聖岳~光岳縦走(南アルプス) 4日目

 2014-08-12
2014.8/1(金)晴 単独
茶臼小屋3:45…4:28茶臼岳4:54…5:10仁田池…5:44希望峰5:47…6:04仁田岳(ピストン)…8:08易老岳…11:11静高平…11:46イザルガ岳(ピストン)…12:02光岳小屋12:45…13:00光岳…13:18光石光岳小屋(泊)

 3時過ぎ起床。早朝迷惑をかけないようにと、玄関先に荷物移動し整理後(今回シュラフ持参した為)、下のテーブルでキウイだけ食べて3:45出発。今日も午後3時位から天気が崩れるとの事なので、昨日同様予定より早めの出発とした。昨日小屋までの下りで「こんな所登って行きたくないなぁ」…と思っていた急坂も今朝はそれほどでもない。誰も来ないと思っていたら、今日は昨日上河内岳で出逢った二人ずれに早速に追い抜かれた。分岐より左に茶臼岳を目指す。ヘッドランプの灯りが不要となった頃大小の岩が重なり合う茶臼岳山頂2604m 4:28に着いた。
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朝食を取りながらご来光を待つが雲が分厚いようで、中々太陽が顔を出さない・・・。
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上河内岳・聖岳・赤石岳~恵那山~光岳など山容もはっきりしだした頃、ご来光まで待てないので出発。ガレ場を下り、ダテカンバやコバイケソウの群落地に入ると、小さな仁田池に5:10出た。水は茶色に濁ってた。
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木道が敷かれ歩きやすい登山道の周りのダテカンバが美しい。
ハイマツ帯も交え軽くアップダウンしながら歩を進めて行く。
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昨日の雨のせいか水溜りが池のようだ。展望が開けると、中央アルプスに御嶽山、そして恵那山などが昨日より大きく見えてきた。
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前方に立ち枯れが目立つこんもりした山が現れる。ハイマツ帯を登って行くとそこは希望峰5:44だった。
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希望峰より、ザックをデポし5:47仁田岳を目指す。ハイマツにすっかり覆われた登山道は足元が見えないような所があるばかりではなく、昨日の雨でしっかり濡れており、いきなりびしょびしょになり一瞬行くのをやめようかとも思ったが、「もう2度と来れない」が頭をよぎり突進することにした。
小さなピークを一つ越え、二つ目のピークが仁田岳2523.8m 6:04着だった。イワヒバリが「おはよう」とばかりに飛び立った。360度の大展望を楽しみ往路を戻る。(富士山もまだしっかり見えていた。)
・仁田岳                           ・仁田岳山頂より(左から兎岳~聖岳~上河内岳~茶臼岳)
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希望峰に6:26戻り、鞍部まで下る。明るいシラビソの樹林帯を行く。
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コバイケソウの大群生地を何か所か通るが今年は花芽一つ付けてない。花盛りの時は見事に違いない。
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赤い大岩の横を抜け、シダの天国地を行く。見事なまでに延々と続くシダの林床。鬱蒼とした森に朝の光りが射しこんでいる。苔むした倒木や、モフモフの苔が地表を覆い手つかずの自然が素晴らしい。
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緩いアップダウンを繰り返し、人の声が近づいてきたと思ったら、易老渡の分岐に8:08着いた。小広場になっており小休止。うっかり20m先の山頂を踏まず。(帰りに踏むことも忘れる
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休憩中に易老渡から登って来た人から、昨日の雨で土砂崩れが3か所あり、四駆でも来るのに難儀した旨聞かされる・・・ 明日下山だが、復旧しているだろうか・・・ ちょと心配になった。今から易老渡に下りると言う方(ご夫婦)が、「一緒に下りれば乗っけて行くよ」と声を掛けてくれたが、まさか本命の山を登らずして帰るなんて・・・そんな訳にはいかない・・・
明るいシラビソの森林~シダと立ち枯れの林を下って行く。右側の展望が開け、中央アルプスや恵那山などまだしっかり見えている…ガレ縁の原っぱと泥濘の低地など靴擦れをかばいながら頑張って歩を進めて行く。
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・苔大好き!・・・よ~く見ると色んな苔が・・・
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11:02  え~っ、此処を登るの~、ゴーロ状の谷筋だ…何と急な登りなんだ。
容赦なく照り付ける太陽、歩きにくいゴーロ状は、着地するたびに靴擦れの痛みが激しく、息を止めてう~んと唸るほど…今日で4日目という事の疲労も有り、この谷筋は地獄の登り道のように偉く長く感じ今回の行程中一番辛い時間帯だった。(ゆっくりしか歩けず約1時間位かかった)
・登り始めの所(写真より、現実にはもっと急登)     ・も少しで登り終える辺り・・・
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やや平らになった辺りで静高平の表示があり、水場は残念ながら枯れていた。
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真っ青な空の雲の動きが激しい。コバイケソウのミニ群落など眺めながら緩やかに登って行く。
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イザルガ岳への分岐に11:24着。ザックをデポし迷わずイザルガ岳へ向かう。ダテカンバとコバイケソウの群落地を通り越すと広いザレ地となり、緩い斜面を登って行くと平らな山頂のイザルガ岳2540m11:46だった。
雲多く展望はいま一つ。
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往路を戻る。光岳小屋が遠くに小さく見える。(写真中央微かに) 
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分岐よりセンジケ原となり木道を行く。近くに見えた小屋が疲れているせいか中々着かない。
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ハイマツ帯を抜けやっと光岳小屋に12:02着。もうヨレヨレだ。受付でお迎えの美味しいお茶を頂く。地元の川根茶との事。緑茶大好きのくろすけ、五臓六腑にしみわたり、 細胞も蘇生して行くかのような美味しさでした。手続きを済ませ、部屋に荷物を置き、靴擦れは痛いが、昼食の前に光岳と光石に行っておく事にする。
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シラビソにダテカンバ、コバイケソウの目立つ登山道を15分程で光岳山頂2591.1m 13:00着。
樹林の中で展望無し。
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光岳山頂より少し先に展望の良い所有り・・・開けた展望からはこれから向かう光石の白い岩峰が見えた。
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更に急下降していくと、目の前に石灰岩の岩峰:光石が・・・ 13:18 
夕陽に生えて白い石灰岩の岩峰がテカテカ光って見えたので、光(テカリ)石・光岳と呼んだんだそうな・・・
 (くろすけの写真は小屋で一緒になった方に撮って頂く。)
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・岩の裂け目に強くたくましく咲く花達・・・
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・お好みですかスリリング!・・・ミヤマムラサキ
 この花のすぐ先は断崖絶壁です。
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・ギンロバイ?・・・光石の下の方に咲いていた。
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時間があったので光石の下の方にも下りてどんな花が咲いてるか見てみたいと思ったが、段々ガスって来るような感じだったので、珍しく消極的になり、展望を楽しんだだけで小屋に戻ってしまった。・・・行っときゃよかったなぁ・・・
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 遅い昼食(カレー)をとり、またまた小屋の方にバンドエイドを分けてもらい靴擦れのケアーをする。靴下を脱いで見てみると、バンドエイドと皮はよれてしまって、真っ赤に腫れ上がった皮膚に血がにじみ出ていて少しでも触れると飛び上るほど 痛い悲惨な状態だった。足を冷水で冷やしたかったが、水場までは急な下りを往復20分、冷たく美味しい水がジャージャー出てるとの事だが、今のくろすけには行くパワーがない。ボディー用シートでふき取るだけで我慢した。
 夕食前後は小屋の方達とおしゃべりしたり、明日の確認をしたりして時間を過ごす。部屋はオープンスペースで今回も一番端、団体のキャンセルがあったとかでゆとりのスペースだった。夕方はガスってしまって展望無し。
7:30消灯…寝つきは悪かったが2時間位爆睡したようだ。その後1時間おきに目が覚めるが12時過ぎ外に出てみるとガスったままで何も見えなかった。2時過ぎ、また外に出てみると今度は星が出ていたが気のせいか少なく見えた。
明日の最終日、幸いお天気はいいらしいが、靴擦れはどんな塩梅だろうか・・・。無事にタクシーの待つ易老渡に予定の時間に着けるだろうか・・・。      


          ※5日目に続く

※訪問して下さる有難く貴重な皆様へ
 パソコンを買ってまだ1年位なのに不調となり、5日ほど使用できない状態でいた。昨日(8/10)娘に「リフレッシュする」とかいう操作をしてもらいやっと使用できるようになった。OA器機にめっぽう弱いくろすけ情けないです。すっかり記事のアップが遅くなってしまいましたので、コメントは最終日5日目の記事アップが終了してからまとめて頂きます。よろしくお願い致します。
<m(_ _)m>
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