戸隠西岳縦走 その①

 2016-10-18
戸隠連峰は凝灰質集塊岩からなり、東面は鋭い懸崖絶壁となって切れ落ちている。一般に、戸隠連峰の中央部、八方睨から一不動鞍部までを表山と呼び(五地蔵山までと記してあるものもある)、八方睨から南西に延びる一帯を西岳と呼んでいる。五地蔵山の北西には秀麗な高妻山があり、この一帯は裏山と呼んでいる。一般の登山対象となるのは表山で、このハイライトは何と言っても八方睨へ至る岩稜歩きである。蟻ノ塔渡り、剣の刃渡りは左右が切れ落ちたナイフエッジでスリリングな通過となり、これに比べると高妻山や乙妻山は訪れる者も少ないが、近年は百名山ブームも手伝ってか、よく登られている。このピラミダルな高峰は容姿からも登高意欲が湧く。西岳は頂稜が困難な岩場で距離も長く、一般向な登山路とはいえない。   長野県山岳連盟のHPより抜粋

蟻の塔渡り~剣の刃渡り・・・激スリリング!
・単独行の若者が・・・ 戸隠山より八方睨に戻る時に撮影 10/13(木)8:05
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 ジャンダルム同様今回もどちらから入山するかいろんな方の記録を参考にさせて頂き検討・・・
結果くろすけは、戸隠奥社から反時計回りで縦走することに決定。
理由は、最初の渡渉3回で登山靴(足)濡らし(雨が多かったので水量多いのでは?)、靴の中ぐちょぐちょの不快で長時間歩くのは嫌、、難所のP1尾根でエネルギー使い果たし、ヨレヨレで蟻の塔渡り~渡るのは危険だし嫌・・・という事で、戸隠奥社から入山する半時計回りのコースとした。
蟻の塔渡り~のナイフブリッジやそれに至る岩場の鎖場等も気になる所ではあるが、くろすけは、過去に戸隠山~高妻山~乙妻山縦走時にここは通った経験が有り、この個所は神経は使うが体力はそれほど使うところではない・・・余力はしっかり残せP1に向かえるはずと判断した。(※注: あくまでも個人の経験からの感想です。)

コース 反時計回り (昭文社地図10時間35分・長野県山岳連盟地図 8時間50分と随分差がある

鏡池~奥社~ 蟻の塔渡り~八方睨(戸隠岳)~本院岳~西岳~ P1渡渉3回~西岳登山口~鏡池
                                        
最大の難所 はP1尾根(登り下り共に)      
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<戸隠西岳縦走>
2016.10/13(木)晴たり曇ったり 単独
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 毎度のことだが真っ暗闇は恐いし、も怖い(熊出没注意の看板が鏡池の所にあった。)
ラジオのボリュームを上げ、ヘッドライトで確認しながら森林植物園の木道を行く・・・ 5:05~
・5:28 隋神門…まだ薄暗いのでコンデジではボンヤリ ・歴史を感じる杉並木 ・おっ、朝焼け!
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・5:47 戸隠奥社で衣服調整し小休止。5:57 あらためて出発、本番だ!。
今日の舞台が大感動・無事故で幕を閉じられるよう、山の神に祈りながらいきなりの急登で始まる登山道を行く。
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・お~、そそられる岩峰が姿を現す・・・         ・絵になる美しい雲だ・・・
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最初の鎖場登場。基本八方睨まで鎖場のある岩場はホールドしっかりあるので心配な部分だけ補助的に鎖を使った。断崖の紅葉もまぁまぁ… 早朝なので暗い感じに写ってますが・・・
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・2番目の鎖場・・・            ・6:38 五十間長屋      ・・・を振り返る  
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6:40 スッ素晴らしい!飯縄山の眺め・・・
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・6:43 百間長屋              ・・・を振り返る
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・6:50 西窟を過ぎると西岳・本院岳が姿を現し背後には北アルプスもバッチリ!アップにしたら槍の小槍も見えた      
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いよいよ岩場の本格的登り(鎖場)が始まった・・・
広い沢状の岩場20m太い鎖有り         ・鎖場途中からの絶景
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<参考>
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ここは上部で右へトラバース、振り返れば 真っ赤なドウダンの先に今朝の出発地の鏡池が・・・
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・鎖場10m(上部土混じりの岩場)
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・平坦地に出て見返りの岩…右側壁登る           ・西岳の存在感が・・・
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・ややトラバース気味に通過            ・木に胸突き岩の表示
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・ついパチリ・・・                 ・これが胸突き岩?…斜度70度15mの岩場①
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・鎖場途中でついこちらもパチリ・・・  北アルプス連峰(中央▲は唐沢岳)
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・胸突き岩続き②                  
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・胸突き岩鎖場途中から・・・                        ・さらに登り詰めて
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・また振り返る・・・
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胸突き岩を登り切った所から上部右へ3mトラバースで抜けると・・・
7:24 お~~~! 蟻の塔渡り  (幅50センチ前後のナイフブリッジ20m) 到着
・しっかり全容を眺めてから、深呼吸し取付く・・・緊張!
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歩き始めは立って歩いていたが、写真を撮るのに立ちどまってからは、安全のためにしゃがんでそろりそろりと。。。
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・慎重に慎重に!・・・
 目眩がしそうな高度感・・・
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・西側(不動沢側は150mの絶壁)
 時々立ち止まっては写真を撮る・・・ 
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・東側(戸隠山側)
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・剣の刃渡り(幅20センチ 5m)
万が一があってはいけないのでしゃがんだままゆっくり進み終点手前で立ち上がった。。。
跨いでと言うのを聞いたことがありますが、跨いだら進むのが大変だと思います。・・・
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・7:34 剣の刃渡りを渡り終わって振り返る・・・
「蟻の塔渡り」部分は巻き道有りとのことですが、こちらも記事を読むとなかなかのようです・・・。
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・もうひと踏ん張り鎖場を登り、チムニー状の岩場を抜けると… 八方睨 7:40到着。標柱無いが風景羅針盤有り
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一息つきながら展望を楽しむ・・・
・八方睨みからは威風堂々の高妻山 2353mが・・・その左には乙妻山
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・もう一度蟻の塔渡り~も覗く・・・
最初にあそこを渡ったのは修行僧なんだろうか?・・・くろすけの雄姿も誰かに撮ってもらいたかったなぁ~・・・
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戸隠山は、その時のノリでと思っていたが、時間も有りせっかくなので山頂を踏んでくる事にした。
7:52 戸隠山山頂 1904m (八方睨からはあっという間に到着。)
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何気に振り向くと、なっ何と白馬三山が・・・ 雪で白くなってる~ ※後日、昨日昼過ぎ積雪があったと知る。
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往路を戻る
・蟻の塔渡りが目を引く・・・後からからトップに載せた写真に登場した若者がここにも写っているのを発見!
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・少しアップで・・・
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当日はこの場面で若者を確認できました・・・
人が入ると臨場感がやっぱでますね・・・
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・オヤマボクチ                    ・8:06 八方睨に戻りティータイム
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小腹がすいたのでおやつを食べていると、先ほど蟻の塔渡りを渡っていた若者がやって来た。あいさつしてちょっとだけおしゃべり。これから戸隠山~一不動~戸隠牧場に抜けるんだとか・・・。さわやかな青年でした・・・ 当日出会った登山者は、結局この青年だけでした。

 ここまでは、岩場での登りでもホールドがしっかり有り、前述したように鎖は心配な所だけ補助程度に使っただけだったので、自分が想定した通り体力はほとんど消耗することは無かった。
今日のお天気は、予報では曇りと言う事だったが、取りあえず青空も出て、今は薄雲がかかってる状態。
八方睨からP1 の大難所までは、昭文社地図 3時間10分・長野県山岳連盟地図 2時間45分という事だが、油断大敵で慎重に進み、そして余力を十分に残して到達しなければならない。
さぁ、気を引き締め直して、頑張ろう!

※中盤に続く(近日中頑張りま~す。。。(^^; m(__)m)
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