紅葉の涸沢~北穂高岳を行く①

 2012-10-16
▲2012.10/10(水)晴 単独

 長い間の念願だった涸沢の紅葉を(単独)見に行く事にした。
前夜、新宿23:00発の夜行高速バス(さわやか信州号)に乗り早朝5:30過ぎ上高地バスターミナルに着く。まだ薄暗いが、たくさんの人達が出発の準備をしている。パンとコーヒーで軽く朝食を取り、登山届をポストに入れ、期待に胸ふくらませいざ出発!今回は横尾からのルートはメチャ混みらしいので、あえて往復パノラマコースとした。パノラマコースは、アップダウンが大きく、道も狭く険しく横尾経由よりも時間がかかるのだが、人で渋滞は嫌だし時間がかかってもきつくても展望の良い方がいいとくろすけは結論。
 上高地~新村橋~奥又白池の分岐の所までは、2008.9月の穂高の池巡り(奥又白の池~北穂の池)で歩いて以来だ。その先はまだ未踏の地、何が待ってるパノラマなのか楽しみだ・・・。

 早朝の冷気で身を引き締めながら河童橋(6:00着)へ。梓川の水が気のせいか少なく見える。
森林浴を楽しみながら歩いていると突然視界が開け、明神岳が目に飛び込んできた。朝の陽ざしをあびた明神岳はより一層峻厳だ。明神館を過ぎ、しばらくすると梓川の先にピラミダルな常念岳も見えてきた。

・河童橋にて     ・面白!バルタン星人?   ・明神岳
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・明神岳           ・常念岳も見えてきた(右側)
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湧水でできた古池を通り7:11、徳澤園のキャンプ場7:38、新村橋には7:52着。
・新村橋を渡る         ・数頭の猿に遭遇
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夜行バスでほとんど寝てない状態なので、急な登りは堪える。ゆっくりゆっくり登って行く。井上靖の小説「氷壁」のナイロンザイル事件の慰霊碑に8:20着。ペンキ印をたどって沢筋を登り、一つ目の河原を横切り8:55、ゴツゴツの岩の急坂を登り、二つ目の石ゴロゴロの河原(奥又白池の分岐)を9:15横切る。樹林帯の急坂を下ったり登ったり、梓川が足下に見えたり、梯子9:45を登ったりしながら行くが、ここまですれ違う人はなし。二組抜いて、くろすけの前には健脚の男性がいたが、あっという間に先を行ってしまった。紅葉のきれいな所で写真を撮ったりしながら歩を進めて行くが、確かにこのコースは帰りに利用した方がいいというのが納得できる、きつ~いコースだ・・・ふぅ~ふぅ~。迫力の屏風の岩が見えてくる頃になると何組かの人達ともすれ違い、みな一様にくろすけが行き(登り)で利用している事に驚いて?いる。最後の急坂を、気合いを入れながら登り、大きな岩を横切り10:30、ジグザグの急坂をひと頑張りすると、屏風のコルに10:48着いた。ふぅ~、やれやれ。

・白骨樹が好きなのでどうしても目が行く(右下)9:21
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・昼の月に煙のような雲の流れが面白い10:09
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・屏風岩が立ちはだかる(何だかワクワクしてくるぞ~)
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分岐を右に曲がり急な尾根を登って行く。大岩がゴロゴロする見通しの良い斜面を通過し、小さな池を通り、やせ尾根を登って行くと素晴らしい展望の広がる屏風の耳に11:50到着。
・分岐(屏風のコル)    ・前穂の吊尾根が見えだした
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・錦をまとう槍が岳
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・左から前穂高岳~吊尾根~奥穂高岳~涸沢岳
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・屏風のコル(上から眺めた方がよりきれい)
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・左から奥穂高岳~涸沢岳~北穂高岳(中央:涸沢カール)
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・前穂をバックに感動のガッツポーズ!  ・北穂高岳
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・屏風の耳で休む人(右側:常念岳)
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・ナナカマドと蝶ヶ岳
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・も一度槍ヶ岳
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大展望をしっかり楽しみながら昼食をとる。山頂は、入れ替わり立ち替わりで数人の人達がいたが、大阪から来たという御年配のグループが特ににぎやかで写真を撮りまくっていた。11時位までは、雲もなく富士山も見えていたらしいが、昼過ぎになると大分雲も出てきて槍ケ岳も見えたり隠れたりになってしまった。13:00まだのんびりしていたいが、小屋の混み具合が気になるので往路を戻り、屏風のコルに13:31、ここの紅葉はほんとに素晴らしい。
・燃えてます・・・屏風のコル
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・屏風の耳を振り返る(三角の尖がり)
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・黄葉もきれい
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周りの紅葉を楽しみながら、何か所もの狭く険しい岩場を通過して行くが、時折見え隠れする涸沢のカール上には、厚い雲が立ち込め始めていた。気温も少し下がってきたようだ。
・パノラマコースのデンジャラスな場所の一部13:51~13:58
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・前方に涸沢のカールが見えてきた
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涸沢ヒュッテには14:35到着。調度ヘリコプターがス飛んできて荷降ろしをする所だった。厚い雲におおわれた涸沢カールは、残念ながら穂高の峰々はほとんど姿を隠していたが、「もう少し遅いのでは・・」と思っていた紅葉はまだ充分きれいな状態で待っていてくれた。嬉し~い!
・今日宿泊する涸沢小屋が見えてきた
 平日のせいか予想外にテントは少ない
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・涸沢小屋の上の紅葉
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・カールの紅葉
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・前穂高(北尾根の一部)とナナカマド
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・屏風岩とナナカマド
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涸沢カールの紅葉を楽しみながら、涸沢小屋に14:51着。ふぅ~、早朝から良く頑張りました。
受付を済ませ2階の部屋「月」に案内される。部屋の人数は結果的には14名になったが、噂に聞いていたふとん1枚に3人~4人?などどいう酷さにはならなくてラッキーだった。特別ゆとりもなかったが、充分スペースは確保できた。くろすけの隣は、九州から来たという単独の中年女性だった。明日は奥穂に登るという。夕食は順番でくろすけは18:00~。明日の天気は、雨の予報も出ているとか、出てくる時は3日間天気は良いはずだったのだが・・・。夜中2時頃満天の星と月を窓から眺めた。

・涸沢小屋前テラスにて
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                    その②へ続く
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