大佐渡縦走・・・③

 2013-05-22
▲2013.5/15(水)晴 単独
 6:30起床。7:30朝食。今日は佐渡最終日。レンタカーを借りて目的地を周ることにした。天気が気になっていたが、今日は晴れとの事。よかったぁ~・・・と言うのは、昨日白雲台からバスで下りて来た時、町がすっぽり濃霧に覆われゴーストタウンのような一種異様な感じがしていたのだ。気温が急激に上がり、海や田んぼの水が水蒸気となり濃霧を発生させたらしいのだが、地元の人でもこんなことは滅多にないと言っていた。船にも影響が出たらしい・・・な事があったもんで。
 レンタカー会社には8時からの約束で車を取りに行く。両津港佐渡汽船ターミナルビル前の佐渡おけさ像の前を通り、小佐渡方面へと車を走らせる。街中は信号もあり、多少車の往来もあるが、ちょっと走るともう行き交う車もほとんどない。海岸線を爽やかな風をきりながらドライブ。
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赤亀岩(子亀を助けるために親亀がこの岩になったという謂れがある)
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小佐渡の外周45号を走り、世界農業遺産に指定された岩首の棚田にやって来た。まずは展望台へとめざし、農道の急坂を登って行くが、山の天辺まで来ても見つからず、道を間違ったかと引き返す。間もなく、ペチャンコに潰れた展望台の屋根を発見。後からわかったことだが今年雪の重みで潰れてしまったんだとか・・・。
・元展望台より、棚田を眺める。視界が良ければ、真っ青な海の上に本土の角田山や弥彦山も見えるらしい。頭上は真っ青な空なのだが、水平線上はボ~っと春霞状態なのだ。残念!
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・木がじゃまして、中々いい具合に撮れません。
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・ほとんどの棚田は田植えが終わっていました。水を張った棚田が今日は風がないので空の雲をうっすらと写しメルヘンチックな水鏡の世界が広がっています。
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・田植えをしている人がいました。ここで収穫したお米は格別な美味しさだとか・・・。ここの棚田は上に行くほど広いという地形的な面白さがあります。
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・真っ赤なもみじの木がのどかな風景の引き立て役です。せっかくのいい感じなのに逆光のため山側から撮った写真はみな暗い雰囲気になってしまいました。
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帰り際に、棚田を振り返る・・・。いい感じです。
日本の美しい原風景がここには残っていました。
季節を変え、時間を変えまた訪れてみたい所です。
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夏日のように太陽の日差しがジリジリと強く、えらく暑いです。
養老の滝に寄り、マイナスイオンを浴びる事にしました。滝入口鳥居の赤いモミジの葉とアオダモ?の白い花が日の光の中で対称的な美しさでした。
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海岸線に戻り、浦津で右折し65号に入り、山の中を登って行く。189号を少し行くと妙宣寺(日蓮宗)だ。日光東照宮の塔を模した県内唯一の五重の塔
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また65号に出て、小佐渡を横断するかたちで両津港方面へと走る。菜の花畑から、昨日縦走した大佐渡の峰々を眺める。
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予定になかった根本寺(日蓮宗)(このお寺のみ参拝料300円)にも寄って見ることにする。その前に駐車場前茶店のところてんの字に誘われ、冷たくプリプリのを箸1本で頂いた。美味しかった~。
文永8年、日蓮上人は死人の捨て場とされていた塚原の三昧堂に入り、このあばら家で開目抄を著したとの事。
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・格天井と朱鷺?や龍の彫刻
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根本寺より大野川ダム方面へと走り、清水寺(せいすいじ:真言宗)へ。仁王門からの石段の道と、天高くそびえる杉並木が古寺の美しさをたたえている。
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京都の清水寺を模して建立した言われる寺は小規模だが清水の舞台を彷彿とさせる。
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鬱蒼とした木立の中で、時が止まったかのような隔離された静かな空間があった。
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今日の目的の最後はトキの森公園(入園料400円)天然記念物:国際保護鳥にもなっている「トキ」をひと目見ておきたいと・・・。こちらには観光バスも乗り入れ結構な人達が来ていた。(棚田は誰も来ず、他のお寺も1人~2人だった。)
・案内のポスター
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・トキふれあいプラザ:自然に近い生息環境で、トキを間近かに観察できる。
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・繁殖期は羽が白から黒っぽく変色する。
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・翼を広げた時のトキ色(オレンジがかったピンク色)を是非とも見て、ときめきたかったのですが残念ながら ×
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・何かしらユーモラスなお顔立ちに見えますが・・・。
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トキの森から20分ほどで両津港へ。レンタカーを返し、佐渡汽船のターミナルビル(海鮮横丁)で遅い昼食をとる。
南蛮エビながも丼(1000円:蟹入りみそ汁はサービス)
ナガモ(海藻)の粘り気とシャキシャキ感、エビのプリプリともコラボして超美味!
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両津港14:30発のジェットフォィルで15:35新潟港着。16:30発WILLER社の高速バスで新宿に22:15着。そして電車を乗り継ぎ自宅に無事ご帰還と相成る。


 3日間お天気に恵まれ、あふれるほどの花達に出会え、プラスαもつけての大満足の「佐渡の花旅」でした。季節を変えて訪れたい島ですが、今度は、オオミスミソウが真っ盛りの時に是非訪れてみたいなぁ・・・。
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大佐渡縦走・・・②

 2013-05-21
▲2013.5.14(火)晴 単独

ドンデン山荘7:007:14尻立山(940m)7:20…7:34ミズバシの湿地帯…7:51車道…7:57金北縦走路入口…8:20アオネバ十字路…9:22マトネ…9:48石花分岐9:50…10:37ツンブリ平…10:44ブイガ沢のコル…11:04イモリ平…11:35イラツボ沢のコル……11:45天狗の休場…役の行者…12:50あやめ池…12:58昼休憩13:10…13:14急勾配雪渓(約3分)13:36金北山(1172.1m)13:55…15:10白雲台(ライナーバス)16:40―17:15両津港…夕食(食事処:天国)…金沢屋旅館(泊)> 
 ※注:写真を撮りながらゆっくりなので時間は参考にはなりません。

 ご来光を見るために4時起床。
昨夜の満点の星空が好天を約束してくれた。
山荘の前には雲海が広がり、うっすらと小佐渡の山々が見える。
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4:38太陽が昇ってきた。今日の縦走路の山々も朝日をあび威風堂々の姿だ。
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金北山までの縦走路、あらためて眺める。朝食は6:30、山荘前で写真を撮ってもらい7:00出発。尻立山方面に向かう人はこの時間くろすけ一人。(昨夜数人の人に聞いてみると、この時期はアオネバ~マトネ~ドンデン山荘~尻立山までの人が多いようだ。)
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嵐のような昨日と比べ今日はうそのように風がなく穏やかだ。右に雲海を眺めながら尻立山(940m)山頂7:14。昨日この辺りは散策しているので湿地帯までまっすぐ行く。湿地帯中央の島のようになっている所にもミズバショウが咲いている。何だかどっかで見たような風景だ。
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上右写真中央アップ、ミズバショウのミニ群落が・・・
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湿地帯から先は夏道が残雪で覆われていたり、出ていたりのほとんど傾斜のない道を行く。山の斜面にはカタクリやキクザキイチゲ、雪解け地にはザゼンソウも顔を覗かせていた。
・お目覚め前のカタクリ達
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・エゾエンゴサクの他にミヤマカタバミ(右)も登場。
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薄暗い林から車道に出て、金北縦走路入口に7:57着く。残雪が切れ、右にカーブしたところで、昨日は気が付かなかった白いカタクリを見つける。嬉し~い!
・珍しい白いカタクリ、しばらく行った所ではサンカヨウのつぼみが・・・雪解けに池?なども見える。
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アオネバ十字路8:20到着。さぁ、いよいよこれから先が未知への縦走本番だ!
登山道の両側、山の斜面にはカタクリの群落がずっと続く。
・○○スミレとキクザキイチゲの葉っぱが赤みをおびたもの
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・キクザキイチゲの青い花、色、花びらが微妙に違う・・・
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・カタクリ・・・乙女たちの春の乱舞
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・とにかくカタクリ、カタクリ・・・。
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時々ブユ(写真まん中の黒い汚れは虫)を追い払いながら、残雪地帯の急斜面やグチャグチャの道を行ったりするが、花達に見とれてあっという間にマトネ9:22着。ここで、昨日も会った団体の人達に会う。どうやら今日は、石花へのルートを取るようだ。こちら側も花が多いルートらしい。・・・という事は、金北山へ向かうのは、これまたくろすけ一人のようだ。
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マトネで小休止し、まだまだ先の方に見える金北山を見ながら笹原の登山道を行く。
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・カタクリ、そしてこちら側にもアマナのミニ群落があった。
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石花分岐を右に見送り(団体はこちらのルートを行った)、雪渓の横の道に取りつく。
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・少し登った所でマトネ方面を振り返る。
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ナガハシスミレ(テングスミレ)・・・距が長い
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・オオミスミソウ・・・淡いピンクが可愛い
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風がほとんどないので段々暑くなってきていた。冷たい水の流れる登山道では、思わず顔を洗い、冷たい水も手のひらですくって飲んだ。(途中ザックの上げ下ろし時にペッボトル1本失くしたようだ。・・間抜けですくろすけ。・・・なので、貴重な水源のある所では、神経質になんかなってられません。有難く美味しく頂きました。)冷たい水でのどを潤し、エンヤコラ登って行くと、突然道が消えた・・・え~えっ、どうなってるんだぁ~・・・。笹薮の方をじっと目を凝らしてみてみるとどうやら藪漕ぎして行く跡があるよなないような・・・とにかく行ってみることに・・するとやっとピンクのテープの目印の着いた杉の巨木が現れる。ふぅ~、やれやれ。
・カタクリの登山道       ・冷たい水の流れる登山道
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雪で押し曲げられたマンモスのような巨木の杉林を抜けると、今度はブッシュがらみの残雪地帯だ。ピンクのテープや人の足跡(これがやっと一人歩いたような足跡で非常に不明瞭)を必死で探しながら登って行く。
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・そしてまたまたカタクリ群落・・・十二分に酔いしれました。
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ニセ天狗の休み場と表示のあるツンブリ平からはザレ場だが、展望の良い尾根歩き。
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青い粘土質の斜面と右下の方にはまだ山桜が咲いているのが見える。ザレ場を下りイモリ平に出る。
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イモリ平から急な登りとなるが、手前でオオミスミソウの白に縁が紫がかったもの(実際はもっと濃い色)を見つける。
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登りの途中で4人のグループとすれ違う。その後雪渓を2度トラバース、笹薮の平らな道、うっそうとした樹林帯を抜け、イラツボ沢のコルには11:35着。これより登りでまた女性達とすれ違い、杉のトンネルとカタクリロードを行くと天狗の休み場に11:45着いた。
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これより先もカタクリやスミレ達が・・・
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杉の巨木の風雪に耐えた痛々しい姿も・・・。
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残雪地も巨木やブッシュ状で、足跡(一人?先行した人がいるらしい)や数少ないピンクのテープを探すのが大変。
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青いキクザキイチゲ、今回の行程中で一番きれいなものに出会えました。
・美しい!・・・素敵です。
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ショウジョウバカマ・・・線香花火のよう…きれい。
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役の行者の表示が出てきましたが、表示先は残雪で道なし。またまた右側の薮っぽいところを行き、緩くアップダウンしながら杉のトンネルなどを進んでいく。
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・ヒメイチゲ発見!・・・群れないところが小さくっても逞しい。
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とうとう役の行者にはたどり着かなく(雪で埋もれていたのか?)、いつの間にか金北山直下の雪渓が見えるところまでやって来た。あともうひと踏ん張りだ。
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・上の写真右の低い山のアップ:雪渓を登りやすくするためにステップが切られているのがよく見える。何だか急登で大変そうだ。
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・小ぶりのカタクリがかわいい・・・。
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風雪で捻じ曲がった潅木の登山道や道なき道のブッシュ状の残雪地を行く。わずかな足跡とピンクのテープは相変わらず少ないので、よ~く目を凝らしながら慎重に歩を進めます。
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鏡池らしき所を通り過ぎ、いつの間にかあやめ池(12:50)の所までやって来ました。おおっと~、足跡が池の中に消えてるぞ~、まさか?、冗談でしょう?・・・とキョロキョロ、ありましたありました、右側の先の方に少し夏道が出ていました。(ホッ)池の右側を回り込んで緩く雪渓斜面を登った所で、池を眺めながらランチとしましたが、ブユにまとわりつかれて閉口しました。休憩もそこそこにいよいよ本日の核心部に取付です。
・あやめ池の「あや」までしかみえない雪に埋まった杭(左)
・休憩(ランチ)した場所から見えるあやめ池(右)
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このステップを切ってある雪渓斜面に取りつくまでも、ブッシュ状の枝をはらいながら中々大変です。あまりにも急斜面なので天辺(最後)が見えず、どんだけ登るのにかかるんだろう・・・と、慎重に一歩ずつ登っていきます。が、あっけなくものの3分ほどでゴールでした。ここから上の夏道に出るほうが段差があり過ぎて足が届かず、取りつくのに短い脚と重たい体を駆使して大変でした。
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・雪渓を登り切った所から、下を見下ろす。上からだと歩いてきたルートがよくわかります。
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やっとこさ、重い体を夏道脇の小枝をつかんで引っ張り上げ、夏道を少し行くと最後の雪渓尾根でした。
・左側は切れ落ちた急斜面の雪渓尾根を登って行く。
・金北山神社の横には防衛省基地の建物がある。(右)
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核心部を登り切った安堵で雪渓をゆっくり踏みしめ、神社への階段を上るとそこが佐渡最高峰の金北山(1172.1m)山頂でした。やった~!(一人万歳!)
加茂湖も小佐渡方面も見えるのですが、春霞のように薄いベールに覆われていてぼんやりしか見えません。ここで時間もたっぷりあるので休憩しようと思ったのですが、とにかくブユにまとわりつかれて落ち着けません。仕方なくライナーバスの発着所のある白雲台まで出る事にしました。地図で見るとここから1時間20分との事でしたが、縦走完遂した後の車道歩き(残雪部分有)は疲れました。(※金北山~白雲台のルートは防衛省管理道路になっているので前もっての届け出が必要。TELでOK.)途中車道の分岐の所で、後から山を下りてきた若い男性と一緒になり、おしゃべりしながら下りて行く。山のガイドをしている方で、下見に来たのだとか・・・15:10白雲台交流センターにたどり着く。
・やりましたぁ~!満足  ・ふきのとうが、ずっと続く車道
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 バスの時間まで間があるので、売店の人と話したり、(参考までに今日金北山から下りて来た人がくろすけ達よりも前にいるかどうか尋ねたら、一組のグループ(4人?)がいただけとの事・・・という事は、今日縦走したのはくろすけ含めてたった3組だけだったらしい。すれ違った人たちも3組だけだったけど・・・思ったより、ずっと少ないのが意外だった・・・残雪が多いせいなのかなぁ。)ゆっくりくつろぎながらバスを待った。ここは展望台になっていて、着いたばっかりの時は雪を抱いた飯豊連峰だけが見えていたが(まぁ、くろすけの1か月先を暗示してるのかしら?)、しばらくしたら全部雲の中に隠れてしまった。最終の16:40発ライナーバスに乗り、両津港へ。お客はくろすけと先程の若いガイドの男性の二人だけ・・・バスのガイドさんも運転手さんもとても親切でいい方達でした。
 今晩の宿泊先で紹介された食事処「天国」で、佐渡の美味しいもの色々の詰まった会席膳を頂き、そこから2~3分の金沢屋旅館に行く。骨董品であふれた古い宿だが、おかみさんは感じの良い人だった。お風呂に入り、明日の予定(観光名所巡り)を再確認してから、ご就寝~。


 残雪多く、道不明瞭でちょっと不安にかられる時も多々ありましたが、無事縦走を終えほっとしました。
大佐渡の山は、本当に花が豊富で密度が濃く、感動溢れる花旅を堪能致しました。また季節を変えて訪れてみた~い・・・そう強く思った大佐渡でした。

大発見!くろすけのナビとなった足跡は?
写真Aには、4人の人達が写っていますが(写真中央部から左斜めに蜘蛛のように見える4人の人影・・・家に帰ってからパソコン画面で大写しにしてた時に発見しました。現地では肉眼では全く見えませんでした。)くろすけの辿った足跡がこの方たちのものであれば、是非お礼を言いたいところですが(白雲台の人はくろすけ達の前には1グループ4人?だけと言っていた)・・・しかし、どうしてもくろすけには複数で歩いた足跡には見えなかったんですよねぇ~・・・他にもう一人いたんでしょうかねぇ~・・・写真Bを見て下さい:ステップの切ってある所から途中で右に行った人が一人?いるんですよねぇ~・・・この足跡はいつのものなんですかねぇ~・・・足跡のミステリー・・・いずれにしてもくろすけ的には「天の加護有りき」、すべてに感謝!すべてにありがとう!・・・です。
・A                   ・B
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<オマケ>白雲台の交流センターにて
・手作りの朱鷺(トキ)のポストと掌の椅子
 こんなのくろすけは大好きです。
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               ※その③へ続く
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大佐渡縦走・・・①

 2013-05-20
行ってきました~佐渡!
そして縦走してきました大佐渡山脈!

▲2013.5/13(月)~15(水)単独
 「佐渡島」と言えば、金山とたらい船、これ位しか知らなかったくろすけ、山をやるようになってから「佐渡の山は花がすごい!」と色んな人から聞かされ・・・行ってみた~い、見てみた~い・・・それがやっと実げ~ん しました。
※佐渡は地図で見ると「エ」の字のような形をしていて、北側を「大佐渡」南側を「小佐渡」と呼び、間の平野部を「国仲」と呼ぶ。特に大佐渡山系は、標高10m位から山野草が咲き、雪解けとともに花の宝庫となる。

・5/13(水)晴
<新宿23:40(夜行バス)―6:10新潟港6:55(船)―8:00佐渡・両津港8:10(バス)―8:30アオネバ登山口8:37---9:29落合---10:11ユブ---11:02アオネバ十字路---11:30金北縦走入口---11:53ドンデン山荘(泊)---散策(尻立山~ドンデン池周辺)> (注:余りの花の多さに見とれ、ゆっくり歩いたので時間は参考にはなりません。)  

 前夜、新宿発(23:40)の夜行バスで新潟港へ向かう、座席はゆったりのリクライニングシートなのでそんなに辛くもない。珍しく少し眠れたようだ。予定通り新潟港に着き(6:10)、船に乗るまで時間があるので待合室で持参のパンとコーヒーで朝食をとる。朝一番(6:55)の超高速船ジェットフォイルに乗り、いよいよ出発だ。船に乗るのは2005.12猿島(東京)へ行った時以来だろうか・・・。全部指定席で、くろすけは左後ろの窓側だった。天気は晴れ、風もほとんどなく海も凪ぎ状態で快適な滑り出しだ。本土の方を振り向くと雪を抱いた朝日連峰や飯豊連峰などの峰々が大海原の先に凛々しく見えた。約1時間で両津港着(8:00)

・超高速船ジェットフォイル〈時速80キロ〉の窓から
 大佐渡山脈を眺める(まだ結構雪がある)
(船のデッキから写真を撮ろうとしたら高速船なので外には出られないとの事、残念!)
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佐渡汽船のターミナルビルからバス停の方に降り、ライナーバス始発(8:10)でアオネバ登山口へ。団体は別便が用意されており、くろすけ達のバスには4組位(11人)と山のシーズンにしては少ないと思った。登山口の少し手前で降ろされるが、車道の両側はスミレ、オドリコソウなどのミニ群落がすでに始まり、右の岩肌からは水が滝のように勢いよく流れ落ちている。
登山口の案内板には「日本一のシラネアオイの群落」と書いてあった。 へぇ~そうなんだぁ。さぁいよいよアオネバ渓谷に突入だ!
何が待っているのか楽しみ楽しみ・・・ワクワク!
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登山口少し先の左側には川が堰き止められたミニダムがあり、乳白がかった青い水が湛えられちょっとミステリアスな雰囲気。登山道に戻り沢沿いの緩い登りを行くが、まばゆい新緑の中にもういきなりニリンソウの群落、そして花・花のお出迎えである。写真では分かりにくいですがニリンソウの群落に混じってシラネアオイが点々と咲いています。
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写真は花達の一部ですが、本土と比べるとどの花達も大ぶりでみな伸び伸びしている。それぞれの花達がミニ群落から大群落へ・・・。
ニリンソウも花びら(萼)が丸みを帯びたものと尖ったものがある
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オオイワカガミのピンクはなぜか瑞々しく艶っぽい。
シラネアオイは、大中小・濃淡有で登山道の両側あちこちに
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ヒトリシズカも大賑わいで大宴会状態、そしてミヤマキケマンはそっと咲いていましたが、黄色い花がないのでとても目立ちました
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・○○スミレが苔むした岩壁にいい感じに咲いています。
エンレイソウは森のダンサーのように、あちこちでショータイム
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足元にはスミレのミニ群落が次々と、沢の水も超冷たくきっれ~い!
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次から次と登場してくる花達に感嘆の声をあげながら、歩が中々進まない。花も葉っぱも大ぶりの濃い紫のスミレ:スミレサイシン(だと思う)は何だかスミレの女王様みたい。女王様達も舞踏会だ。
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・シラネアオイが延々と続く登山道、若い女性タレント女性ガイドを引き連れたTV局の取材陣達もゆっくり歩を進めている。
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・林の中もシラネアオイのお嬢様と貴婦人ばかり・・・
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落合を過ぎてから右:オオミスミソウ(白)もポツリと初めて登場してきた。
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・シラネアオイも花びらが少し尖ったものもある。
 「シラネアオイ」彼女達には気品が漂う!
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・シラネアオイとヒトリシズカ何をおしゃべりしてるのかな、
 ニリンソウの奥の方にもシラネアオイが・・・。
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・こちらのシラネアオイの花びらには丸みがある。
 色も紫がかったピンクだ。
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ヤグルマソウの若葉とニリンソウのコラボ、何だか躍動的だ。
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・シラネアオイ様、紫がかった色がより魅力的!(実際はもっと濃い色)
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ユブを過ぎると植生も変わり、エゾエンゴサクやピンクのオオミスミソウ、そして下の方では終わっていたカタクリの花も元気に登場してきました。
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カタクリは林を明るくします。沢沿いを見下ろすとアオネバ渓谷の謂れとなった青い粘土質の露出した斜面が覗けました。
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・白いキクザキイチゲやくろすけの大好きな青いキクザキイチゲは、くろすけのコンデジでは上手く写せな~い。悔し~い!花を撮る時ほどいいカメラが欲しくなりま~す。この辺から残雪が垣間見えるようになります。
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アオネバ十字路に到着すると、マトネ方面に向かう数人の人達とすれ違いました。ここから金北縦走路入口までは20分ほど、カタクリやオオミスミソウの花など写真におさめながら行く。
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・時期的に遅くって見られないかもと思っていたオオミスミソウ、少しでも見られたので嬉しい。
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緩い傾斜の残雪地帯を時には倒木やブッシュをかき分けて進んで行くと間もなく金北縦走路入口に到着。ここから本当は左に下って尻立山方面に行くはずだったのだが、(その時は気が付かず)うっかり前を歩いてた3人組につられ、今日の宿泊先:ドンデン山荘に直着いてしまった(11:53)(間抜けなくろすけ
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 ドンデン山荘で、早かったがチェックインを済ませ、部屋(2F209号カタクリ)で昼食を済ませてから、尻立山までは20分程なので取りあえず行ってみる事に。昼から風が急に強くなり、どうしたもんかと迷ったりもしたが、時間はたっぷりあるので様子を見ながら行ける所まで行ってみようと山荘の横を登って行く。少しだけ残雪部分があったが、通り過ぎるとまたカタクリやスミレが・・・。
・佐渡のカタクリの葉っぱには斑が入ってない。
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雪や風で曲がってしまった木々の間を通り抜け、牛の放牧される牧草地(今は枯れている)に出ると、先の方に尻立山(色の濃い右側の山)が見えてきた。
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緩いアップダウンを繰り返していくが、枯草地には、アマナの白い花のミニ群落が目立たないのだが、あっちにもこっちにもと
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強風に吹かれまくりながら一組のご夫婦とすれ違い、ひと登りすると尻立山山頂だった。・山頂から金剛山方面を眺める。
(赤い屋根が避難小屋、右雪渓部がドンデン池)
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はんぱな~い風に  時々飛ばされそうになりながら 尻立山を下りドンデン池までやってきた。まだ池の周りにはたっぷりの残雪だ。魚とかは生息しているのだろうか?
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ドンデン池から避難小屋の方に向かってみる。枯草地にはアマナの白い花のカーペットが広がっていた。
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白い小さい花なので、遠くからだと全く咲いてるようには見えないのだが、こんなにいっぱい賑やかに咲いていると何だか花達のおしゃべりが聞こえてくるようだ。。
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避難小屋はしっかり施錠?されていたのかドアは開かなかった。先の方に、今朝スタート時に会った団体の人達が立ち止まって写真を撮ったりして何かを見ているようだ。くろすけも気になり小屋から降りてそこに行ってみることにする。くろすけが到着する頃には団体の人達は、尻立山の方に登って行ってしまったので、もうそこには誰もいなかった。途中ポツリポツリとエチゴキジムシロの花と出会う。この花も最盛期には黄色のカーペットになるようだ。降りて行った所は湿地帯になっており、ミズバショウが少しばかり咲いていた。
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尻立山~ドンデン池~ミズバショウの咲いている辺りまでと来たが、雲行きもいつの間に怪しくなりポツンと雨まで落ちてきたのでここで引き返す事にした。尻立山の頂上・直下では、 相変わらず物凄い強風が吹きまくっており、団体の人達も大変のようでした。山荘に戻ると間もなくに本格的な雨が降り出し、嵐のようになった。・・・何でも低気圧が通過して荒れたんだとか・・・
天気予報では晴だったんですがねぇ・・・。
ほんとに山(島)の天気はわかりませ~ん。

この山荘にはお風呂があるので、夕食(18:00)前には入浴し、さっぱりした。珍しく生ビールなんか飲んだりして、ごち!
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 くろすけの部屋は4人部屋だったが誰も来ず結局くろすけ一人だった。予約の段階ではキャンセル待ち状態で、避難小屋覚悟だったのに、出発3日前に空きが出て、やっと取れたという部屋・・・
現実にはドタキャンが多いのかなぁ・・・。
今年は山の雪解けが遅いという事も影響してるのかも・・・。

 明日の金北山縦走路、残雪はどの位あるのだろうか・・・
縦走する人はくろすけ以外にいるのだろうか・・・  

 夜中1時過ぎ天気が気になり、起きて外に出てみると
 風も大分おさまり、外は満点の星空・・・
 明日の天気・・・期待できるかも・・・  


         ※その②へ続く
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