爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳縦走④

 2012-09-11
▲2012.8/2(木)晴れ 単独
<船窪小屋6:00―6:42天狗の庭6:55―7:40八合目―9:40登山口―9:45七倉山荘(入浴)10:30―11:00信濃大町12:33―15:33新宿 ※休憩含>

 4日目の朝。今日も天気がよさそうだ。やっぱ、ご来光は見なきゃ一日が始まらないでしょう・・・と小屋を出るとなんと不動岳の真上に満月の月が煌煌と輝いているではないか・・・月の入りというのでしょうか、なんとも神秘的な光景です。すでに年配のご夫婦がカメラでねらっていました。まだ薄暗いのでくろすけのカメラではこの感動的なシーンをうまくとらえる事はでません。チョッピリ、悔し~い!やっぱ、いいカメラが欲しいなぁ~! 
月が完全に沈むまでを目で追いながら七倉岳に向かう。ご来光前の刻々と変化していくシーンがたまらない。またまた茜色の雲をたなびかせた槍・穂高連邦方面を撮ってしまう。どこから見てもよくわかる槍・穂高連邦はシャッターを押さずにはいられない被写体だ。雲の演出も手伝い絵になる不動の美しさだ。

月の入り(不動岳)       ・ご来光
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順不同ですが、・ご来光前
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 小屋に戻り朝食を済ませ、いよいよ下山だ。時間はたっぷりあるのでゆっくりしようかとも思ったが、下の温泉でくつろぐ方を選択し、6時過ぎに小屋を出た。出発時、小屋のお母さんは鐘を鳴らし、手を振り見送ってくれた。「一人の人を大事にする」精神が小屋のご主人、お母さん、スタッフの方々から溢れており、また来たくなる小屋だという事が本当によくわかった。
 別れを惜しみながら歩を進め、何となく富士山でも見えないかと思って、登山道を少し離れ、左斜面を上がって見ると、なんと目の前に雷鳥さん一羽ハイマツの枝に止まっているではありませんか。別に珍しくもないのですが、突然というのは、想定外で嬉しいものです。雷鳥さんに別れを告げ、チングルマやハクサンチドリが咲く緩やかな登山道を行く。
・雷鳥             ・チングルマの花穂と唐沢岳
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天狗の庭に6:42着。眼下に高瀬ダムが見え、左目の前には唐沢岳、遠方には左から餓鬼岳~燕岳、真ん中に槍・穂高連邦、右側に烏帽子岳から野口五郎岳に至る山々が見える。15分ほど休憩し、景色を堪能する。
・天狗の庭
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これから、八合目までは、鼻突八丁と呼ばれているはしごの連続と露岩や木の根が道に絡んだ急坂となる。今日で4日目なので下りは結構足にくる。最終日にこけて怪我でもしたら大変なので、慎重に歩を進める。八合目7:40通過。樹林帯の中は、日陰で助かるのだが、今日はなんだか蒸し暑い。水分を補給し、疲れた足を労わりながら、唐沢ノゾキと呼ばれる開けた場所に出る。暑いので休憩もそこそこに通過し、つづら折りの急坂の樹林帯を行く。七倉沢の沢音が聞こえて来ると登山口は間もなくだった。9:40着。
左に折れ橋を渡り、七倉山荘に9:45着。ふぅ~、やったぁ~、縦走完遂!

・ハシゴの連続にうんざり!  ・巨樹の奇形が面白い樹林帯
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♥見~つけた!タケシマラン
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・下山口           ・くろすけ縦走やりきったぞ~!
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 入浴(600円)し、こざっぱりし、バスはないのでタクシー(運よく相乗りの人達が3人いてタクシー代が6500円のところ一人1500円と割安になりラッキー!)で信濃大町まで向かう。予定より大幅に早くなってしまったので高速バスはやめ、信濃大町12:33発~松本13:02発(スーパーあずさ18号)~新宿15:33着で無事帰宅となった。

 今回の縦走コースについては、どちら側から入山するかで少し考えたのだが、くろすけは急登で、ぜぇ~ぜぇ~、はぁ~はぁ~するのが嫌なタイプなので、あえて下りに危険な急下降コースを選んだのだが、くろすけとしては、正解だったと思っている。蓮華の大下りにいたっては、ジャンダルムや剣岳北方稜線縦走時を思わせる個所もあり、ひやひやドキドキもしたが、こういう所が大好きなくろすけには、変化に富んだやりがいのある満足度の非常に高い縦走コースであった。
 最高の天気に恵まれた事と縁したすべての人、自然の加護に「ありがとう」と感謝したい。



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