八海山:紅葉と鎖場を楽しむ!①

 2014-10-13
 尖がりやギザギザの山が大好きなくろすけ、八海山(八ツ峰と呼ばれるスリリングな鎖連続の岩峰)計画はすでに3年前からできていた。コースも幾つか有るが行くんだったら、紅葉の絶景が見られる屏風道で・・・。八ツ峰同様、急登の鎖場連続があり、気を抜けない危険なコースらしいが、そんなんが大好きで燃えるタイプなのだから、困ったもんです。 そしてその流れで下山は新開道コース。こちらも前半はなかなかの厳しいコースのようだ。・・・でも、やり甲斐があり面白そうだ。
 当初交通手段は電車とバス利用で普通に行くはずでしたが、間際になり、 有らぬ思いに駆られ、レンタカーを手配する事に・・・。
 
▲2014.10/8(水)晴~曇 単独

 夫の車は空いておらず、仕方なくレンタカーを借り(経費が痛い!、前夜の10/7(火)21:30過ぎ自宅を出発。高速を飛ばし、六日町ICで下りナビの案内するままに登山口付近へ。コース案内の大きな看板を見つけ、場所を確認し何とか2合目登山口駐車場に到着。(深夜1:10) すでに2台の車が止まっていた。朝方は冷えると思い、シュラフを出して車中泊。沢音を耳にしながら、まんじりともせず朝を迎える・・・。
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駐車場からはこれから向かう八ツ峰が姿を見せ、まるで映画の始まりのワンシーンのようだ。
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 6時出発予定にしていたが、なぜか今日は要領悪く、15分も超過してしまった。 そして睡眠不足でボケていたのか、いきなり道を間違い(沢の堰堤で行き止まりとなる道)5分程更にロス。あ~ぁ、 駐車場に戻ると端に停まっていた車の方が出てきていて、屏風道はこっちだと・・・・・・目の前に2合目と書いた表示有り。
気を引き締め直しあらためていざ出発!杉木立を抜けると直ぐに沢の渡渉部に出る。が、ちょっとばかし水量が多いか・な?エイヤ~ッと飛び越え着地する先の石が斜めになっていて濡れている・・・滑る石だとジャボっとなってしまう。(ジャンプ力無いしなぁ・・・
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靴の中が濡れた状態で歩くのは嫌だったので、躊躇することなく水量が多い時の為の渡し籠に乗る事にした。始めは籠が見えなかったので撤去されてしまったのかと思っていたら、前の人が戻すのを忘れたらしく対岸にあった。梯子を登り、説明を読み籠を引き寄せ、子供の頃に返ったようにワクワクとドキドキで乗る。途中で止まってしまったらどうしよう・・・とか心配になったりもしたが、何事もなく対岸に到着。
・沢のど真ん中、通過中!(何か楽しいな・・・)       ・籠をちゃんと沢の真ん中に戻す。(対岸より見上げた所)
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杉林~3合目(稲荷大明神の祀られている)へと緩い坂の登山道を行く。この辺はキバナアキギリの残り花が多かった。
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チョロチョロの沢や涸れ沢を幾つか渡る。
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生金沢?に出、見上げると屏風岩の頭に朝の光りが射し、緑の木々の中に赤や黄の紅葉が美しく色づいていた。
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さらに10分程進んで行くと、前方に清滝が見えて来た。
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滝を見ながら7:40 4合目着。右に清滝小屋があり、覗かなかったが大分傷んでいるようだった。調度単独の中年男性がやってきたので、先に行ってもらった。
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いよいよこれより、息もつかせぬ急登が8合目まで続くとガイドブックには書いてある。緊張しながら明るい雑木林を進んで行くと、ジャ~ン、1本目の鎖場登場。鎖場の両サイドは草に覆われ先が見えずどんだけ続くんだろうと思ったが、1本目は短く、2本目から5本目までも急な岩場ではあるがゴツゴツ岩で足場をしっかりと押さえられるので割と難なく登れた。
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展望が開け、屏風岩の稜線上の山々が迫って見え始め、振り返れば南魚沼市外は雲海に覆われている。
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休憩しながらメモを取ろうとしたら、メモがポケットに入っていない。 大事な事もいっぱい書いてあるメモなので、下り禁止とされてるが、今なら何とか大丈夫とザックを置いて、鎖場を下りて行く。下から2本目の中間点に落ちているのを見つけ、拾って元に戻る。 今朝から今日は間抜けな事ばかりしている。
鎖~急登と順調に・・・ 5号目8:28到着。そして鎖場はこの辺りから段々にやり甲斐と面白さも増してくる・・・。
時に鎖を手掛かりに木の根や岩の突起などを足掛りに、つま先上がりの急登を行く。
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段々近づいてくる迫力ある屏風岩の展望に・・・カメラへのスイッチが入ってしまい、牛歩の歩み・・・。
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いつの間にか雲が・・・
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右上に八ツ峰も覗き出した・・・
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振り返れば、雲海も取れ、魚沼の穀倉地帯の広がりが・・・
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2本の鎖場も有り~の、右:へつるところも有り~の・・・
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小さな岩をひと登りすると7合目。右に行くと釣鐘と摩利支天が祀られた所に出た。
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八ツ峰の全容が・・・
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右に踏み跡があったので、進むと 断崖絶壁・・・
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彼方には大滝が段になって落ちている・・・
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絶景に立ち去りがたく小休止して、小腹も空いていたのでブランチとする・・・
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小休止してる間に誰かが鐘を突いた。出発時に屏風道はこっちだと教えてくれた人が追い抜いて行った時だったと後から知る。
見っ~け!写真中央左寄りの山の斜面の1本の木がいい感じ・・・こんなんがくろすけは大好き!
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・鎖が左側に付いていて、へつって行く。(人がいないので臨場感が出ない。)   ・大岩ゴロゴロの涸沢を登って行く。
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ダイモンジソウが数株咲いていた。涸沢を登り過ぎないように右への赤い矢印を探しながら、エンヤコラ登って行く。頭上を見上げれば、荒々しい岩峰が迫って来る。
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初めてのロープが登場!この部分がこの屏風道コースの中で一番緊張した。 ほとんど垂直に近い壁なのだ。
慎重に、慎重に・・・と言い聞かせ、2本のロープをクリアー。
(写真では凄さが伝わらない残念!)次の鎖場もなかなか・・
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                       ・ お気に入りが・・・
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難関を突破し とすると、8合目に到着。10:55着。
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丸い大岩直下の鎖場を登り、左側を巻いて行くともう1本鎖場が登場。軽く登って行くとそれが最後の鎖場だった。
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右に八ツ峰を見ながら、進行方向には千本桧小屋の避難小屋が小さく見えて来た。
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真っ赤なナナカマドが過ぎゆく秋を謳歌していた。緩く登り詰めると、調度そこは避難小屋の前だった。11:25着
千本桧小屋側に回ると、平日でもグループや単独者など休憩したり、通り過ぎて行ったりと結構賑やかだった。屏風道から上がってきた人は、どうもくろすけの他には追い抜いて行った二人だけ(計3人)のようで、やはりゴンドラ利用の方が多いようだ。
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単独なので慎重に登って来た事と絶景に感動し写真を思う存分撮りまくってきたので、たっぷりの時間を登りに掛けてしまった。が、それでも昭文社の地図上の5時間と同じに登れてしまった。きっとデンジャラスなコースなのでゆっくりめの時間配分にしてるのかもしれない。さて、微妙な時間に小屋に着いてしまった。・・・というのは、実は出発前に巻機山ヌクビ沢の紅葉が今素晴らしいと言う記事を見てしまって、同じ南魚沼の山だし、八海山を日帰りにすればも一つ登れるんじゃないかと思ってしまったからだ。(それで車に変更したのだが・・・)ただそれには、新開道コースを下山するのであれば、遅くとも小屋を10時30分頃には出発しなくてはならない。新開道をやめて、最終のゴンドラで下山すると言う方法もあるが・・・ 今、お天気は、ガスがだいぶ上がってきてしまって、八ツ峰を含め山々は見えたり隠れたり・・・ 八ツ峰は、やっぱり天気の良い時に歩きたい・・・ ちょっと揺れたが、もう二度と来れないかもしれないと思うと、八ツ峰絶景探訪の選択をした。・・・となると、時間はた~っぷりある。 小屋泊まりの手続きを・・・と、管理人に声を掛けると、なんと今日は小屋は閉めて下山するとの事。今日は避難小屋を利用して下さいと言われてしまった。シュラフは車の中に置いてきてしまったが、寝具類が借りられる事は調べてあったので、シュラフ・毛布を借りた。(宿泊代1000円・シュラフ代1500円) 小さな2階建ての避難小屋だが、1階の窓側に場所を陣取り、必要な物だけ持って散策する場所も特別ないので、八つ峰の下見に行くことにした。・・・と、あの下の駐車場で屏風道はこっちだと教えてくれた中年男性も小屋の宿泊申し込みをしていた。・・・何とその方は、八つ峰~入道岳~中ノ岳~十字峡と縦走して行くんだそうで、駐車場には自転車とタクシーを利用して戻るんだとか・・・ハードな縦走だ。凄いなぁ・・・神奈川から来たと言うそのお方は、60歳過ぎてから、メタボ解消のために山を始め、3年間で100名山を完登してしまったというこれまた内容を聞いてみると凄すぎ縦走に感動してしまった。
                  
                  ・避難小屋前より地蔵岳を望む・・・
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さて、今日の八ツ峰の下見は、
地蔵岳~大日岳の山頂まで行き、帰りは大日岳を下りず、もう一度摩利支天まで戻って、そこから迂回路へのコースで取った。入道岳は、翌日の楽しみでとっておいた。(このページには迂回路の写真のみアップします。)
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・剣ヶ峰の帰路にて・・・
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<これより翌日回らない迂回路にて>
・月の池
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トラバース道もここは鎖付だったが、鎖無しの所も有った。魚野川が黒雲の間からまるで天国への道のように光っていた。
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屏風道コースは、この山を登って来た・・・
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不動岳と地蔵岳の間に戻って来るとお地蔵様の様な岩が鎮座している。今日泊まる避難小屋(左側の三角屋根)が見えて来た。
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途中から神奈川の方と一緒になり、色々おしゃべりしながら小屋に戻る。15:20

・夕食後に撮った越後駒ヶ岳と月~避難小屋側から見える南魚沼市内の夕景(夜景もきれいだった。)
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今日は月食の日。18時30分頃から始まるとの事で、その時間に待って見たが、先程まで出ていた月は、厚い雲の下に隠れてしまって全く見えなくなってしまった。取れそうな雲でないので諦め、することもないので休む事に・・・。
小屋では神奈川の方は、ジェントルマンな方でくろすけを気遣い2階で寝てくれました。(結局小屋泊は2人だけでした。)
お気遣いありがとうございました。
明日もいい日でありますように・・・   


    ※八海山:紅葉と鎖場を楽しむ②に続く

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