足尾山塊/栗原川砥沢(詳細編)

 2017-06-08
皇海山への最短登山口がある栗原林道ができるず~っと以前、
かつて日本一の鉱都として呼ばれ大いに栄えた足尾銅山(栃木)に木材の一大供給地として発展した集落があった。
栗原川流域もその一つで、砥沢には事業所が置かれ、数千人の人々の暮らしがあったと言う。。。
今回は、大自然を相手に一時代を築きあげた人々の生活跡地を訪ねながらの沢旅、沢そのものもダイナミックで美しく、現在~過去へとタイムスリップしながら沢旅ロマン多いに満喫してきた。。。


それでは早速、始まり始まり~。。。

2017.6/3(土)晴れ時々曇り&風は微風だがドライで冷たし

<メンバーさわね: Nリーダー I さん Mさん くろすけ>
 
 前夜志木駅近くのNレンタカー会社に集合し22時過ぎ出発。関越~沼田ICで下り、道の駅白沢(望郷の湯)パーキングにてテント泊。睡眠導入剤的にとアルコール分を少々を体に満たしたが、くろすけはやはりほとんど眠れなかった。
5時半起床でテント撤収、コンビニに寄り朝食等GETし、Nリーダー運転で目的地目指す。吹き割りの滝手前から右折して皇海山の標識に従って進み、栗原川林道に入る。道路は舗装してある部分もあるが、道幅も狭く聞いていた通りなかなかの悪路。
 入渓地点は、ケヤキ沢出合の少し上に下りる方の記事が多かったが、くろすけ達はそれよりも上の源公平の集落跡を目指し栗原川に下りた。
8:05 ミラーの所から落ち葉の斜面を下りると20分程で平らになり、栗原川に沿った古道を進む。間もなくに源公平の集落跡(石垣)に着く。Nリーダーが、階段を上がると山の神が祭られてるのを発見!
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入渓。。。明るく開放的なナメが広がっていた。。。
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源公の滝が奥に見えて来た。。。
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源公の滝 水が青く透き通って美しい!
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源公の滝は左側から。。。
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静と。。。
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動。。。
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静と。。。
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動を繰り返し。。。小滝はいずれもダイナミックで美しい!
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転がってる大岩も絵になる。。。
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ナメは快適!
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・OH!ナメナメ。。。              ・まるでSF映画のシーンのような岩壁が登場。。
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瞑想する人面岩発見!  クリックで拡大して見てね。P6030081-1_convert_20170623181704.jpg

大岩帯もチャレンジャー的要素が詰まっていてなかなか。。
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2段6m 流れに勢い有り。。
下部の水際のぬめった岩で思い切りこけて、くろすけびじょ美女に仕上がりました。。
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・2段6mを上から見たところ・・
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聳え立つ大側壁の下にゴルジュが。。。そ~~っと覗いて見れば、大禅(膳)の滝10m。。
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ゴルジュ内に爆音を轟かせ水煙を上げ、恐ろしいまでの大迫力!
恐いもの見たさ。。。更に奥を覗いてみたかったなぁ。。。
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大禅の滝(3段)は、くろすけ達にはとても越えられるものではないので本流を少し戻り(2段6mを越え)標高880mで右岸支流を上がり大高巻きする。
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古道なども利用しながらかつて集落のあった円角祉~円角の滝も巻き不動沢に下りさらに1105ピークを踏み、ツバメ沢出合まで地図読みとGPSで確認しながら進んで行く。心強い大ベテランさん達がいるのでくろすけは安心して付いて行くだけ。。m(__)m
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・ヤセ尾根も有り~の ・こんな所に円覚祉(集落跡)が。。・樹間より円覚の滝50mやっぱ凄い迫力!
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円覚線停車場跡の銘板があった。(かつては索道の基地だった)
朽ちた柱が残っていた。。どんな技術があったのだろうか。。人間って凄い!
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・円覚の滝落ち口付近を覗く。。         ・落ち口上に出たぁ~
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昼休憩後、不動沢の対岸に残置ロープ有るのを確認していたので、そこから攀じ登り、P1105m目指す
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               ・古道を利用しアップダウンしトラバース
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シャクナゲの混じる尾根を下降し(眼下に美しい流れが。。)ツバメ沢の出合の手前に出る。。
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・ツバメ沢出合                  ・漫画チックな笑う石。。(*^^*)
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砥沢に入って行きます。。。
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癒し系が続きます。。。
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見た目は浅そうですが、とんでもない!チビのくろすけは胸まで浸かってしまった。。超冷てぇ~い!
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釜を持った6m滝が現れる。。
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②Mさんが頑張って右岩からチャレンジしましたが、厳しいとの事で、右岸を巻くことに。。。
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③右岸には、残置のワイヤーや細いロープがありましたが、より安全のためNリーダーがロープも出してくれホットしたものの激スリリングな巻きでした。この6m滝は上から見た方が美しかった。。
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沢床に下り、ホッとして進む。。。
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おっ、あれは石積み堰堤。。。こんな所まで凄いですね!
妙に堰堤が絵になる舞台でした。。。
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堰堤は右岸を巻いて河原に下りる。。。少し進むと穏やかな光景とともに15:10十林班沢出合に出た。。
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ゴーロを進む。。。
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本日最後となった小滝は右岸を巻く。。。
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十林班沢出合より40分程で八林班沢と六林班沢の出合に到着した。。。
15:50 六林班沢を少し進んだ右岸の集落地跡が本日の幕場となる。
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身体を濡らしてしまった事と今日は良い天気なのにまるで雪渓から吹きおろしてくるような風でドライだが冷たくって、たき火の暖かさからなかなか離れられない。。。クリンソウが当時の人達の心の証のように咲いていた。
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夜の宴は、食頭のI さんの料理上手がいかんなく発揮され、多いに味覚とおしゃべりを楽しんだ。



2017.6/4(日)晴れ

 今日はまずは皇海荘を探し、その後のコースは幾通りか挙げられたが、沢の遡行はせずに、尾根に上がり栗原林道目指す事となった。
8:10 六林班沢を渡り、山裾を登って行くと石垣が見られるように。。。
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咲き出したばかりの濃いクリンソウガあちこちに。。。
クリンソウの花言葉:幸福を重ねる 物思い 少年時代の希望
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探してま~す!。。。灯篭や山の神が祭らてる所がありました。
古より、人間は大自然に対して畏敬の念を抱いて暮らしていたのですね。
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くろすけ、はっ発見しました。皇海荘
結局、幕場の少し上の対岸にあった事になります。。。
当時を忍ぶ人達で作られた小屋(墓参仮泊小屋敷と書いてある)のようですが、今日は解放されていませんでした。
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カッコイイ巨木が皇海荘の下の川岸に鎮座していました。。。
きっとこの地での悲喜こもごもを見守って来たのでしょう。。。
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目的を果たし、さぁこれから八丁峠手前のP1424mを目指します。。激急斜面が待っていたぁ~。。。
くろすけ息も絶え絶えヒ~!みんなは素晴らしい超人の足。40分程頑張るとやっと傾斜が緩みホッ!
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P1424mには、ピンクテープが木に巻きつけてあった。地図を確認しながら進むと、車の入った跡とみられるような道?が下に見え、下りてぐんぐん進んで行くと10:24 雨量計のある所の栗原林道に出た。山のパトロール隊?の人達が調度車で入ってきたところで、少しお話しすると、「熊に気をつけるように」との事だった。
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皇海山登山口を通り過ぎ、不動沢の橋を渡った先の水場で靴を洗い、くろすけは顔も洗ってさっぱり。。。
この後、親切な方に出会いNリーダーが車に乗せてもらいくろすけ達の車を取りに行く事に。。。長時間歩くことを覚悟していたが、お蔭様で林道歩きはわずかで済み超ラッキーでした。
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帰路、沼田市利根町の南郷温泉「しゃくなげの湯」でひと汗流し、出発地の志木駅の居酒屋にて反省会後、それぞれの途に就く。
中身の濃い大充実のくろすけにとって忘れられない沢旅のひとつとなりました。
Nリーダー、Iさん、Mさん お疲れ様でした。ありがとうございました。m(__)m

素晴らしいロマンあふれる沢旅でした。ありがとう!足尾山塊
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- 完 -
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コメント
こんばんは。

わたしたちがまだ渓流釣りにはまっている時に、
足尾山塊の沢はよく訪れており、とても懐かしく拝見しました。
かつてここに住んでいた方の集まりである根利山会に、縁あって入会させていただき、
総会にも参加させていただいたことがあります。
この山域は、あちこちに当時の痕跡が残っていますね。
機会があれば、また訪れてみたくなりました。
【2017/06/29 23:07】 | ピテカン&カッパ #9GQyiprs | [edit]
カッパさんへ

昨夜帰ったら、パソコン不調で使用不可、初めてスマホでの返信です。
根利山会の会員だったとは驚きです。
当時の痕跡を辿りながら沢を巡ってきましたが、どの部分を切り取っても絵になる素晴らしいところでした。
くろすけも 機会があれば紅葉の頃に是非もう一度訪ねてみたいと思うほどお気に入りの場所となりました。
カッパさん御夫婦にはたくさんのよき御縁がおありのようで、求める行動力にもあらためて感心いたしました。

【2017/06/30 10:15】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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