度の大展望。夜明け前の刻々と変わりゆくセレモニー。北アルプスの峰々が漆黒のベールを剥がされ眠りから覚めていく。自然の創り上げる荘厳で美しい舞台。感動でいっぱいです・・・少し遅れて部屋で一緒だった若い女の子、また少し遅れて中年の男の人が上がってきた。それぞれがご来光の瞬間に立ち会えて良かった。そしていつもそうなのだが、自分が登攀してきた峰峰が確認できると、様々な思い出が走馬灯のようにかけめぐり、これまた別の感慨が湧いてくるのだ。

△夜明け前(旭岳~白馬三山~唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳)
IMG_0344_convert_20120905203447.jpg
△ご来光後、峰峰のアップ(旭岳~がよりはっきりです)
IMG_0364_convert_20120910083617.jpg
△ご来光        △鳴沢岳頂上2641m バックは立山連峰~剣岳
IMG_0352_convert_20120904234701.jpg IMG_0387_convert_20120904235347.jpg
△モルゲンロートに染まる剣岳
IMG_0356_convert_20120904233042.jpg
 この山頂の位置からは、針の木岳と蓮華岳の間には穂高連邦、蓮華岳の左には富士山の左端も見えました。
今日は時間にゆとりがあるので、感動に浸ったままつい山頂でゆっくりしてしまい、次の赤沢岳への出発は後から来た二人より遅くなってしまった。5:35出発
 礫を踏み小さく上下しながら約1時間進むと赤沢岳6:30着。ここにきて初めて真っ青な水を貯えた黒部湖が見えた。昨日登った爺ヶ岳の稜線もはっきりと確認できる。ここでは10分ほど休憩して、次のスバリ岳へ向かう6:41
くろすけ絶好調!ルンルンで~す。

△赤沢岳山頂2677・8m    ・黒部湖と(左)赤牛岳~(中央)薬師岳
IMG_0389_convert_20120904235854.jpg IMG_0400_convert_20120905000050.jpg
 赤沢岳からの下りは比較的ゆるやかだが、鞍部からの登り返しに至ってきつい岩稜の道となる。
陽射しも段々強くなり、日陰もないが、谷川岳の時と違って標高が高いせいか稜線上は暑くても涼やかだ。途中で小休止し、エネルギー補給。花の写真を撮り、展望を楽しみながら歩を進める。チシマギキョウの花を撮っている時、ふと見上げた岩場に雷鳥発見!シャッターを切った瞬間飛び立った。飛んでいる雷鳥を見るのは今年になって2度目だ(前回は白馬岳)。それまで雷鳥が飛んでいるところなんてのは見たことがなかったので、これってラッキーなこと?・・鳥なので飛ぶのは当たり前なのですが・・・
 ・ミヤマムラサキ           ・チシマギキョウ
IMG_0420_convert_20120905231542.jpg IMG_0427_convert_20120905000325.jpg
 目の前に荒々しいスバリ岳が現れる。オ~、なんか凄そうだ、頑張らねば~。ピンクのタカネバラや岩場にはミヤマムラサキ、タカネツメクサなども咲いている登山道を汗をふきふき、エッチラオッチラと登って行く・・・気がつけば、左に八ヶ岳、右に南アルプスに挟まれた富士山が針ノ木岳と蓮華岳のド真ん中に見えるではないか・・・いやぁ~最高のビューポイント、素晴らしいロケーションです!

△富士山/針ノ木岳と蓮華岳の鞍部に針ノ木小屋(中央)/針ノ木雪渓
IMG_0445_convert_20120905001049.jpg
 スバリ岳山頂に8:59着。変わらぬ360度の大展望を満喫し、本日メインの針ノ木岳に向かう9:20
△スバリ岳2752m
IMG_0440_convert_20120905000632.jpg IMG_0452_convert_20120905000803.jpg
 スバリ岳からの下りはザラついて滑りやすい。盛りの過ぎたコマクサを見ながら、岩稜帯をを行く。マヤクボノコルからは、一層傾斜もきつくなりガレ場を落石をおこさぬよ神経を使いながら、高山植物の花々に励まされながら一歩一歩登って行く。そして・・・ヤッタァ~!針の木岳山頂10:15着。今朝からのルートを目で追いながら感動もひとしおだ。ここまではすれ違う人も3組と非常に少なく雄大な峰峰に囲まれながらホントに静かな山旅を楽しむことができた。お腹もすいたので相変わらずの好展望のもと昼食をとる。山でくろすけは粗食だが、この景色が最高のご馳走だ!
・シコタンソウ           ・オダマキ
IMG_0474_convert_20120905001417.jpg IMG_0478_convert_20120905001535.jpg
△針の木岳山頂手前にて       ・タカネシオガマ
IMG_0484_convert_20120910124458.jpg IMG_0470_convert_20120910124950.jpg
△針ノ木岳山頂2820.6m クロスケの右に槍穂高連邦
IMG_0489_convert_20120905233447.jpg
△薬師岳            △槍・穂高連邦
IMG_0495_convert_20120910131931.jpg IMG_0504_convert_20120910132135.jpg
 山頂で1時間15分ほど休憩してる間に雲も多くなり少しガスが上がってきた。少し早いが、本日の宿泊地針ノ木峠にある針ノ木小屋に向かう事にした。11:30
時間はたっぷりあるので、花や景色を楽しみながら滑りやすいザレ場をゆっくりと下った。残雪の回りには、シナノキンバイやチングルマが咲いていた。針ノ木小屋12:15着。小屋前のベンチには針ノ木雪渓から登ってきた人達が思い思いにくつろいでいた。
・チングルマ          ・針ノ木小屋
IMG_0519_convert_20120905002515.jpg IMG_0523_convert_20120905002621.jpg
到着時小屋前は残念ながらガスッテいて展望なし。受付で手続きを済ませ部屋でゆっくりすることに。
4時過ぎるとガスがとれ、小屋前には槍・穂高連邦を中心に北アルプスの峰々がはっきり、くっきりと・・・嬉し~い!明日向かう七倉岳方面は目の前により近くに迫っており、峰々の険しさをあらためて確認した。
小屋の裏側(雪渓側)に回ってみると、今朝出てきた新越荘がはるか遠くに確認できた。
部屋で隣になった単独の女の人は、話をきいているうちに同じバスに乗ってきた事がわかった。一つ手前のバス停で降り、くろすけとは反対のコースで縦走するとの事。ここまでの登りでのきつかった事などを話して聞かせてくれた。5時半夕食、8時就寝。明日も天気はいいはず・・・蓮華岳のコマクサが楽しみだ~



タグ :

爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳縦走①

 2012-09-04
 イカ~ン、あっという間に9月。惰眠を貪り過ぎた~

 谷川岳では初挫折を体験し、その後どうなる事かと自分でも心配しましたが、くろすけ単純に復活・よみがえり・・・、今年の計画通りの山行を実施していま~す。

 今夏の北アルプスは後立山の針ノ木岳~蓮華岳と決めていましたが、その際唐松~五竜~鹿島槍ヶ岳縦走(2009.7M社ツアー)時に、踏めなかった爺が岳(悪天候でコース変更)と食事が美味しいと評判の船窪小屋をプラスして縦走しようと計画をたてました。日本三大雪渓のひとつである針ノ木雪渓にもそそられるものがありましたが、几帳面?のくろすけはやり残し(爺ヶ岳)のクリアーと美味しい誘惑に負け、今回の縦走コースとなりました。(単独)

▲2012.7/30(月)晴れ後曇り 単独
 <竹橋22:30―4:53扇沢(朝食)―爺ヶ岳登山口(柏原新道)5:22―8:44種池山荘9:00―9:41爺が岳南峰―9:58爺ヶ岳中峰10:17―10:58種池山荘(昼食)11:36―13:03岩小屋沢岳13:15―13:55新越山荘(泊)※休憩含>

 前夜、竹橋駅前から毎日アルペン号(夜行バス)22:30に乗り、扇沢(爺ヶ岳登山口側)に予定より少し遅れ到着。中年男性一人とくろすけの二人が下車。天気はすっきりと晴れ、睡眠不足だが気持ちがよい。朝食を簡単に済ませ、扇沢にかかる橋を渡り左折すると爺ヶ岳登山口手前に登山届けの受付人がいた。届け出を提出し写真を撮ってもらい、いよいよ出発だ5:22。モミジ坂と呼ばれる急坂の樹林帯をつづら折りに登って行く。八ツ見ベンチ~ケルン~駅見岬~岩ゴロゴロの石畳~水平道~水平岬~包優岬~石ベンチ~ガラ場~ミニ雪渓~富士見坂~鉄砲坂と種池山荘に到着するまで次々に表示が現れて、その都度どれどれ?と確認しちゃったりする。途中ですれ違った年配の男性から、昨晩は雷雨が凄かったとの話を聞く。スタート時からしばらくは、真っ青な空の下に針の木~蓮華岳方面やら種池山荘まではっきりと見えいい感じだったのに、種池山荘に着く頃にはガスがあがってきてしまい遠望はきかなくなってしまった。山荘で小休止していると、少し遅れて今朝バスを一緒に降りた人がやってきた。くろすけより先に出発したのだが、途中でくろすけが追い越してしまったのだ。少しおしゃべりをすると白馬鑓温泉まで縦走予定との事。みんな色んなコースを考えるもんだと思った。

 爺ヶ岳登山口  ・木の根っこと巨樹の面白空間  ゴゼンタチバナ
IMG_0186_convert_20120904143706.jpg IMG_0205_convert_20120904143933.jpg IMG_0220_convert_20120904144122.jpg
 種池山荘にザックをデポし、必要な物だけ持って爺が岳に向かう。ハイマツの間を抜け砂礫を踏んでしばらく行くと爺ヶ岳の南峰に到着。ほとんど展望がきかないので、早々に中峰に向かう。鞍部にコマクサのミニ群落があったが花の盛りは過ぎていた。ひと頑張りで中峰9:58着。時々青空が出て、ガスがきれたりするが、相変わらず遠望はきかず、残念だが登頂の写真を撮って山荘まで戻る。爺ヶ岳での出会った花は少なかったがイワギキョウ・ミヤマダイコンソウ・タカネスミレなどが咲いていた。
爺ヶ岳中峰山頂2669.8mより南峰を望む
IMG_0259_convert_20120904145543.jpg IMG_0252_convert_20120904145819.jpg
 当初の予定では、無理をせず種池山荘泊まりだったのだが、雲が多いが天候が崩れそうにない事、体力的に余力がある事、時間的にゆとりがある・・・ってな事で計画変更し、この先の新越山荘まで行くことにした。昼食をとり、種池という小さな池のある山荘を後にした。11:36
 ここからは、花の登山道で次から次へと色んな花達が登場してくる。キヌガサソウの群落にサンカヨウ、特に黄色の花の群落が多く、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、シナノキンバイと登山道の両サイドをにぎやかに彩っている。岩小屋沢岳まではきつい登りや崖っぷちもあったりしたが、ほとんど曇りで時々日が差す程度だったので、カンカン照りの中歩くよりはずっと楽だった。展望こそなかったが、たくさんの花達(クルマユリ、ハクサンフウロ、ウサギギク、クワガタソウ、イワツメクサ、ハクサンチドリ、イブキジャコウソウ等)を楽しみながら新越山荘にはほぼ予定していた時間で到着できた。13:55着

 キヌガサソウ     花の登山道    イブキジャコウソウ
IMG_0272_convert_20120904150038.jpg IMG_0290_convert_20120904150220.jpg IMG_0318_convert_20120904150339.jpg

△岩小屋沢岳山頂2630.3m ・後ろに見える山のまだ先に新越山荘がある
IMG_0324_convert_20120904151708.jpg  IMG_0333_convert_20120904152006.jpg

 新越山荘は距離的に半端な所にあるのと小屋の収容人数(80人)が少ないので、空いていると思っていたのに、なんとこの日は満室との事。案内された部屋にはすでに先客があり、結果的に両隣りは男の人達となった。まっ、山小屋なのでしょうがないと思っていたが、小屋の人が気にしていてくれたらしく、夕食後、キャンセルが出たとの事で女の人達ばかりのゆったりの部屋に変更してくれた。気遣いが嬉しかった。夕方ひょっとしたら展望が・・・と期待し何度か外に出たが、ガスは益々濃くなるばっかりでダメだった。さぁ~、明日のご来光はどうなることやら・・・。天気予報ではしばらくは晴れマークなのだが・・・。部屋の人達(単独2人、山友3人組)と一時おしゃべりし、8時就寝。

タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫