裏磐梯氷瀑巡り②イエローフォール(幻の氷瀑)

 2014-02-04
▲2014.1/31(金)雪&時々吹雪  単独&ガイド
 昨夜は地ビール効果も無く、いつものように何度も目が覚め、そのたびにもしや満天の星空では・・・などど奇跡を願いながら窓から外を覗くが、予報通り漆黒の闇には強風が唸っているばかり・・・。
 5:30起床。一風呂浴びてからと露天風呂へ。
小雪が舞い時折風が襲う・・・が、意外に心地良い。
7:00朝食、バイキングなのでやはり目移りし、ちょと食べ過ぎてしまう。イカ~ン。
8:15もくもく自然塾のガイド(女性)さんがロビーに来た。
「今日はこんな天気だけどどうしますか?」「行けるのであれば行きたいです。」装備点検OKとなり、ガイドMさんの車で、裏磐梯スキー場に向かう。何と今日もくろすけ一人との事。
スキー場はスキースクールの生徒や若者達で結構賑わっていた。
リフトは通常は9時からなのだが、今日は8:30分から動いてるとの事。ラッキー!
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8:40深々と降りしきる雪の中をリフトに乗る。リフトを二つ乗り継いだ終点が、イエローフォールの出発地点。晴てれば素晴らしい展望地との事・・・。
右:出発地、反対側には吾妻連峰や桧原湖の絶景が・・・想像!
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 9:08さぁ、いよいよスノーシューを着けて出発だ。進行方向にはトレース全く無し。どうやら本日一番乗りらしい。ふかふかのパウダースノーを踏みしめて、超気持ちい~い!何だか風もないぞ・・・
見えない磐梯山に向かって、鹿やうさぎ、りすなどの足跡を見つけながら林の中を抜けて行く。
・ハンノキ            ・ツルウメモドキ
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平らな雪原を行く(ガイドMさん)。大きな岩もふかふかの綿帽子。
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全てがモノクロの世界・・・
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銅沼(案内板の後ろ)に着いた。言われなければ沼だとはわからない。
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凍って雪原と化した銅沼(あかぬま)の上を歩いて行く。
だ~れもいな~い、ガイドさんと二人だけ。
降りしきる雪も快~感!・・・くろすけハイテンション・・・
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右手斜面の岩のゴツゴツ部分に噴気孔があり煙が出ているのを確認
亜硫酸ガスの匂いが風で運ばれて来た。
まだ熱く活きている山なのだ。
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・雪原にポツ~ンと・・・ハンノキ
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・静寂の中に広がるこの雪のふかふか感、伝わるかなぁ・・・
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大きな岩もゴロゴロしてる場所らしいが、ほとんどが雪に覆われマシュマロや砂糖菓子のようにしか見えない。
ガイドMさんが颯爽と斜面を登って行く・・・と何やら足を止めた。
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松の木に小鳥がいるらしい。幾つか名前を挙げていたが、結果、
赤い鳥:イスカ(嘴が下に曲がって食い違っている特徴があるとの事)
動きが激しいので、うまくカメラに収められない・・・くろすけ初めて見た鳥です。
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赤い鳥イスカが飛び立った。10羽以上いたかなぁ・・・。
こんな思いがけない出会いが、自然の中ではより楽しくなる。
緩い斜面を登って行くとガイドさんが何気に、
「イエローフォール見えますが、わかりますかぁ~」・・・
なにぃ~、いよいよ・・・OH!イエローフォールが見えたぞ~!
あそこかぁ、もう少しだ・・・緩い波の様な小さなアップダウンをルンルンで越えて行く・・・と、突然猛吹雪に襲われる。
「ヤ、ヤバイ」寄りによってこんなところで・・・
頭の中もホワイトアウト!・・・・・・
いつまで続くんだぁ、恐怖で数十秒・・・なすすべもなく・・・
・・・・・・・・・猛吹雪が去り、視界が開けた・・・・・・
右斜面を見上げればここは遮るもののない吹きさらしの場所、猛吹雪が続けばとてもいられないところだ。
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安堵の風が心を撫で下ろす、さぁ目指せ、イエローフォール。
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ぐんぐん近づく・・・
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アップ!
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さらにアップ!
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 フォールインまっ黒くろすけ!   10:12着
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昨夜からの雪でだいぶ隠れてしまったが、これだけでも見れれば充分満足!雨が降ると色が薄くなってしまうと昨日ガイドさんから聞いていたので、雨にならなくてホントによかったぁ・・・。

 イエローフォール 
これは磐梯山の厳寒期にしか現れない幻の氷瀑。雪解けした水が地中の硫黄分や鉄分を含んでしみ出し、幾重にも重なり凍っている。高さは約10m、幅約8mと巨大で、黄金に輝く造形美は圧巻!見頃は2月上旬~中旬ごろ。夏場にはチョロチョロの水が流れてる程度でこの厳寒期の姿は想像できない。
<参考>
晴れた日のイエローフォール(裏磐梯スキー場HPより)
photo_01[1]

 晴てればここでゆっくりしたかったのに残念!今日の予報では天気は良くなることはないので、早々に引き揚げる。帰りは行きとは違うコースで戻るとの事。2度ほどイエローフォールを振り返りながら、小高い丘を登って行く。途中風当たりの少ない場所を見つけティーブレイク。甘い紅茶を頂く。ちっとも寒いとは感じてなかったが(肉襦袢との重ね着が絶妙?)、温かな飲み物は身体の芯を温めてくれた。目の前の雪原が時々強風で小さな雪煙を上げる。
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小休憩後また林の中へとハイキング。
白銀の世界には、魔性の美しさがある。
そして時には、こんなメルヘンいや、漫画チックな・・・
こんなところにオバQが・・・
オバケのQ太郎のたらこな口びるが出没
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異次元界の彷徨
 幻想的とかメルヘンチックを超えています・・・
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若いダテカンバの樹木が真っ白な世界に少しだけ色を添えます・・・
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名前の無い沼の上を歩く。沼の成分で下の方が赤茶色に染まった大きな岩はホワイトチョコをのせた黒糖菓子のようだ。
ちょっとかじったら、甘い夢が見られるかも・・・
いやここでは別世界に逝ってしまいますね。
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今日は生憎の天気だったけれど、動物の足跡発見やらシリセードを楽しんだり、ガイドMさんが見つけた山ブドウの蔓のカーテンに案内してもらったり・・・etc、とにかくふっかふっかのパウダースノーの上を思い切り自由に歩き楽しませてもらった。子供の頃に帰った気分だ。楽しいい時間はあっという間、何気に気に入ったハンノキの場所でもう一度写真を撮り、出発地点の案内板前でスノーシューを外す。朝来た時より雪の降り方が激しくなってきていた。いい時に戻って来た。ガイドMさんと山の神様に感謝!
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ゲレンデで子供たちが楽しそうに滑って行くのを見ながらリフトで下りて行く。あんな風にくろすけももう一度滑ってみたいもんだ。スキーセンターに戻り11:40、ガイドMさんの車で休暇村まで送ってもらう。楽しい時間を有難うございました。
(イエローフォールコースは、案内板が出ている訳ではないので、今日のように吹雪いていたり、新雪でトレースが全くない場合、ガイドさん(ツアー申込)をお願いしていて大正解!でした。GPSを持ってれば大丈夫かもしれませんが・・・)

 休暇村のレストランで昼食を取る。今日は馬かった丼(馬肉のカツ)
普通に美味しゅうございました。
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 さて、今日の午後は近くの小さな沼を幾つか散策する予定だったのに・・・吹雪が止みそうにもない。 取りあえず、休暇村傍のサイトステーションに行って相談してみる・・・きちんとした道がある訳ではないとの事、それにこのお天気では視界も得られず・・・
って事で、泣く泣くあきらめ休暇村に戻る。休暇村のスタッフが親切にお風呂(宿泊者無料)でも入ったら如何ですかと声をかけてくれ、それではとのんびり温泉に入り帰りのバスまでの時間をつぶした
・休暇村近くにて・・・
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帰路は、磐越東都バス(16:07発870円)~猪苗代駅17:30発より高速バスにて池袋に出る21:15着
これより電車を乗り継ぎ自宅に予定通りご帰還と相成りました。
出会った全て、家族に感謝!


 思わぬことで、幻の氷瀑:イエローフォールを見に行くことができた。「大したことはないとか、馬のおし○こみたいだ」とか色いろ言われているようだが、実際自分の目で見ない事にはと訪ねた。
くろすけは・・・感動しました。自然が創る造形美、それも厳寒期のみ、幻のように現れる・・・何と神秘的ではありませんか・・・くろすけはいつも思います。自然は偉大なアーチスト!
これからも美しい、神秘的、不思議を追いかけて風のように、雲のように駆け巡りたい・・・。 


 今日仕事から帰ってくる時、小雨から本格的雪になりました。日常生活では困りもんですが、くろすけは、不謹慎ながらルンルンで降りしきる雪の中自転車で帰って来ました。
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コメント
よいですね~! ふわふわの新雪を独り占めとは。
昨日は私達の所にも雪が降り、夫は喜び勇んでスコップ
を買ってきましたが、間もなく止んでしまいました。
少し落ち着いてきたら、雪山に繰り出したいものです。
【2014/02/05 06:20】 | snowdrop #- | [edit]
お早うございます。
青空じゃなくて残念でしたが、
非日常の世界を十分堪能して帰って来ました。
強風が荒れまくるという天気予報でしたが、
猛吹雪と思われるものは一度だけ、
あとは逞しいのか?i-229
深々と雪は降っていましたが、
辛いとか大変とかは感じませんでした。
雪は、美しいし、楽しいです!
【2014/02/05 10:15】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
イエローフォール,
すごっ!
これぞ自然の造形美。
あの温泉が流れ出て,
滝になって凍って・・・。
神秘ですね~~~。
【2014/02/05 21:35】 | 次席家老 #aYn/cR1c | [edit]
こんばんは。

ブルーとイェローの滝!良いですね~!
ブルーの滝は神秘的な美しさ、
イェローの滝はちょっとユニークでおもしろい!
でも一番素敵なのはくろすけさんの楽しそうなポーズです~!!
新雪を存分に堪能されたようですね!

休暇村裏磐梯は春のスキーと秋のキノコ採りにと、
年数回お世話になるわたしたちの常宿の一つです。
地ビールも美味しいけれど、なかなか手に入らない
「飛露喜」という地酒が頂けるのがうれしいです。
次回、機会があればぜひお試しください。
【2014/02/05 22:48】 | ピテカン&カッパ #9GQyiprs | [edit]
まさに神秘でした。
降りしきる雪の中訪ねたという事もあって、
なんかドラマチックな出会いになりました。
【2014/02/06 06:43】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
誰も踏んでない新雪の上を歩く事が出来、
とっても良かったです。
午後は散策ができなかったので、
スキーにすれば良かったかも・・・
20年以上も滑っていませんが・・・i-229

休暇村裏磐梯、定宿の一つでしたか。
くろすけ、とっても良い印象で利用致しました。
「飛露喜」・・・ネーミングがいいですね。
機会があればぜひ・・・i-278

【2014/02/06 06:55】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
まっ黒くろすけ さん、

 イエローフォール。とても珍しいものを見せていただきました。
 ありがとうございました。
 こんなものがあるのですね。そして馬肉カツも!
 白一色の世界を堪能されましたね。
 くろすけさんの躍動感には頭が下がります。

六甲山探検隊
【2014/02/06 08:23】 | 六甲山探検隊 #- | [edit]
イエローフォール、初めてみました!w(゚o゚)w
真っ白な世界に出現した巨大なオブジェのよう…
でも、これもまぎれもない自然の神秘なんですねぇ…スゴイ!

くろすけさんが‘オバQのたらこ口びる’に見えた雪の形、
もしかして、
雪原に突っ伏して泣き崩れる雪女の横顔ではぁ~{{(+_+)}}
【2014/02/06 21:00】 | 森のくまくん #- | [edit]
大自然の中では、いつも年を忘れてしまって、
少女、いや少年時代のように、
好奇心旺盛になり、冒険したくなります。
未知との遭遇・・・やめられません・・・・i-229
ずっとお転婆おばさんでいた~い・・切ない願いです。i-229
【2014/02/06 22:44】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
雪女・・・面白~い!
森くまちゃんの想像力もいかしてま~す。i-278
真っ白に閉ざされた世界は、異次元を彷徨ってる感が有り、
ガイドの方がいなかったら、
とんでもない別世界に行っていた事でしょう・・・i-278
【2014/02/06 22:54】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
良いですね~。
素晴らしい色、雪景色の中ではなおさらでしょう。
ブルーフォール、イエローフォール巡りの旅はくろすけさんならではのものですね。
楽しませてもらいました。
【2014/02/07 15:06】 | yamasanpo #- | [edit]
深々と降る真っ白な雪の世界は、
まるで時が止まったかのような世界でもありました。
自然は厳しさも含めて、人を豊かにしてくれます。
二つの氷瀑はそれぞれ趣が違い、
それぞれに魅力的でした。
これからも自然の美しさを求めて、
冒険の旅をしていきたいですね。
【2014/02/07 19:21】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
こんばんは、Mくろすけさん

画像と文章を読んでるだけで
「この方、生きてるわ〜」!?ってちょっと感動しています(笑)
綺麗な自然も厳しい自然も楽しんでおられますよね。
私は若い頃のスキーなどで吹雪くほどにテンションあがって発奮するタイプだったので、こういうシュプールのない雪を見ると思い出します(^^;

くろすけさんの画像と文はいつもいろんなことが伝わってきます(笑)
【2014/02/14 23:09】 | ふんわり #- | [edit]
こんばんは。

自然(山)の中では、何だか活き活き・・・
確かに~、自分でも「生きてる」って
身体の細胞から、魂の奥底から思いますね。

吹雪くほどにテンションあがる・・・
似たようなところがあって・・・i-278
嬉しいですね!
【2014/02/14 23:20】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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