妙蓮の滝に見守られる秘湯・赤石温泉(山梨)

 2013-08-20
▲2013.8/15(木)晴~8/16(金)晴
 連日のハードスケジュールで、お休みの日は1日中寝ていた~いと思っているくろすけ。そしてたっぷりの休日があり普段どこにも行かないのだからせめてどこかの温泉での~んびりくつろぎたいと思っている夫。・・・元々家族の為に2日ほどくろすけはお休みを取っていたのだが、秘かに「暑いから今回はやめるか」の夫の言を期待していた・・・が、そんな転回にはなろうはずもなく・・・普段自由に山に行かせてもらってるという弱み、否くろすけの夫への深い思いやりが勝ち、どうしても温泉に行きたい夫の願望を叶えるべくネットでいろいろ検索。間際になってからではお盆休みという事もありいいなぁと思う所はどこも満室。必死に検索した結果、やっと、秘境の一軒宿が見つかった。

 早朝5時過ぎ自宅を出発。朝からやってる温泉があれば入りたいというので、検索した結果、目的地の温泉に向かうルート上では唯一「ほったらかし温泉」だけが、日の出に合わせて早朝の4時半からやってるというので寄って行くことにした。ほったらかし温泉は、夫がまだ脚がダメになる前に山の帰りに3回ほど立ち寄ったことがある。勝沼ICで高速を降り、フルーツ公園内を通り抜けた高台に、できたばっかりの頃はほんとに素朴で名前の通りほったらかしの状態であったのだが・・・。

♨ほったらかし温泉(山梨県山梨市矢坪:海抜700m)
 富士を望み甲府盆地を見下ろす眺望と”星空が天井”と謳われる夜景が好評。浴場が2か所あり平成11年開場のこっちの湯は、富士山を真正面に臨む眺望と落ち着いた風情が人気。平成15年末に開場したあっちの湯は、こっちの湯の2倍の広さで、新日本三大夜景に認定された甲府盆地を一望できるロケーションと雄大さが人気。
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早朝からやっているのは「あっちの湯」源泉PH値10.1と高く、お肌すべすべで湯冷めしにく~い。生憎この時期富士山は見えないことの方が多いとの事で、残念でしたが、入浴した時間が8時過ぎという事で、お客さんもちらほら程度でのんびり入る事が出来ました。ログハウス風の無料休憩所で少し休んでから、10時半頃目的地へ向け出発。
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夫の脚の調子が悪いので観光名所など寄ることもなく車を走らせていましたが、あまりにも早く目的地へ着いてしまうので、中央市140号線で何気に見つけた道の駅「とよとみ」に寄って見る事にした。道の駅「直売所甲子園」で2009年に優勝したとのことで、垂れ幕が掛かっていた。店内は結構な人だかりだが、野菜や果物は売れてしまったようでほとんど並んでなかった。お店の人に聞いてみると安くて新鮮なので、9時オープン前には行列ができあっという間に売れてしまうのだとか・・・。
少し早かったが、併設されているレストランで昼食を取ることにした。地元のフジザクラポークを使用した生姜焼き定食を頂く。美味しかったのだが、サラダやお肉の量がかなり少な目で、セットのおそばの方がボリュームがあった。くろすけ的にはちょと不満足!
 道の駅から、富士川大橋を渡り、櫛形山方面への道を右に分け、約1時間位は走っただろうか。目的地の温泉に午後1時少し前に着いた。
♨赤石温泉(山梨県南巨摩郡富士川町平林:標高800m)
南アルプスの前衛、櫛形山のふもとにひっそりと湧く山のいで湯。富士川に注ぐ戸川渓谷の雄大な風景を見下ろす山の中腹にある。
日本秘湯を守る会の温泉
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 時間はたっぷりあるので、温泉に入る前に、10分ほど歩くと戸川渓谷の「妙蓮の滝」という素晴らしい滝があるというので、行ってみる事にした。宿の横を通り抜け、宿のご主人手作りの木の階段や橋を渡って行く。
・左:昭和34年の伊勢湾台風の時の土石流で根元を3分の2以上も削り取られた欅の木(中央)が、その後苦境を乗り越えこのような大樹に再生したとの事。この木に触れ、身体の悪い所を3回なでるとそのご利益を授かるとの事で早速夫にも実践させる。
欅=「ケアーの木」という事のようです・・・面白い!
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河原に出ると、面白?珍百景が広がっていた。河原の石がアクロバティックに積み重ねられて、何だか賽の河原のような雰囲気。写真ではわかりにくいですが、どれも石の積み方が不安定な部分を意図的に底辺部にして絶妙なバランスで積まれている。接着剤ででも石をくっつけたのかなと思ったのだが、これがただ積み上げているだけという事が判明。積んであった石を試しに取ったものの、もとに戻さなければ、妙な祟りでもあったら大変とくろすけ必死に戻しました。誰が最初にやったのか、宿の人もわからないとの事でしたが、見る人によっては気持ち悪く見えるとか、くろすけは何だかアートぽっくも見えたりしましたが、これは大人の遊び?
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・絶妙なバランス・・・実に面白い!
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河原からいよいよ渓谷に入って行く。緑滴る巨大岩壁の間を鉄製の橋を渡ったり、スリリングな急な階段を登ったりしながら、段々気分はインディージョーンズ。ドキドキわくわく指数も高まり、未知との遭遇に期待大!
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・パワースポットと呼ばれるにふさわしい景観が次々と・・・
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・このカーブを曲がった先に・・・
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・妙蓮の滝
 落差は20m程ですが、この滝に辿りつくまでの冒険心をあおるようなシチュエーションが素晴らしい!丁度午後の光も差して素晴らしい舞台です!
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・今夏はこの辺もほとんど雨が降らずで、この水量。雨の多い時は、きっと凄まじいばかりの勢いの水量なんでしょうねぇ。
赤い帽子のくたびれたインディージョーンズは夫で~す。
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・右:滝つぼの近くまで、サンダルのままま入ってみました。
 冷た~い、気持ちい~い!
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マイナスイオンをたっぷり浴び、往路を戻る。
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・写真では伝わりませんが、結構スリリングな階段です。
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・戸川渓谷「竜神伝説のある妙蓮の滝」、滝好きくろすけのお気に入りスポットとなりました。必見の価値ありですよ、皆様!
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宿でチェックインし、2階の部屋(クマガイソウ)に案内される。少し休憩してから、宿から3分ほど行った所の宿のご主人手作りの露天風呂に行く。グループの先客がいたが、少ししたらテラスの方に行ってしまったので貸し切り状態になった。泉質は酸性鉄-硫酸塩泉。赤石温泉の名前の由来は、この酸性鉄の成分で石がまっ赤になってしまうところからつけられたらしい。冷鉱泉の特徴を生かし、三つの浴槽に分け温度差をつけて、交互入浴で新陳代謝を良くするんだとか。河原の上部にあり、せせらぎをBGMにのんびりと日頃の疲れを癒した。(時間で混浴又は男女入替制)
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宿の内湯は岩風呂(1F)と小さい檜風呂(地下)があり、泉質は露天風呂と同じ。やはり時間で男女の入替制。
夕食は17:30。山の幸や川魚(ニジマス)などの手作り料理。ニジマスは水車の回る池の所でたくさん泳いでいた。
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川もすぐ傍にある山の中の宿なので、部屋の中に蛾などの虫は入って来ましたが、蚊が全くいなくて刺されずに済み、意外なラッキーでした。部屋にクーラーもついてなく、壁に付いた扇風機だけでしたが、下界の熱帯夜はうそのように涼やかな夜でした。温泉に何度も入り、のどが渇きお茶をたくさん飲み過ぎたせいか、くろすけは夜眠れず参りました・・・日頃の疲れで、爆睡できると思ったのに~・・・。
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 翌日、夫は十分な睡眠で気持ちよく目覚め、くろすけはボ~っとして朝を迎える。朝食7:30の前に、も一度温泉に入り、眠気を覚ます。夕食は部屋食で朝食は大広間。昨日はどの位客が来てるのかわからなかったが、大広間で数えたら19名8組のお客様方だった。
 会計(大変良心的な料金)を済ませる時に、目に入った朝取りのマスカットを娘のお土産にGET。
帰路、道の駅「とよとみ」に寄ると、聞いていた通り、たくさんの人で行列ができていた。確かに野菜果物が新鮮で安い。主婦の素に戻り、桃となす・きゅうり・はぐらうり、ねぎをGET。
高速道路の渋滞を避けるため、観光などせず早々と現地を出、少し遠回りになるが山越えして青梅に入り、夫の好きなへそまんじゅうを更にGETして、まっすぐ自宅に。丁度15時に帰宅。帰りの車でくろすけは、時々爆睡状態。
 できれば家で1日中寝てたいと思っていたくろすけでしたが、大自然のふところに抱かれた一軒宿の温泉と素晴らしい滝に心は十分癒されました。夫には感謝で~す!・・・しかし、毎日が忙し過ぎ、よく倒れないもんだと自分でも感心してます。パソコンを前に気が付くと寝てしまっている相変わらずの毎日です。

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蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走⑤

 2013-08-18
▲2013.8/2(金)雨時々曇
<朝日岳~蓮華温泉> 単独
 4:30起床。気になる天気、今はガスってるだけのようだ。
5:00朝食。スクランブルエッグのベーコンのパンチがきいていて美味し~い!(スクランブルエッグ・小鯛の浜焼き・たくあんのきんぴら・なら漬け・ふき味噌・味噌汁・梅干)
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 さぁ、今日は最終日。何はともあれ、無事故で下山しなくっちゃ・・・。今日この小屋から蓮華温泉に向かうのは3組。すでに1組めのご夫婦は出発した。くろすけも5:45小屋を出発。残念ながら雨が降り出してきた。朝日岳までは昨日の往路を戻る。木道から沢沿いを過ぎたあたりで京都からの単独男性に追い抜かれ、これで今日はこのコースのビリを歩く事になった。ミニ雪渓を渡り、天国への階段を上るように朝日岳の山頂へと歩を進める。
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何も見えない山頂から、蓮華温泉と書かれた矢印の方に向かう。緩やかに下って行くが、こちらの右斜面はコバイケソウの群落が有り、奥の方には雪渓が見える。間もなく吹上のコル、この辺もお花が多い場所だ。
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・濃い紫色のマツムシソウ
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・お花畑の登山道
(ハクサンシャジン、カライトソウ、シモツケソウ・ウツボグサ・ニッコウキスゲ・シロウマアサツキ・オンタデetc・・・)
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・上記写真の一部アップ、雨の滴も宝石のようにキラキラ
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お花を楽しみながら歩いてくると、ジャ~ン、1回目(山頂から数えて)の雪渓にやって来た。(7:22)今日はアイゼンなしで行ける所は行ってみる。20m位緩く下った所で上部にはシラネアオイ、足元にはオオサクラソウが数株咲いていた。
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オオサクラソウ・・・間近で見たのは初めて!
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・雨に濡れてちょっとうつむき加減
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・ショウジョウバカマ(2回目の雪渓)
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3回目のやや急な下りの雪渓を下ってくると、小さな沢を横切る。
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・リュウキンカ
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少し広めの沢の中を?否、川状となった登山道?を下りて行く。ニッコーキスゲとアヤメが目立ってきれいだ。
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ミズバショウや、3ケ所目のオオサクラソウ(群生はしていないが何れも数株)
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木道沿いにはオタカラコウや早くも秋の花オヤマリンドウも
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水場があった。ベンチもあり、休憩するのによい所だ。しばらく進むと太いダケカンバの曲がりくねったものが目立った。
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五輪の森を抜ける。
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木道沿いにはシモツケソウとハクサンシャジンがいい感じに・・・そして突然見晴らしの良い所に出てきた。
よく見ると緩い斜面のザレ地はシロウマアサツキの大群生地
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雨もいつの間にか止み、うっすらと周りの景色なども見えてきた。ここはネギ坊主君たちが元気に駆け回って遊んでいる広場のよう。
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・仲良し・・・
そばに寄るとホントにネギ臭いが、可愛いいいたずら坊主たち
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・ピンクのマツムシソウも見~つけた!・・・レーシングなフリフリが素敵
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この斜面を下りて行く時、初めて単独男性とすれ違った。朝日岳に花の写真を撮りに行くとの事。
・遠望は利かないが、目の前の景色が見えるようになってきた。
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広いのびやかな緑の草原をゆっくり景色やお花を楽しみながら下りて行く。ニッコウキスゲ・コバイケソウ・アヤメなどが咲いている
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ほぼ下りきった辺りの斜面はなんとハクサンコザクラに続いて
ユキワリソウの大群生地。始めは、あんまり小さくてヒナザクラかなと思ったのだが、淡いピンク色の可愛いユキワリソウだった。
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小さな小さな星屑のようなユキワリソウの大群生に混じって、よ~く見るとムシトリスミレもたくさん咲いている。まるで花の銀河、メルヘンチック!・・・イメージできる写真撮り損ね
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振り返って見ると・・・きゃぁ~青空だ!
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トウダイグサも物思いにふけって・・・
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・湿地帯には小さなミズバショウ・・・
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トキソウも見つけた・・・花園三角点からは、今歩いてきたなだらかな尾根が見える。
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キンコウカに混じってギボウシの花がが目立つようになってきた。所々にワレモコウも咲き出している。
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樹林帯に入る前に、せっかく青空が出てきてくれたので、お腹もすいたしランチとする。(11:05)朝日小屋で注文したお弁当はおにぎりになっていて食べやすかった。(お米は新潟のコシヒカリ:海苔と富山昆布で巻いたもの各1個とおかず)
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ここまで来るのに花の写真を撮るのに思いのほか時間をかけてしまった。最終バス(16:05)で帰る予定だが、帰りはもう一度温泉には入りサッパリしたいので、15時頃までには戻らなくては・・・。
さぁ、後半も頑張って歩くぞ~!(11:30)真新しい木道から急な下りとなる。梯子を下り、水の流れる岩場を下りる。
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背丈30㎝はある葉っぱの大きなスミレが登場してきた。こんな背丈のある大きなスミレは初めてだ。湿地帯には、ミズバショウや見たこともない花が・・・
オオバタチツボスミレ  ・ギョウジャニンニク
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森に日が差してきて、ブナや面白い奇形の巨樹がいい感じの所
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白高地沢橋に出た。小屋で聞いていた通り、立派な橋だ。
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橋を渡り、また木道を行く。5分程して、標柱がなければ気が付かないようなひょうたん池を樹林越しに見る。
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ピンクのヤマアジサイやオタカラコウ、そして面白い形をした巨木など現れて歩を進めるのが楽しい。
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軽い硫黄臭がして、水が灰色になって流れてる所があった。
触ったら熱くはないので鉱泉?なのだろうか。
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(13:10)瀬戸川橋を渡る。川の水量は少なめだがきれいな水が勢いよく流れていた。
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橋の上から、右の岩壁を見ると・・・
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岩壁のアップ:クルマユリやらギボウシ・コキンレイカなどの花が咲いていた。岩のわずかな隙間に咲くど根性もんの植物たちには、いつも感動させられる・・・厳しくったってこんなに健気に咲いている。人間も甘えてちゃいけないな・・・
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湿った急な登りで出会った巨木、怪奇な感じがとてもいい。
(くろすけは巨木が大好き。その森の語り部のような、面白い形や怪しい形はイマジネーションが特に膨む。)
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しばらく急な登りをまだかいなまだかいなと登って行くと・・・
突然視界が開け・・・ オオバギボウシの大群落!
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こんなにたくさんのギボウシはくろすけ初めてです。ピンクのシモツケソウ・黄色のオタカラコウやキンコウカなどと見事にコラボして素敵な花園で~す。
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何でも群生していると迫力があり、見事ですねぇ~…。
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このギボウシの大群落地は、兵馬の平湿原と言う所でした。季節によっては何もない時もあるのでしょうが、今はお花の盛りでラッキーでした。すぐに同じような湿原で規模の小さいアヤメ平に到着。
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15分程歩くと野鳥の森、そしてやっと蓮華温泉まで20分の標柱が
橋を渡ってからここまでが結構長く感じられたが、もう一息だ。急に足取りも軽くなる。何とか予定の時間には着けそうだ。
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14:56蓮華温泉ロッジ到着。ふぅ~、無事縦走完遂!
お疲れ様でした。入浴料(700円)を支払い、今日はロッジ内のへ。
最終バスもくろすけ一人。ほとんどの方はマイカーか、その前のバス(13:45)で帰ったようです。糸井川駅前で降り、18:43特急はくたか23号…19:59越後湯沢新幹線Maxとき348号…東京…23:20自宅へと。途中新幹線の停電とかが発生し、止まったりもして心配しましたが、無事ご帰還と相成りました。家族に、そして出会ったすべてに感謝!勿論山の神様にも・・・「感謝!」


 お天気には恵まれませんでしたが、聞いていた通り、このルートはあまり利用者がいなく、静かな花の山旅を満喫する事ができました。コバイケソウ・・・ホントに今年は当たり年、旬の花盛り時に遭遇した事も超ラッキー!オオバギボウシの大群落にもビックリ!初めてのリンネソウ、久し振りのミヤマアケボノソウ、そしてオオサクラソウ、他etc・・・みんな思い出を飾る可憐なお花達になりました。今度は逆コースで是非祖母谷温泉まで縦走してみたいですね。


<オマケ>
カモシカ坂で出会った、を持つニホントカゲ
ありゃぁ、光の関係なのかカメラの性能が悪いのか薄い青色にしか写っていな~い残念!
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蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走④

 2013-08-16
▲2013.8/1(木)強雨時々小雨そして時々止んでを繰り返す
<白馬岳~雪倉岳~朝日岳> 単独
 雨風の音を聞きながらまんじりともせず一夜を明かす。やはり予想どうり天気は悪いようだ。山岳パトロールの人に聞いてみると「雪渓と稜線での強風に気をつけて」との事で、中止にした方が良いとは言われなかったので決行する事に。
簡単に朝食を済ませ、5:23山荘を出発。明け方雨はあがっていたが、ガスってて視界は全くなし。少し風もある。白馬岳山頂を過ぎ、馬の背を超え、三国境(6:11)の分岐を左へ。ザクザクのガレ場をトラバース気味に下り、やがてハイマツ帯の広い尾根を鉱山道の分岐(6:29)を右に見送り鉢ケ岳の鞍部に向かう。これより宿泊先の朝日小屋に到着するまでには、雷鳥に出会ったり、初めての花を含めたくさんの花達(お花畑)にも会えましたが、1回目の雪渓を渡り終える頃から雨がポツポツと降り出し次第に本格的雨となり雪倉岳避難小屋の手前からは強雨(顔に当たると痛い)となってしまいました。途中雨脚が弱くなったり止んだりする事もありましたが、その影響は大でとにかく全部ではもちろんありませんが登山道は滝、川、池と化し、それはそれは過酷なラリーのような山旅となってしまいました。出会った人は三人、出発間もなくに馬の背で追い抜いた男性、アイゼンを外すために立ち寄った避難小屋で泊まっていた栂海新道から来たという男性、そして雪倉岳の手前で出会った唯一朝日小屋から白馬岳に向かう男性、いずれもその一瞬だけで、その時コース上ではくろすけ唯一人のように思えて、まるで孤独なランナーのような心境でした。あとからわかった事ですが、この日宿泊先の朝日小屋のキャンセルは50人近くもあったとの事。そしてこの悪天候の中勇敢?にも、白馬岳から朝日小屋に向かった人はくろすけの他に4組6人(単独男性1人・単独女性1人・夫婦1組・男性二人1組)だけ・・・皆さん無事故で来れてホントに良かったですが、皆さんそれぞれ少しずつ時間がずれて歩いていたんですね。その先頭がくろすけだったという訳で・・・人がいない(見えない)というだけでは精神は不安にはならないのですが、天気が悪いというと「この先どんなアクシデントが待っているのかな」と、くろすけはやはり少し不安になりました。とにかく少しでも早く小屋に着きたい一心でひたすら雨の中歩き続けたのでありました。
以上のような状況で、展望も全く得られず、お花の写真も景色も撮ったものが雨で滲んだものばかりですが、こんな感じだったと伝わればと何とかまとめました。
それでは、ジャ~ン、始まり、始まり~・・・。

 4泊5日の行程中で唯一このコースで今年初の雷鳥に出会えました。4回も出会え、3回目に出会った雷鳥の一匹は頭部が真っ赤でした。調べてみたら繁殖期のオスに現れるものだそうで、メスをもてない「あぶれオス」の肉感は貧弱らしいです。(あぶれオスの言い方・・・受けちゃいました。面白!)雷鳥には過去何度も出会ってるが、今までは全く気が付きませんでした。
・雷鳥のオスの赤い肉冠:右側の雷鳥の頭部、よ~く見て下さい。
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・雪渓は朝日小屋近くのものを含め4か所(各10m~20m位)
最初の雪渓に6:38。赤ガラで目印は引かれているが、ガスっていて雪渓の向う岸が見えないのでどの位距離があるのかわからない事と、傾斜がありツルツルに凍ってる箇所も結構あったので、やはり山岳パトロールの人にアドバイスを受けた通り、最初はアイゼンを着けた。(昨日の旭岳では見通しがきき傾斜も緩やかだったのでノーアイゼンだった)滑り落ちたら、断崖絶壁が待ってるのか何が待ってるのか分からないので、慎重にトラバース。思ったほど長い距離の場所はありませんでしたが、渡り切った先の夏道がわかりにくい所が何か所かあり。今年は雪解けが遅く、雪渓が多いとの事。雪倉岳避難小屋までに雪渓は3か所。

・雪倉岳避難小屋(7:43)
この標柱の場所に来た時に、一瞬ピカ~と光るものを見、朝から雷・・・冗談でしょう・・・話が前後するが、唯一すれ違った男性からも「雷が鳴ってるので気をつけて」と言われ、歩くスピードも若干早まった。結果的には遠雷で済みでしたが・・・。
誰も居ないと思っていた避難小屋、取りあえずノックして入ったらビックリ。薄暗い中に若い男性が一人。栂海から来て昨夜ここに泊まり、昨夜から雨がひどくなり、停滞して居るのだと言う。一瞬くろすけも雨が小降りになるのを待った方がいいのか迷ったが、留まったら動くのが嫌になってしまうタイプなので、アイゼンだけ外し(雨の中アイゼンの装・脱着が大変だったので、またいつ雪渓が出てきてもいいように着けたままだった)10分位で挨拶をし小屋を後にした。強烈な雨は顔に当たると痛いほどだったが、風は全行程中、飛ばされるほどの強いものにはならず助かった。

・2回目の雪渓のスタート地点    ・標柱の傍に避難小屋
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お花畑にコバイケソウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ニッコウキスゲ、そして登山道脇にはマツムシソウ、タカネバラ、ハクサンシャジン、ミヤマハンショウヅル、クルマユリ、タカネシオガマ、タカネナデシコ、シモツケソウ、ウツボグサ、ミヤマアズマギク、イブキジャコウソウ、カライトソウ・・・etcと、雨でも唯一お花達に救われ、励まされる。
                   ・タカネバラ
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小屋から尾根道をジグザグに登り、
雪倉岳山頂(2610.9m)8:30到着・マルバシモツケ
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(振り返って見れば雪倉岳山頂が、この行程中一番雨・風共に強かった。)山頂からは緩い下りのザレ道の斜面を下りて行く。
マツムシソウはまだ咲き始めでほとんど蕾状態だったが行程中結構多かった。満開のマツムシソウが風に優しく揺れる頃は、どんなに素敵な事かと・・・。
岩尾根を下り、再びザラ道の川状になった所で、
おぉ~、こんな所に・・・
初めて出会ったシロウマアサツキ(右)
(ユリ科:薬味にして使うアサツキの高山型の変種。小さなネギ坊主のような花が可愛い!)
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この川状になった所から急なジグザグ道を一気に下った所がツバメ平・・・かも。だと、この真上に見えるのは燕岩(9:13)なんでしょうかねぇ~?表示がないのでわかりませんが、時間的にはたぶんその場所のように思われますが?
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ここでもミヤマアケボノソウに出会えました。・カラマツソウ
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降り切った所に小さな沢が流れているという事だが、雨のせいで、迫力ある流れだ!この後、何か所もこんな所を横切るはめに。前回の焼石岳の渡渉は、何だか予行演習になってしまった。ひざ下まで潜るなんて所はなかったが、流れの中に足を置く石をどうにか見つけては、慎重に、或は一気に足を運んだり、ジャンプしたり・・・ふぅ~、こういうの好きなほうですが、神経使いました。
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赤男山の巻道に入り、燕岩の不気味な岩崩の下を横切り、樹林帯を抜けると水量豊富な沢に出るとガイドブックには書いてあるが、この辺の事だろうか?・・・。
・岩が崩れたようにも見える所そして、勢いある流れをジャンプして飛び越えるとすぐに木道となる。(10:10)
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しばらくして小桜ケ原の標柱。滑らないように気をつけながら木道を行く。周りには池糖有り。
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雪解け後には小さなミズバショウ・リュウキンカが・・・
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そして小桜ケ原の通り、ハクサンコザクラの群生も
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20分ほど木道を歩くと一旦切れ、ガレ場の登山道が川状態になった所を、今度は石の矢印に沿って登って行く。キヌガサソウももう終盤だがまだ咲いていた。
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どんな展開になるのかと思いきやまた木道に出て、コバイケソウなどの群生地を行く。間もなくに、水平道と朝日岳への分岐に出る。最初は、水平道の方へ向かったのだが、思いのほか残雪がツルツルしていて、神経を使いそうだったし、またアイゼンを出すのも面倒だったので止めた。
           ・水平道のスタート地点
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少し遠回りにはなるが、朝日岳へ直登してから小屋に行くことにした。ガイドブックにはこちら側もお花がたくさんあるように書いてあったので・・・。草払いされたような登山道は、結構な急登だ。やはり水が川のように流れている。鬱蒼とした樹林帯に入った所で、簡単にランチとするが、雨で身体がすっかり冷え切ってるようで寒気がしてきた。肉団子のスープとコーヒーで身体を温め、すぐに出発。
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まだかいな、まだかいなと登って行くと樹林帯が切れ、ミヤマキンポウゲやシナノキンバイの黄色い花道に。前方右手奥には滝らしきものが見えた。地図には滝が出てないので、今日の大量の雨や雪解け水が滝として落ちてるのだろうか。
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ニッコウキスゲもこちら側は咲きたての感じでとてもきれいだ。コバイケソウは斜面によってはまだ穂先が開花してないのもあり、まるでミニコーン畑のようだ。
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雨が止み、ほんの少しだけ展望が得られた。公園のような所に出ると両サイドはハクサンコザクラの群生。そして所々にイワカガミ、ツマトリソウ、ハクサンフウロ、ハクサンチドリなどが登場。
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ドンドン進めば山頂かと思ったらまだだった。ガレた右斜面は、小さなお花畑になっていて、そこに
シロウマアサツキの白い花が初めて登場してきた。
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                    ・ウメバチソウ
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・寄せ植え風で~す。
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またコバイケソウの咲く木道や池糖が出てきて、いい加減疲れもピークに達した頃、やっと朝日平への表示が出てきた。少し進んだところが朝日岳山頂(2418.3m)だった。(12:40)
ふぅ~、ヤレヤレ。また雨も降ってきて、自分撮りしようと思ったら、風が強くて3度もカメラが吹き飛ばされてしまった。
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展望も得られず残念だが、小屋へはあともう少しだ。頑張らなくっちゃ!長い木道をひたすら下りて行く。ザレた箇所やえぐれた登山道、ミニ雪渓を渡り沢の横を通り過ぎると、やっと水平道との分岐だった。(13:20)ここでやっと水平道側からやってきた単独男性と出会う。
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分岐を過ぎ、緩く登って行くと、一瞬展望が開けたが、瞬く間にガスの中に戻ってしまった。雨で宿泊していた人達が、やっと雨が止んだので散歩に出てきた所に出くわす。登山道の周りはコバイケソウ、ニッコウキスゲ、チングルマ・ハクサンコザクラなどの花が咲いている。
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分岐より10分程で朝日小屋のある朝日平だった。(13:32到着)
やった~!ホントに悪天候の中良く頑張りました。 受付を済ませ、2F205のクロユリの部屋(8人部屋2人)に。雨具などは、乾燥室へ持って行き、急いで濡れて冷え切った身体を拭き着替え、コーヒーなど飲んで温めた。こざっぱりしたら、気持ちよくなったので、相変わらずガスっているが、雨は止んでいるので小屋の外を少し散歩してみた。小屋の前からの木道を辿って行くと雪渓にぶつかった。どの位先まであるのかガスっていてわからなかった。
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夕食は17時。食事が美味しいと評判の小屋。本当にその通り。
(鳥の甘酢あんかけ・ホタルイカの沖漬け・富山おでん・昆布締め・山芋・茶そば・デザート)
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山小屋とは思えない献立内容と心のこめ方にくろすけ大感動し、勿論ご飯のおかわりもして完食!。ごち!美味しかったぁ~・・・。食事のテーブルでは、分岐で出会った単独の男性(京都の方)と部屋では同じく単独女性:連泊するとの事(大阪の方)と軽く雑談する。
 食事の時に小屋の女主から明日の天気の他、それぞれのコースの注意点などアドバイスがあり、有難かった。明日最終日の天気は、雨が降ったり止んだりで今日よりかはまし・・・との情報。
荷物を整理し、20時過ぎ就寝。
少しでも天気が回復し、無事故で帰れる事を願いながら 

          ※その⑤へ続く
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蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走③

 2013-08-14
▲2013.7/31(水)晴後曇
<白馬岳~清水岳へ> 単独
  4:15ご来光を見るために、白馬岳山頂に向かう。真っ暗ではないので、ヘッドランプなしでも歩ける。15分程して山頂に着く。すでにカメラをスタンバイさせてる人など数人の先客がいた。くろすけは、自然界の儀式サンライズとサンセットを見るのが何よりも楽しみの人なので、今日は山ではホントに久し振りになのでワクワクだ。
・夜明けのセレモニー
 くろすけは、太陽が昇るまでの刻々と変わりゆくシーンが一番好きだ。西側の空の変わりゆくグラデーションも見逃せない。
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雲が厚かったので、きれいなご来光にはならなかったが、雲海に浮かぶ大小の峰々は墨絵のように美しく、刻々と変化する雲とひかりの色彩は、壮大なパノラマの中で実に厳かで美しい・・・
くろすけもこのひと時のセレモニーの中で浄化され生気フル充電。
さぁ、今日も一日いい日でありますように!
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360度の大展望を楽しみ山荘に戻る。朝食を頂き、6時過ぎには出掛ける事とする。今日は清水岳を目指し、できれば清水尾根だけに咲いているというミヤマハナシノブにひと目会いたいと思ってるのだが・・・。山岳パトロールの人に、今日の天気を聞いてみると、午前中は晴れだが、午後からは不安定になり雷も鳴るかもしれないとのこと、手前の清水平辺りまで行って戻って来た方がいいとのアドバイスを受けたが、取りあえず状況を見ながら行ける所まで行ってみる事にする。展望を楽しみながら分岐まで降りて行く。
・剣立山連邦を背に
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・槍穂高連峰        ・八ヶ岳と富士山(望遠性能悪し)
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・杓子岳と鑓ケ岳の横に小~さく尖って見えるのが槍ヶ岳
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・毛勝三山(左上にうっすらと白山)
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・振り返って見る白馬岳2932.2m
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旭岳への分岐を右に折れ、下って行くと正面に旭岳を望む。どうもこの時間、こちら方面にはくろすけ一人のようだ。
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コバイケソウとハクサンコザクラそしてハクサンイチゲなどの群生地帯を下って行くが、周りの山々とのコラボが素晴らしい。
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丸山には人がいるのが見える。穏やかな時が流れている。
(中央より下斜めにコバイケソウの群落)
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旭岳のふもとの夏道はまだ残雪の下になっているので、赤ガラが引かれている線上を辿って登って行く。残雪はスプーンカット状だが早朝なのでツルツルに凍っている所もあるので、慎重に残雪を選びながら歩を進める。(アイゼンなし)
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・至る所にコバイケソウの大群落が見える
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残雪地帯を15分ほど上り詰めるとやっと旭岳の中腹あたりになり夏道が出てきてた。旭岳の左側を巻いて行くが、剣方面の展望が素晴らしい。
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旭岳の裏側はザクザクの瓦礫と岩ゴロゴロだ。鞍部の雪田の横を進むが、ハクサンイチゲシナノキンバイなどの花が咲き乱れている。
                 ・タカネヤハズハハコ
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裏旭岳は知らぬ間に通り過ぎ、ジグザグの道やハイマツ帯の中をどんどん下る。小旭岳の南面を巻いて、やがて緩やかな登りとなり広い稜線に出る。
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お花も色々登場してくるが、とにかくコバイケソウの大群落が凄い。今年は当たり年だと聞いていたが、運よく真っ盛りの時期に遭遇したらしくどこもかしこもコバイケソウだらけ。
・ミヤマキンポウゲと上部にコバイケソウ
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・あちらにも
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・こちらにも
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・山の斜面になだれ込むように、
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・コバイケソウの海で~す。
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・一番きれいな時期だったようで穂先が皆真っ白できれ~い!
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清水岳までの間を清水平と呼ぶらしいが、標柱は朽ちて、字は全く見えない。先の方に見えるのは清水岳なのだろうか・・・。
広い稜線はよく見ると咲き残りのコマクサがいっぱいだ。
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2番目の標柱、こちらも表示が消えている。広場のような所でイブキジャコウソウも咲いている。目の前に剣立山連峰。まだ雲がかからず素晴らしい展望が開けている。
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残雪の横の岩を乗り越えたり、潅木帯をくぐり抜けたり花道の登山道など緩いアップダウンを繰り返し、清水岳方面へと歩を進める。登山道が深くえぐられてしまっている所では、コバイケソウの畑のような所の横を通る。
・イワカガミと上部にコバイケソウ
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・「大地讃歌」の熱唱が聞こえてきそうです。
 大空に手を高く差し伸べて、大群衆のゴスペル風です。
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・この密度、この勢い、凄まじいエネルギーを感じます。
 ひと夏で燃え尽きるのですから、激しい生の燃焼です。
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・誰もいません。くろすけひとりで~す。
 静かで美しい時間が流れています。
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池糖がありました。絵になる美しい風景です。
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たっぷりの残雪が右側にあり、その融水がちょろちょろと流れている傍には満開のハクサンコザクラの群落。そこから緩い斜面を登って行くと、そこが清水岳山頂直下だった(右)。8:35着。地図では白馬山荘から1:40となっていたが、花や景色を楽しみながら、写真も随分と撮っていたせいか思いのほか時間がかかってしまった。山頂(2589.8m)はここからものの数分だが標柱があるわけでもなくハイマツで覆われた何もない所だった。
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これより先が清水尾根、そして百貫の大下りを経て祖母谷温泉へと繋がる。清水尾根にこの時期咲いているというミヤマハナシノブもひと目見てみたい誘惑にかられたが、「午後から不安定で雷・・・」の予報が脳裏を横切り・・・残念だけど断念した。今は遠方には雲があるが、頭上は真っ青な空、これで崩れるのかなと思うのだが、山の天気は急変するのを何度も体験している・・・今度、祖母谷温泉に抜ける時の楽しみにミヤマハナシノブはお預けとした。少し休憩してから往路を戻る。
・緩く下りきった辺りを雪解け水が流れている。
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・池糖にコバイケソウが映って、白い太陽もメルヘンチックな演出
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・清水岳直下の残雪を入れて
 この残雪が融けた後はチングルマのお花畑になるんだとか。
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・コバイケソウ畑より、帰りの方角を眺める。
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・ミヤマリンドウ        ・イブキジャコウソウ
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・ムシトリスミレ        ・ハクサンフウロ
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・ミヤマアケボノソウ
5年振りにご対面。何となく今日はミヤマアケボノソウに出会えないかなぁ・・・と思っていたので、見つけた時はビックリ!
念じれば叶う!行きには気が付かなかった。
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・コマクサと剣岳と毛勝三山
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・花道の登山道          ・クルマユリ
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・ヨツバシオガマ
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帰路も時間的にゆとりがあったので、ゆっくり楽しみながら戻って来たが、三分の一程戻りかけた辺りで初めて人と出会った。年配の御婦人(単独)でお花を楽しみに来た方のようだったが、その後清水岳までは行ったのだろうか。二人目はほとんど戻り掛けた旭岳の裏側に入る当たりで斜面のお花を撮っていたやはり単独の男性だ。こちらのコースは祖母谷温泉までだと距離が長く大変だが、清水岳までだったらゆとりで往復できるのに登山者が少ないのはどうしてなのだろうか。お陰でくろすけは、ほんとに静かな山旅ができましたが・・・二人の人に会って少しホットしたりしながら旭岳の中腹まで戻って来た。大分今朝と比べれば雲の量が増えてきていた。
・空の雲もくろすけは大好き!色んな形でイマジネーションが膨らむ。真っ青な空だけよりずっと絵になる。
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旭岳のふもとの残雪は、融け始めた部分もあったが、この時間でもまだツルツルの所があり、アイゼンなしなのでやはり慎重に下る。思ったより早く戻れたが、この花と景色の良い所でランチとする事にした。(11:40)白馬岳もまだいい感じで見えている。
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・左:真正面の旭岳に飛行機雲が・・・
 風がほんの少し出てきたが、素晴らしい景色の中でのランチタイム(ブドウパン・ポテトサラダ・トマトゼリー・コーヒー)は極上のものとなる。 
「コバイケソウの海」、これほどまでに花盛りの見事な大群落を見たのはくろすけは初めてでした。特別「美しい」という花ではありませんが、北アルプスの壮大な山々とコラボしてそれはそれは素晴らしい風景を創り出していました。
コバイケソウに酔いしれた半日、大満足となりました。
・右:コバイケソウの白い穂がさざ波のように押し寄せてくる
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分岐より山荘まで、また花の写真を撮りながら戻るが、風が強くなりみるみる辺りはガスに覆われ、視界はほとんどなくなってしまった。あっという間の事だった。ホントにいい時期に帰って来たものだ。(12:45)山の神の加護に感謝である。 
・タカネシオガマ・タカネツメクサ・ミヤマキンバイ・チシマギキョウなど
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山荘の受付で、またあらためて宿泊の申し込みをし、部屋は2F「山頂」となる。昨日と同じく6人部屋で5人だった。午後からも外はガスったままで、雷こそならなかったが回復の兆しは全くなかった。明日は雪倉岳~朝日岳だが山岳パトロールの人に、登山道状況を聞いてみると、雪渓が何か所かあるので、アイゼンは必須だとの事。持ってこなかったので軽アイゼン(4本刃)を千円で購入。(後でわかれば、慎重に歩けば必須のものでもなかったのだが単独という事で、安全第一を配慮してのアドバイスだったのだろう)
夕食17時、連泊なので配慮があり、違うメニューを出してくれた。気遣いが嬉しかった。
 夕食の前後に気になる天気予報をTVで見る。明日の天気はどうやら大荒れ、雨も結構な量降る予報が出てしまった。
悲しいかな、現実を受け入れるしかない・・・
今年の山行は、晴女の効力を失い雨ばかり・・・ついてない!
奇跡の急変をも心の片隅で願いながら、20:30過ぎ就寝。
毎度の事だが、ほとんど眠れない・・・フゥ~

<おまけ:くろすけの変身!>
・山姥からセルフタイマーの12秒間だけコバイケソウの妖精に
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          ※その④へ続く
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蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走②

 2013-08-13
▲2013.7/30(火)曇時々小雨時々晴れ間
<蓮華温泉~白馬大池~白馬岳> 単独
 昨日入りそびれた露天風呂の薬師湯にも入り、6時朝食を頂く。箸置きには毎回色んな葉っぱが使われ、心憎い演出だ。6時半ロッジを出発。まだ雨は降っていない。昨日コース変更をしたので今日は朝日岳の方からではなく白馬大池を経て白馬岳へと向かう。小さな沢の木橋を渡り少し行くと、左遠方に蓮華温泉の源泉帯の白い蒸気があがっているのが見えた。6:56蓮華の森へと入って行く。ヤグルマソウやハリブキなどの大きな葉っぱの群生の勢いが凄い。
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オオバミゾホオズキの黄色い花が登山道に彩を添える。8:05針葉樹林帯に入るとコバノイチヤクソウがたくさん咲いていた。
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何気に小さな野生のランも2種類見つけた。(右側の名前が確定し難い
・コイチヨウラン          ・
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時々小雨が降るが、幸い樹林帯であまり濡れる事もなかった。樹林帯を抜けると天狗の庭。「テンカラ」と呼ばれる天然のカラマツが激しい風雪の為にまるで盆栽のようになっているという、珍しい姿をみることができた。晴れてれば、雪倉岳や朝日岳の展望が素晴らしいらしいが、ガスってて山裾しか見えない。
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ミヤマムラサキやタカネナデシコ・イブキジャコウソウ・ミネウスユキソウ・ウメバチソウ・ヒメシャジン?など少しずつ登場してきて退屈しない。この辺に来て人ともすれ違うようになる。
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天狗の庭を過ぎると道は再び尾根の右側を巻くように樹林帯に入る。きつい登りはないが結構長い道のりだ。スミレやヒメイチゲが咲いているのを見つけたりしながら、マイペースで登って行く。
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急に木々の丈が短くなり、平坦な場所に出ると、左てのガスった先に白馬大池山荘の赤い屋根が見えてきた。(10:56)道の両サイドはハクサンコザクラの大群生、そして白馬大池に向かって進んで行くと、チンングルマ・ハクサンイチゲ・コバイケソウなどの花々が丁度満開で咲いていた。ここは今回で3度目、今日は風もなく湖面も穏やかだが、ガスっていて展望がきかないのが残念だ。
コーヒータイムで休憩を取るが、肌寒く鼻水が垂れてくる。
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チングルマの大群生が広がっている。
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まだ雪も結構残っている。
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こちら側は、コバイケソウとハクサンイチゲのコラボ。
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・コバイケソウとチングルマ
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・ハクサンコザクラのピンクのカーペットが広がっています。
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コーヒーで身体が温まってるうちに小蓮華山に向けて出発。雪渓横のチングルマヤイワカガミが咲き乱れる夏道を緩やかに登って行く。ほんの数分ガスが取れて大池の全容が垣間見えた。道が平らになると、瓦礫の中にコゴメグサの大群生と所々にまだコマクサが咲き残っていた。これから先は、展望の良いアップダウウン付の稜線歩きそして瓦礫帯と高山植物帯の登山道となる。次から次と登場してくる花々に展望はあまりきかないがルンルンだ。
・リンネソウ・・・名前は知っていたが初めての出会い。
 ハイマツ帯の下に結構続いて咲いていた。
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クルマユリにハクサンフウロ、オンタデの種類など
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船越の頭(12:04)
 青空がもっと欲し~い!
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・まだまだ先は長い~!この稜線を行く。
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・ハクサンイチゲとシナノキンバイ、右奥はコバイケソウの群落
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・ミヤマアズマギクもあちらこちらに・・・。
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・こちらの斜面もハクサンイチゲとシナノキンバイの群落
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・コバイケソウの群落
 この他にもタカネツメクサ・ミヤマダイコンソウ・ウサギギクなど色々と賑やかだ。
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小蓮華山2766m到着(13:12)ここで昼食予定だったが、ここだけ風が強くガスってもいたのでも少し先にした。チシマギキョウの濃い紫色は、何とも魅力的な色合いだ。
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まだまだ歩きま~す。やっと三国境に到着(14:05)。
花の写真を撮ってばっかりいて、予定より大分時間が掛かってしまっている。いか~ん、いかん。
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・シナノキンバイの群落に右:クモマミミナグサ
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・岩の裂け目に咲くミヤマアズマギク
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・ヨツバシオガマ、にミヤマクワガタ、コタヌキラン?
 可愛い~美しいばかりでなく、
 面白~い取り合わせのロックガーデンが・・・。
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やっと雲の先の方に白馬岳の姿が見え隠れしてきたぞ~。
も少しだ。馬の背をヨッコラ、ヨッコラ登って行く。
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あれぇ、まだウルップソウが咲き残っている~。
イワベンケイとのコラボ。
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白馬岳山頂2932.2m(14:55着)残念ながらガスがかかってしまい展望がききません。結構な人達がいて、ガスが切れるのを待ってるようですが、くろすけはあきらめて今日の宿泊先ここから10分程の白馬山荘へ向かいました。受付を済ませ、部屋2F雷鳥へ(6人部屋で5人)。今日は時々雨という予報でしたが、幸い最初にちょっと降られただけで済み、ラッキーでした。
明日の予報は、取りあえず午前中は晴れとの事。
荷物を整理し、夕食は18時。
部屋の人達と雑談し、21時頃ご就~寝。
夜中、いつものように起きてみると満天の星空だった。
明日は期待できますように   

       ※その③へ続く
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蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走①

 2013-08-11
2013.7/29(月)~8/2(金)単独
 今夏の北アルプスは北部方面、蓮華温泉から、朝日岳~雪倉岳~白馬岳~清水岳~祖母谷温泉へと縦走計画していた。花咲く尾根と秘湯・名湯と謳われる2か所の温泉が楽しみだったのだが・・・。

▲2013.7/29(月)雨時々曇
<蓮華温泉へ>
 いつもなら経費節約のため、夜行バス利用が多いのだが、今回はどうしても登山口までのバスとの連絡がうまくいかず、新幹線など乗り継ぎ登山口へ。地元9:09発(電車)大宮(新幹線Maxとき317号)越後湯沢(特急はくたか8号)糸魚川(大糸線が先月の大雨で線路下の護岸壁が崩れたため、運休となり、バスで代行輸送となる)平岩最終14:50発(糸魚川バス:バス代1490円)蓮華温泉ロッジ15:50到着。(新潟県側からの北アルプスへの登山口:標高1475m)

 あ~あ、朝の出発時から雨。でも平岩駅に着く頃には何とか止んでくれた。登山口の蓮華温泉ロッジに向かうバスの乗客は何とくろすけ一人。バスの車窓からは雨飾山(2003.10夫と)などが見えた。天気が悪くてこんなに山がはっきり見えるのも珍しいと運転手は言っていた。1時間ほどバスに揺られ、終点のロッジの駐車場で降りる。温泉の匂いに誘われるようにして駐車場から2~3分でロッジに到着。
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 受付を済ませ、部屋(2F103:くろすけ含み女性4人)へ荷物を置き、天気が気になるので、も一度受付に行き、今後の予報がどうなってるのか聞いてみる・・・  これから4日間マーク、3日目だけが辛うじて午前中との事。 前日の天気予報では、初日だけ悪くて、後の4日間はマークだったのに・・・何たる急変だ!・・・ どうしたもんか・・・4日目が清水尾根から百貫ノ大下りを経て祖母谷温泉へ一気に1800m近く下る、普段でもぬかるんでる悪路らしいし、沢の渡渉も4回ほどある・・・雨が降り続いたら・・・  前回の東北の山は、団体でリーダーの元、勢いで行ってしまったが、今回は一人・・・心が少し揺れた・・・が、意外に早く決断!・・・安全?コース選択!・・・急遽、コース変更で、衛星の電話を借りて、それぞれの小屋にキャンセルやら宿泊日変更の連絡を入れる。
 気持ちを切り替えて取りあえず今日は、せっかくの秘湯・名湯に来たのだからと、食事前に露天風呂を巡ってこようと出かけてみる。途中から小雨が降り出したのが幸いしたのか、「三国一の湯」で3人連れとすれ違っただけで後は誰にも合わず、短時間でしたが大自然の中の露天風呂(3か所)を大胆にも生まれたままのお姿で失礼ふくよかな山姥のお姿でしっかり味わいました。
※薬師の湯だけ、雨が本降りになってしまったので翌日早朝に入りに行きました。(くろすけは、温泉に水着を着て入るというのは、どうも好きじゃなく、古いタイプのようです

 遊歩道を周回する形で源泉の違う4つの露天風呂がある。
何れも更衣室や洗い場などありません。基本混浴です。
遊歩道といっても緩い傾斜の登山道。10分ほど登って行くと、最初の湯「三国一の湯」がある。※写真順不同。
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・左:①三国一の湯(酸性アルミニウム硫酸塩泉)一人入ればいっぱいの湯船。冷たい程ではありませんがかなりぬる目の湯。
・右:②仙気の湯(単純酸性泉)三国一の湯から5分、視界が開け、天気が良ければ、雪倉岳~朝日岳などが見える。
ちょうどいい湯加減。気持ちいい~最高!
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④黄金湯(マグネシウム炭酸水素塩泉)緑に囲まれた所で、丁度黄色のタマガワホトトギスが咲いていて、いい感じでした。自分撮りしてる最中に、底のぬめりで滑って、カメラもろとも沈んじゃいましたが、防水カメラでよかったぁ~・・・。右:薬師湯への道。仙気の湯から蒸気の吹き上げる危険地帯の傍を5分ほど登って行く。
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蓮華温泉で一番高い所にある③薬師湯(酸性硫酸塩泉)へは、翌日の早朝5時頃行きましたが、すでに2組の夫婦が入っていました。
お湯が熱すぎるので皆さん、記念撮影が済むと長居することなく出て行かれたので、安心して一人気合を入れて入りましたが、動くとあちちで罰ゲームの風呂のようでした。ここだけは小さな岩で囲ってありました。
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薬師湯の帰りに下の仙気の湯を眺める
大自然のど真ん中、野趣満点の露天風呂!
素っ裸で自然にかえるのだぁ~・・・ 
この「解放感」、たまりませんねぇ~・・・(翌日に撮ったもの)
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4つの露天風呂を完湯し、大満足!のくろすけでした。

露天風呂への道中で咲いていた花など
・ホツツジ    ・コケモモ   ・ノリウツギ   ・エゾアジサイの道
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展望こそなかったものの、ワイルドな露天風呂を楽しみ、5時半夕食となる。
・夕食(ウド蕗という山菜を初めて食した:ご飯の左上)   ・コケモモジュース
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ロッジの内湯(源泉かけ流し)にも、勿論、今度はゆっくり入り、計画変更したので、明日のルートを確認してから、20時過ぎには就寝  
 どうか明日も、雨は激しくは降りませんように・・・・

<おまけ>
・見~つけた、面白!サルノコシカケから変身!
ラッコ?アザラシ?白熊?
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※多忙が復活し、1日24時間では足りませ~ん・・・。
 パソコンの前で、いつの間にやら

 更新大分遅くなりそうで~す。 m(_ _)m 


       ※その②へ続く
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