毛猛/久右エ門沢~前毛猛山~大鳥沢下降(中退)

 2017-07-03
都会の喧騒を離れ、
タイムトラベラーとなって旅する。。。
     ※雪渓のトンネル
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2017.6/29(木)晴れ

 さわねのKさんの今期のこだわり「どうしても毛猛・・・」に同行した。
資料は2002.9/15のものしか見つからず、内容を読んでみれば、くろすけのレベルで付いていけるか微妙だったが、沢という恋人との逢瀬を少しでも多く重ねたいとの熱い思いが勝って、久しぶりに新幹線の切符を手にした。
 越後湯沢駅7:24着。改札口でKさんと落ち合い、西口のTレンタカー会社へ。営業は8時からだが、早めに開けていてくれて有り難い。湯沢ICで関越に乗り、小出ICで降りる。入広瀬から只見線の大白川駅を通過し幾つかのスノーシェッド(名前?)を抜け、(そう言えば、このルートは娘と昨年浅草岳に行った時に走ったっけ。。)道路が左にカーブした右側に本日の入渓先があった。越後湯沢駅前から約1時間15分程であった。 ※写真はクリックで全て拡大可

 先客(釣り師)の車があった。ワラビのつんつん生える空き地で、大汗をかきながら準備し9:33出発。直ぐにブナの明るい林に歓迎され、気持ちがよい。
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未沢川をコンクリートの橋で渡り、と記録には書いてあったが橋が見つからず、護岸の2段になった石垣を乗り越えると毛猛沢右岸に付いた踏み跡が現れそれを辿る。
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柔らかな緑の中にタニウツギのピンクの花がたわわに咲き乱れ、足下には蕗が畑のように群生している所が何か所もあった。ダンディーなソロの釣り師にもすれ違い少しおしゃべり。。沢は雪解け水で冷たく、残雪で埋まり戻ってきたと。。
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一部泥濘有り~の、背丈ほどの葦の群生地有り~ので、ぐんぐん進んで行くと大きな堰堤が現れてきた。
堰堤の赤〇梯子を下りて入渓。
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・流れもゆるゆるまるで川のようだ。。。         ・ ビックリ! 帰りにも又出会う
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ミズタビラコ? ワスレナグサに似た花があっちにもこっちにも。。
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瀞の上には、ヤブデマリがいい感じに咲いている。。
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ヤブデマリ なんか素敵だ!長い髪のお嬢さんの花冠に。。
オオカメノキとの違いは、5深裂した装飾花の一つが極端に小さいとのこと。。。ホントだ!
花言葉:今日の幸福 隠された美 年齢を美しく重ねる 
    私を見捨てないで 覚悟

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流れをしっかり確認できるようになると、水嵩も若干増し、右岸には残雪のブロックも現れる。。
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・10:18 中央の大岩の所でH500m二俣となり。。。
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・左俣の若葉の鬱蒼とした久右エ門沢に突入。。。         右俣は毛猛沢…こちらも興味深々!
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沢幅はぐっと狭くなり、大岩に倒木など乗り越えながら進む。。。この倒木は何の樹?
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視界が開けてきたと思ったら、なんと雪渓のブロックが行く手を阻む。。。
左岸とのわずかな隙間を見つけ抜ける。。。
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小滝ですが、落ち口が大岩に塞がれてたので左岸を巻いた。。。のかな?
泥付きの激急斜面から灌木地を抜け沢に降りると。。。わ~ぉ!岩がピンクに。。。
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タニウツギが素敵を演出します。。。
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瑞々しい若葉に降り注ぐ光り。。。
葉っぱたちが美しく輝く季節。。。
萌黄色のオーガンジーが荒れた沢を優しく抱擁しています。。。

  
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                              ・Kリーダー、今度は何が。。。
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OH!また雪渓だ。。。         ・花たちは約束したかのように微笑むことを忘れません。。。
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何とも冒険チックなトンネルでしょう。。。ワクワク!
ドキドキしながら猫足で静かにそっと潜り抜ける。。。
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一瞬はタイムトンネルを抜けるような妄想を掻き立てられたが。。。
 抜けた先にはまたまた雪渓のブロック。。。
まるで雷が落ちたかのような崩落音も聞いていたので、より慎重に乗り越えていく。。。
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・11:07 H565mで右に。。。
滝は直登できないので、写真中央から滝の左壁を登っていく。。。
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・もう少しで落ち口です。。
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左をへつって行くが微妙で。。。 落ちたら冷たいし深いし。。。
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・巨大な大砲岩が転がっていた                ・崩落した雪渓がまたしても登場
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・11:26 H600mの三俣にやって来たようだ      ・右のブリッジ状を潜る。。。
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緩いくの字の小滝が現れる。。。
小さいが深い釜を持ち、滝はツルツルに磨かれた感じでホールドはほとんど無さげに見える。。。
Kリーダーも突進するか大分迷った末、右岸を巻くことに。。。残雪の張り付いた泥土の斜面を登り・・・
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ツバキなどの混じる灌木の激密藪に突入。激急斜面な事もあって踏ん張ったり、枝にしがみついたり、激ハード!今までの藪漕ぎ経験の中で一番厳しかったかな。。必死で密藪を掻き分け、視界の開けた所に出ると、前方にはスラブな岩肌がずっと先まで覗いていた。沢筋に目をやれば深い溝状で少し先の上部にはチョックストーンのような大岩が乗っているのがチラリと見えた。草付きの激斜面には、ヒメサユリが1輪くろすけたちを見守るかのように咲いていた。
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H670m さて、ここでどうしましょうか?と言う事になり。。。
Kリーダーは雪渓等も想定内の事のようだったが、思いのほか時間のかかる激密藪こぎに雪渓・ブロックの処理等、残された時間で予定のコースは非常に厳しいと思われ、今回は残念ながら撤退する事に。。。
12:05 ここから往路を戻るのであれば、時間的には超ゆとりなので山菜など探しながらのんびり下降することに。。。
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                           ・ヤグルマソウの赤い葉っぱが目を引く
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                 ・この藪こぎでカメラを落としたと思ったら藪下の水中で見つける
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・ダチョウを思わせる倒木                ・出合いを振り返る。。
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・水嵩が増えたかな。。。                ・草原までも緑が美しい!
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堰堤まで戻ってきた。。
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葦の茂みを抜け、蕗のちょっとだけ刈り入れを。。 翌日調理(下処理後、炒めてから甘辛で味付け)しましたが、めっちゃ旨!
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河原とブナ林の間で最後の休憩。Kリーダーはここでウドの若芽も摘まんでいました。
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15時ジャスト駐車地に戻る。帰路は小出IC手前の「ゆ~パーク薬師」でひと風呂浴びさっぱりし、越後湯沢駅より新幹線利用でそれぞれの自宅にご帰還と相成る。お疲れさまでした。

 より冒険チックだった今回の沢旅。。。手強い山塊だったがとっても楽しかったぁ~。
Kリーダーありがとうございました。m(__)m
機会を見つけて是非この続きを。。。ドラマチックに完結してみたいですね。今度は秋がいいかなぁ。。。



<おまけ>
ブナ林で出逢った朋友
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 くろすけの沢やか人生に今日も乾杯!
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コメント
どんな沢なのか興味津々でレポをよみましたが、
中退とは残念でしたね。40年も昔のことですが、
毛猛連山の沢をくまなく遡行していましたが、
久右エ門沢だけ?遡行したことがありません。
とても懐かしく、完結編を是非お願いします。
【2017/07/30 11:43】 | snow drop( 夫) #- | [edit]
snow drop( 夫) さんへ

コメントありがとうございます。
青春真っただ中バリバリ沢登りやられてた時代、毛猛山塊もくまなく遡行してたのですね。
自然はどんどん変わっていってしまう部分もありますから、
その頃は今よりもっと手付かず的な大自然だったのでしょうね。

くろすけも、中途半端は嫌なので機会があれば是非続きをと願ってます。

沢に目覚めてまだ2年目のくろすけ、それも相当なお年で。。。(^-^;
加齢という現実にブレーキをかけながら、体力技術的に許す限り、
チャレンジャーで有り続けたいと思ってはいるのですが。。。(^-^;
【2017/07/30 13:30】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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