3日間雨マークは消えず・・・②

 2013-07-22
焼石岳(秋田側:東成瀬コース)
焼石岳は岩手県南西部、奥州市と和賀群西和賀町の境にある火山。標高1548m。焼石連峰の主峰で栗駒国定公園の一部で日本二百名山の一つ。ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布し高山植物も豊富で、東北地方トップクラスの「花の山」
<すずこやの森登山口7:40…四合目大森沢9:06…五号目釈迦ざんげ9:31…10:10胆沢川源流部渡渉…六合目与治兵衛10:19…渡渉…七合目柳瀞10:49…長命水11:18…八合目11:24…焼石沼…分岐…焼石神社11:59…12:29焼石岳…往路を戻る…三合目林道15:23…16:01登山口>

▲2013.7/14(日)曇時々雨
 明け方まで降っていた雨は自然の家を出る頃(5:30)には止んでくれた。バスで登山口まで向かう。
すずこやの森登山口7:40出発。雨に濡れた緑滴る森だが、湿度が高いので非常に蒸し暑い。
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急な登りはほんのちょっとで、アップダウンのほとんどない楽な登山道だが泥濘やぐちゃぐちゃを繰り返し進んで行く。ツタやツルアジサイの絡んだ木々やブナの巨木が時折入り混じる森には、別名ユレイダケとも言われているギンリョウソウがあっちにもこっちにもニョキニョキ顔を出していた。
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四合目大森沢9:05を過ぎた頃雨が降ってきて、雨具を着る。五号目釈迦ざんげ9:31辺りでは一瞬日も差してきたりしたのだが・・・。この辺りまでは、花の終わったサンカヨウやツバメオモトなどが登場してくる程度。「花の焼石岳」と言われているがこのコースではこんなもんなのだろうか・・・。
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途中で何組ものリターン者に出会う。皆理由は同じ「沢の増水で渡れない」・・・昨夜からの大雨で懸念してはいたが、一体どの位の水量なのだろう・・・。沢音が聞こえ、急斜面をひと登りすると、濁流となって流れる沢が見えた。川幅は3m位だろうか。深いところは膝位・・・。ここでリーダーより、渡渉しても山頂目指したい人だけ決行する旨伝えられ、行かない人はバスへと戻る事になった。くろすけはアドベンチャー的要素が大好きなので勿論決行派(18人)。濁流となって流れる沢の水は勢いがあるので、ややもやすると足元が取られる。靴は中までビジャビジャになるが、気にしてられない。すぐにもうひとつ幅2m弱位の所を渡渉。
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少し進むと初めて見る「ノビネチドリ」が一輪咲いていた。(初めては何でも嬉しいもんだ)またすぐに今度は浅いが幅2m弱位の所を渡渉。
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六合目与治兵衛10:19を過ぎた所でたぶん羽化したばかりのキアゲハに遭遇。
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またまた少し行くとロープの張られた最後の渡渉地点に出た10:23。こちらは幅4m位あるだろうか。深い所はやはり膝位まである。ロープに捕まり、バランスを取りながら渡渉して行く。
濁流となって流れる水の勢いが凄い。ふぅ~ヤレヤレ・・・。
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ほっとして歩いているとムラサキヤシオツツジの終わりかけやら、湿地帯には野菜化したミズバショウの大きな葉やミツガシワの花など登場してきた。七合目柳瀞10:49
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八合目手前の長命水11:18。冷たくて美味しい水だ。
これより登山道は花道となる。黄色のミヤマキンポウゲにピンクのハクサンチドリが混じったが登山道。時折キバナノコマノツメなども混じっている・・・ルンルンだ!身体も花達を見てると軽くなる
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お花畑です。ミヤマキンポウゲとハクサンチドリ
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八合目分岐11:24
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ハクサンチドリと白い花はノウゴウイチゴでしょうか ?
青空だったら、どんなに素敵だったことでしょう・・・
まっ、幻想的で我慢致しましょう。
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どこまでも続くように見えるお花畑。
何だか黄泉の国をさまよってるみたい・・・。
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ガスっているので傍まで来ないと左側に沼があるのがわかりません
焼石沼の周りもミヤマキンポウゲの大群生。
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焼石岳の方に向かいます。川状になっているので登山道がよくわかりません。焼石岳の取付き地点11:35で左側に残雪がありました。傍にはリュウキンカとまだミズバショウの花が少し咲き残っていました。結構急な勾配の登りです。雨も降り出してるせいか、登山道を水が流れています。
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・分岐11:58、九合目焼石神社11:59
これより大小の岩で覆われた登山道。
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岩に付けられた印を探しながら大小の岩を競技のように乗り越えて行く。山頂直下は背丈近くのシシウドや潅木類などに覆われた地帯もあり、ガスっていると迷路のようだがピンクのテープをしっかり探しながら登って行く。焼石岳山頂1548m到着12:29
小雨が降っています。何にも見えませ~ん。
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沢の増水の心配もあるので昼休憩もそこそこに下山開始。帰りも同じコースを戻ります。背丈が隠れるほどの潅木帯、濡れた岩場も慎重に下って行きます。(滑らない岩なので助かった)
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下山中に出会った花などを大急ぎで撮りながら・・・
・ミネウスユキソウ       ・色違いのハクサンチドリ
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・ホソバノキソチドリ?      ・右:シナノキンバイ?
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・可愛いキノコ達
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ヤグルマソウの花なども大急ぎで撮りながら、心配していたロープ付の渡渉地点まで下って来ました14:14
目立っての増水はないようでほっとしました。
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ガスったブナの原生林はとてもいい感じです。
分岐より帰りは三合目の林道の方へと。15:23
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濁っていた沢の水は下流の方では大分きれいになってきていました。林道を約20分ほど歩くと焼石岳登山道の大きな看板のある車道に出てきました16:01。ここでバス待ちです。出発から8時間と20分(休憩含む)、数回の渡渉も無事こなし、お天気の悪い中お疲れ様でした!
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全員そろった16:15宿泊先の自然の家に向けて出発。自然の家には18時過ぎ到着。すぐに夕食を取り、一時してから入浴。くろすけは1か月ぶりの山だったので、ほど良い疲労感で今夜はグッスリ・・・かなと思っていたのですが、本格的な渡渉(勢いのある水流を膝下まで潜って)は初めてだったので、きっと脳みそがくろすけの思ってる以上に興奮していたのでしょう・・・朝まで眠れずに悲しい雨音を聞いていました。雨は昨日の帰りのバスから今朝までずっと降り続いてるのですが、何とか最後の日位は降らないで欲しいもので~す。  

♦その他出会った花達(一部)
・ショウキラン   ・ツバメオモト  ・オオバキスミレ  ・エゾアジサイ
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<オマケ>
この白いものは一体何?キノコ?苔?菌類?
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コメント
参加者の半数以上の方が
バスに戻られたんですねぇ
くろすけさんは当然、
登頂決行組だと思いましたよ…(^-^)

黄泉の国をさまよっているような
幻想的なお花畑は、
山のもうひとつの顔ですね…
実際に苦労して登ってこそ体感できる空気ですね。。。
【2013/07/23 12:15】 | 森のくまくん #- | [edit]
こんばんは。
年甲斐もなくお転婆は直らないようなので、
決行組に入りましたが、
リーダーの的確な判断があったればこそなので、
今回はラッキーだったと思います。

焼石岳は「花の山」と言われている山なので、
時期をずらせばまた違う花が見られるはず、
コースを変えてまた行ってみたい山ですね。
【2013/07/23 20:23】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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