再びの佐渡、そして飯豊へ②

 2013-06-23
2011.7/11~7/15 飯豊連峰全山縦走単独
<川入(民宿泊)―三国岳―飯豊本山(本山小屋泊)―御西岳―大日岳―烏帽子岳―(梅花皮小屋泊)―北俣岳―門内岳―地神山―頼母木山―大石山―鉾立峰―杁差岳―(頼母木小屋泊)―地神山に戻り丸森尾根下山―飯豊山荘>
 幸運にも丁度梅雨明け宣言日に入山。この年は残雪も多く、ハラハラドキドキの雪渓歩きも結構ありましたが、全行程天気に恵まれイイデリンドウ始めたくさんの高山植物とも出会い忘れられない思い出深い山行の一つとなりました。
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♥イイデリンドウ
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 今から2年前(上記)、飯豊山固有種の「イイデリンドウ」を是非見てみたいと縦走計画をたてている時、色々調べていると6月始め~2週目位にかけてハクサンイチゲの大群落に魅了され飯豊の山に登る人達がいることを知る。飯豊の山を背景にした白いハクサンイチゲの花達の写真・・・美し~い!・・・こりゃあ、この次はこの時期に行かねば~・・・と深く心に決めたのでありました。

<杁差岳~頼母木山>
2013.6/14(金)晴時々曇 単独
 昨日佐渡でのアクシデントで、新潟駅に着いたのは22:25と予定より大幅に遅れてしまった。山での食料の買い出しと登山口までの交通機関がないのでまたまたレンタカーの手続きで新潟駅南口を出たのは23時を過ぎてしまった。ナビを設定し、車をビュンビュンとばし、1時間20分ほどで登山口の奥胎内ヒュッテに到着(24:20)。奥胎内ヒュッテまでの道路は昨日6/13の午後調査が入り、午後3時には開通になった旨を夕方佐渡から確認しておいたのだが、すでに駐車場は20台近くも車が止まっており、みんな情報キャッチが早いなぁ・・・なんて思っていた。が、後でほとんどの車が工事関係の車だとわかった。
 連日の睡眠不足もあり疲れてるはずなのに車の中で中々寝付けず、結果的に目を覚ましたのが4時少し前、慌ててコンビニで買った助六寿司をほおばりながら準備し、4:33出発となる。
 さぁ、ハクサンイチゲちゃんに会いに行くぞ~!(気合
奥胎内ヒュッテから足の松尾根登山口までは車道を行く。小鳥のさえずりやタニウツギのピンクの花を眺めながら、大きな橋を二つほど渡り登山口5:16到着。スミレの写真など撮りながら5分ほど休憩し出発。気持ちのよいブナ林にはまだユキツバキが咲き残っていた。
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ブナ林の巨木のコブコブは色んな表情が見えて面白い。あっという間に平坦な道は終わり、噂に聞いていた足の松尾根の急登が待っていた。名前の通り、松やブナなどの木の根が絡みあった急登だ。木の根の張り出し方・絡み方は時に芸術的にさえ見えるものもある。今日の天気は午後から不安定になるとの事なので、できるだけ早く小屋に着きたいなぁと思っての早目の出発としたのだが、重いザック(避難小屋にはまだ水が引かれてないので今日と明日の分で水色々で約4㍑持参、今日の分を行動中に飲んでいけば、多少は軽くなるのだが・・・・ヒ~、これが重い)が、蒸し暑さに加担して、ジワジワと身体に応える。涼しい風でも時折吹いてくれれば大分違うのだが、非情にも無風!とにかくフゥ~フゥ~言いながらゆっくりと登って行く。姫子の峰に6:33、ちょとスリリングな岩場を通過し、滝見場に7:45・・・とこの辺までは順調に歩を運べたのだが・・・これより先、これまでの疲れと睡眠不足がボディブローのように徐々に効いてきて、昨年の谷川岳(初めてのバテと挫折体験)を彷彿とさせるような状態になってきていました。
・・・エスケープルートは無いし、戻るなら今、・・・しかし、こんな大変な所また来るのも厳しいし・・・うぅ~ん、頑張るかぁ~・・・数メートル歩いては休憩、水分補給・・・ゆっくりでいいんだ、頑張れ・・・と何とか励ましながら…英三の峰…ミニ雪渓…ヒドソの峰…水場分岐…ミニ雪渓…イチジ峰西の峰大石山(11:25着)へと頑張ったのでありました。ここまでに摂った水分(スポーツドリンク他)約1.5㍑(こんなに飲んだのも初めてでした。食欲なく唯一みかん4個のジューシーさに救われました。また、樹林が開け目に飛び込んでくる飯豊の峰々や様々なお花達が、「くろすけ頑張れ」と励ましてもくれました。)
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大石山に着いた途端安心したのか、うそのように元気になり、杁差岳までピストンする事にしました。(最初の計画では杁差避難小屋に泊まる予定でしたが、明日は天気が崩れるとの予報なので、鉾立峰の上り下りは雨では嫌だなって思ったので急遽宿泊先をなだらかなルートの頼母木小屋に変更しました。)

 ザックを分岐にデポし、必要な物だけ持って2年前に歩いたコースを行ってみることにする。(11:33)
これより大石山~鉾立峰~杁差岳で出会ったお花達(一部)と今回の主役「ハクサンイチゲ」です。
・シラネアオイ(薄紫)  ・シラネアオイ(白)   ・ミヤマキンバイ
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・イワカガミ(ピンク)  ・イワカガミ(白)   ・ハクサンチドリ
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・キバナノコマノツメ     ・ミヤマスミレ    ・ウズラバハクサンチドリ
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「ハクサンイチゲ」飯豊の峰々への讃歌熱唱
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・杁差岳の避難小屋(後ろに見えるのが山頂)
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・小屋の前から         ・小屋の後ろ(山頂方向)から
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杁差岳山頂の標柱は、2年前よりボロボロになっていました。山頂にいた単独の女の方の話だと雷が落ちて、ズタズタになってしまったんだとか・・・そう言えば、2年前あったはずの鉾立峰の標柱はなくなっていました。
雲も大分多くなり、お天気が心配なので、またまた写真を撮りながら早々に大石山に戻りました。(14:22)
・杁差岳山頂1636.4m
 左 2011.7/14    右 2013.6/14    ・2011.7.14 鉾立峰の標柱      
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・杁差岳を振り返る    ・右 これから向かう頼母木小屋方面(中央)
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大石山から頼母木小屋までは、緩やかな登山道なので写真を撮りながらゆっくりでも1時間もかからずに到着できました。
こちら側のハクサンイチゲは勢いがあり、花達の燃え尽きる前の激しさを感じました。美しい!
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見覚えのある小屋に着く(15:17)頃には、辺りはすっかりガスってしまい展望がきかず残念でしたが、重いザックを降ろしフゥ~やれやれ・・・です。先客(3人の女性達と単独男性=何れも新潟の方)の方達に挨拶をし、水は持参した分で間に合うはずですが、予備に少しと思い、小屋前の雪渓の雪を少し取りに行きました。先客の3人の女性達は、スコップを持参してきていてすでに雪を掘り出しお湯にしていました。単独の男性からは雪渓の右側をを10分ほど行った所に水がジャブジャブ出てる所がある事を後から教わりました。
雪を掘った後に、素足になりほてった立派な大根を冷やしたり、雪を石鹸のようにして顔になでつけたりして少しさっぱりしてから、シュラフを出し体を休めました。・・・ほんとに今日は良く頑張りました ・・・ぼ~っとしていると、何やら小屋の屋根を打つ音が・・・雨です。16時過ぎ雨が降り出し、次第に風も出てきて夜中にはゴーゴーと唸っている時もありました。
食欲は余りなかったのですが、かさばるラーメンと好物のごぼうと豆のサラダを食べ明日に備えました。夜中何度か目が覚め、もしや満天の★…なんて期待しましたが・・・× 
明日の天気予報は曇のち雨なのですが、何とか明日の出発までには今の雨が止んで欲しいものです。
そしてハクサンイチゲの花達が今晩の雨と風で散ってしまわない事を祈るばかりです・・・ 

<オマケ>
・イチジ峰を過ぎてから出会った猿たち
(5匹位いたかなぁ、去る(猿)者は追わず!
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             ※その③へ続く
満足の写真がいつも撮れなくて、似たような写真ばっかり、優柔不断で選べず、見て下さる方にはm(_ _)m
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コメント
ハクサンイチゲ、間に合いましたね。
良かった良かった。
杁差岳山頂でのポーズが全てを物語ってます。
その3、楽しみです。
【2013/06/24 07:14】 | yamasanpo #sSHoJftA | [edit]
yamasanpo様
その節は色々アドバイスありがとうございました。
新潟は連日の暑さ続きで、山にも影響大だと思われ
ハクサンイチゲはもうつぼみは全くなく、場所によっては
散り始めている所もありました・・・が、
何とか最後のチャンスに間に合ったようでラッキーでした。
ゼブラ模様とハクサンイチゲ、ダイナミックな風景の中に
抱かれているときは至福の時でした・・・。
【2013/06/24 20:43】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
すごーい!
途中、読んでいるだけでハラハラしてしまいましたが
諦めずに頑張って目的地を目指すパワーに脱帽!です!
もう、一生ついていきたい…って憧れちゃいました~

あっ、でも、じゃあ、「ついて来い」って
もしも、言ってくださったとしても・・・
根性無しの私には絶対無理でしたネ…(^_^;)
【2013/06/24 22:40】 | 森のくまくん #- | [edit]
こんばんは。

すばらしいハクサンイチゲの群落ですね!
群落のスケールがすごい!!
ぜひ一度見てみたい風景ですね。

わたしたちは飯豊にはまだ登ったことはないのですe-351
登ってみたいとは思っているのですが・・
登りがたいへんそうなので、ちょっと思案中です。

スミレの写真はミヤマスミレだと思います。

その3楽しみにしてま~す。
【2013/06/25 00:06】 | ピテカン&カッパ #- | [edit]
こんばんわ・・・

単独ですので、見方によっては、
中年のおばさんの無謀ぶりを指摘されちゃいそうですが・・・
昨年の谷川岳の時の経験を生かし、体調を整えながらゆっくり
登って行ったのが今回は良かったのかなと思われます。
単独ですと自分力がほんとに試され、
本当の自分がよく見えてきます・・・。
おっちょこちょで情けない自分を・・・。

立派な精神などちっとも持ち合わせず、
単純に、もう二度とこんな大変な所には来たくな~い・・・
だからあの美しい風景は絶対今回見ておかなくっちゃ・・・
と、再度の大変さを味わいたくないばっかりに、
頑張ってるだけなのです・・・ある意味、くろすけも根性無しなのであります・・・。

森くまちゃんと同じく好きなものにだけは頑張れるくろすけなのでありま~す。i-229
【2013/06/25 21:13】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
ピテカン&カッパ様
こんばんわ・・・
写真でしか見たことのなかった風景を是非この目で見てみたいと
頑張って行ってきました。
ハクサンイチゲの大群落、雄大な峰々とコラボして
本当に素敵でした・・・。

飯豊は確かにどの登山口から取りついても大変そうですが、
特別くろすけは健脚でもない(ご立派な大根ではありますがi-278)ので、
持久力さえあれば大丈夫です。

「ミヤマスミレ」・・・あらためて図鑑見てみました。
ありがとうございます・・・名前がわかって嬉しいです。
方向音痴という人がいますが、
くろすけはどうやらすみれ識別音痴のようです・・・。i-229

【2013/06/25 21:42】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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