真冬のスッカン沢

 2013-02-01
 2年前、「山と渓谷」2011.2月号を見て、雲竜渓谷の存在を知り、あまりの素晴らしさにその年、2度ほど訪れた。そして色々調べてるうちに、同じ栃木に、雲竜とは違った趣の氷柱群・氷壁が見られるという「スッカン沢」の存在をこれまた知ることになり、近いうちに是非訪ねて見たいと思っていた。昨年は山中湖畔のダイヤモンド富士を追っかけていて、行く機会を逃してしまったので、今年は何がなんでもと・・・「1日目にスッカン沢、2日目に雲竜渓谷」と計画を立てた。お天気もよさそうだし、もう今からワクワクだ。

▲2013.1/30(水)晴時々曇り 単独

 早朝の電車を乗り継ぎ、上野(新幹線つばさ121号)~宇都宮(東北本線黒磯行き)~矢板7:47着。予約しておいたタクシー会社に不必要な荷物を置かせてもらい8時少し前に出発。運転手曰く、この時期に、山の駅「たかはら」までタクシーを利用する人は皆無だとか・・・街中を抜け、山側に入って行くと雪道となるが除雪されているようで、なんとかチェーンをつけずに山の駅「たかはら」に8:42着いた。(料金¥6290)タクシーを降りた途端に、まるで待ち構えていたようにゴーゴーと強風がうなりまくり、辺りの雪をかき散らし、まるで吹雪のようになった。まるで招かざる客が来たかのような強風の歓迎に、ちょっとくろすけへこむが、気をとりなおして、準備する。アイゼンは必要になってからつけようかと思ったが、途中でザックの出し入れは面倒だったので最初からつけて行く事にした。駐車場には車が5台ほど止まっており、先客がいるのは確かなので少し安心し8:57出発。
<山の駅「たかはら」~ライテイの滝~吊橋~ホウコウヘキレキの滝~スッカン沢(カツラの木・雄飛の滝)~仁三郎の滝~素連の滝~山の駅「たかはら」>

 ふかふかのスノウベットに出迎えられ、しっかりとトレースのついた雪道を行く。途中幾つか小さな橋を渡り、段々道も急な下りとなってくると沢音が聞こえ木々の間から桜沢の小さな流れが見え出した。
トイレの横を出発8:57    ・桜沢の小流が見えだす9:26
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・ライテイの滝9:38
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・吊橋を渡る9:51    ・ホウコウ・ヘキレキの滝10:01
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分岐に戻り10:15、雄飛の滝を目指す。通行止めの看板が出ており、ここからは自己責任のルート。
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雪で埋もれた急な階段を登り木橋を渡ると突如目の前に氷壁が現れた。そして、ここから先見降ろすスッカン沢の空間は隔離されたような一種独特の空気感が漂っていた。氷壁の写真を撮りながら、まるでインディージョーンズになったような気分で異空間に降りて行く。
・最初の氷壁
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・異空間で待ち受けているものは・・・
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・2番目の氷壁
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・上の写真のアップ(クラゲのお化け? エイリアンの牙?)
 え~っ、表現がおぞましい?では、ゴージャスシャンデリア!
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・きらきらと不思議の音色が聞こえてきそうです
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大きなカツラの木、スッカン沢の長老(語り部)のようです
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ここに来るまでに2組の人達とすれ違っただけでしたが、ここに来て初めて写真を撮っている方に出会いました。
・3番目の氷壁
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・上写真中央部のアップ
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・さらに上部のアップ
(やや下の方に片目のつぶれた白クマが、口を開けています?)
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スッカン橋を渡り、左側の踏み跡を辿ると、何とそこが雄飛の滝の場所でした。
・スッカン橋10:56       ・スッカン橋からの景観
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雄飛の滝「神秘のブルー」11:09(白い点は滝のしぶき、うっかりでした)
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・くろすけの青い世界(ブログ2012.6/3)の一枚に加えたい
滝のそばでしぶきを浴びていると、何だか身も心も浄化されて行くようだ。(くろすけの写真は、車道から降りてきたという人に撮ってもらいました。その方のお話では、氷柱のでき具合は去年の半分位だとか・・・ふぅ~ん、そうなんだ、でもくろすけは、初めてなので充分満足していま~す。)
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・何段にも重なった氷柱
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・氷柱のカーテン(上写真のアップ)
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・美しいですが、恐ろし~い!(さらにアップ)
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・たくさんの人が描かれた宗教画をイメージさせます
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橋側に戻り、急な石段を登って行く。緩やかになり、少しすると展望台に着いた11:45。
・雄飛の滝展望台より
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・死の神「閻魔大王」が出て来そうな雰囲気だ
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展望台より、少し進むと仁三郎の滝に着く11:52。
・仁三郎の滝
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仁三郎の滝よりものの数分で素連の滝に着く11:57。どの部分が滝なのかよくわからなかった。
・素連の滝
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これより帰りは、車道の方に進む選択もあったが、ただ車道を登って行くだけで退屈らしいので、往路を楽しみながら戻る事にした。
・反対側から見た大カツラの木とスッカン沢
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・青い沢の流れ(雪景色だからよけい青が引立ちます)
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・見~つけた!天使の翼とドクロ(これはくろすけワールドです)
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・くどいですがもう一度、氷壁で~す。
 帰りは日が当たり、キラキラ輝いていました。
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・最初に見た氷壁ともこれでお別れで~す。
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・オマケ・・・これもナチュラルアートで~す
 左:ドライになってもまだ魅せます。
 右:真白な雪と木の影で素敵な「ラグ」ができました。
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 14:10山の駅「たかはら」に戻る。今朝と同じように強風が吹きまくっている。タクシーは15時に迎えに来てもらう約束をしていたので、連絡を入れ直ぐに来てもらおうとしたら、もうすでにこちらに向かっているとの事。帰り支度をしながら、ほとんど待つ事もなく本当にタイミングよく迎えのタクシーが来てくれ、温かいコーヒーまで出してくれた。その心遣いが嬉しかった。(料金¥6740)
町は穏やかで、風ひとつない・・・あそこは風の通り道なのだろうか?・・・沢で風が全くというほどなかった事も、あらためてラッキ~だった。
 タクシー会社で預けた荷物を引き取り、またまた事務員さんからコーヒーを頂き、15:31発の電車に乗り、宇都宮経由で日光へ16:57着。今夜の宿泊は東武日光駅前の「日光パークロッジ」ドミトリータイプの簡易宿泊施設だ。今夜は、利用する人誰もいなく、くろすけひとり、気楽なものだ。(料金¥2890)近くのスーパーで買い物をし、夕食、お風呂と済ませ、21時就寝。

※スッカン沢
 スッカン沢は栃木県矢板市と那須塩原の間にあります。スッカン沢に流れる鹿股川は、高原山のカルデラ跡を水源としているため、白濁した青いきれいな水が流れています。鉱物や炭酸等の成分が多く含まれるので酸っぱい味がするといわれ、そこから「スッカン沢」と名がついたそうです。



       2日目、雲竜渓谷に続く
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コメント
お疲れ様でした。
スッカン沢、私達は昨日歩いてきました。
このところの暖かさで氷がゆるみ氷柱から水がジャージャーと流れ、やせ細った氷柱にガッカリでした。
これもしかたなし自然のなすことですから。
ブログ、リンクさせて頂きました。
今後のレポ、楽しみにしてます。
よろしくお願いします。
【2013/02/02 09:19】 | yamasanpo #- | [edit]
 早速の訪問ありがとうございます。今日は昼から仕事でしたので返信が遅れてすみません。大自然は偉大な芸術家です。厳しさも含めて感動することばかりです。これからも、皆様にいろいろ教えて頂きながら、独自のカメラライフ(カメラも腕も大した事がないので)を楽しんでいきたいと思います。
 yamasanpoさん御夫婦と御縁ができてくろすけは、とても嬉しいです。これからも宜しくお願い致します。
【2013/02/02 23:18】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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