蓮華温泉~白馬岳~清水岳~雪倉岳~朝日岳縦走⑤

 2013-08-18
▲2013.8/2(金)雨時々曇
<朝日岳~蓮華温泉> 単独
 4:30起床。気になる天気、今はガスってるだけのようだ。
5:00朝食。スクランブルエッグのベーコンのパンチがきいていて美味し~い!(スクランブルエッグ・小鯛の浜焼き・たくあんのきんぴら・なら漬け・ふき味噌・味噌汁・梅干)
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 さぁ、今日は最終日。何はともあれ、無事故で下山しなくっちゃ・・・。今日この小屋から蓮華温泉に向かうのは3組。すでに1組めのご夫婦は出発した。くろすけも5:45小屋を出発。残念ながら雨が降り出してきた。朝日岳までは昨日の往路を戻る。木道から沢沿いを過ぎたあたりで京都からの単独男性に追い抜かれ、これで今日はこのコースのビリを歩く事になった。ミニ雪渓を渡り、天国への階段を上るように朝日岳の山頂へと歩を進める。
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何も見えない山頂から、蓮華温泉と書かれた矢印の方に向かう。緩やかに下って行くが、こちらの右斜面はコバイケソウの群落が有り、奥の方には雪渓が見える。間もなく吹上のコル、この辺もお花が多い場所だ。
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・濃い紫色のマツムシソウ
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・お花畑の登山道
(ハクサンシャジン、カライトソウ、シモツケソウ・ウツボグサ・ニッコウキスゲ・シロウマアサツキ・オンタデetc・・・)
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・上記写真の一部アップ、雨の滴も宝石のようにキラキラ
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お花を楽しみながら歩いてくると、ジャ~ン、1回目(山頂から数えて)の雪渓にやって来た。(7:22)今日はアイゼンなしで行ける所は行ってみる。20m位緩く下った所で上部にはシラネアオイ、足元にはオオサクラソウが数株咲いていた。
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オオサクラソウ・・・間近で見たのは初めて!
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・雨に濡れてちょっとうつむき加減
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・ショウジョウバカマ(2回目の雪渓)
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3回目のやや急な下りの雪渓を下ってくると、小さな沢を横切る。
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・リュウキンカ
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少し広めの沢の中を?否、川状となった登山道?を下りて行く。ニッコーキスゲとアヤメが目立ってきれいだ。
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ミズバショウや、3ケ所目のオオサクラソウ(群生はしていないが何れも数株)
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木道沿いにはオタカラコウや早くも秋の花オヤマリンドウも
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水場があった。ベンチもあり、休憩するのによい所だ。しばらく進むと太いダケカンバの曲がりくねったものが目立った。
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五輪の森を抜ける。
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木道沿いにはシモツケソウとハクサンシャジンがいい感じに・・・そして突然見晴らしの良い所に出てきた。
よく見ると緩い斜面のザレ地はシロウマアサツキの大群生地
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雨もいつの間にか止み、うっすらと周りの景色なども見えてきた。ここはネギ坊主君たちが元気に駆け回って遊んでいる広場のよう。
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・仲良し・・・
そばに寄るとホントにネギ臭いが、可愛いいいたずら坊主たち
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・ピンクのマツムシソウも見~つけた!・・・レーシングなフリフリが素敵
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この斜面を下りて行く時、初めて単独男性とすれ違った。朝日岳に花の写真を撮りに行くとの事。
・遠望は利かないが、目の前の景色が見えるようになってきた。
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広いのびやかな緑の草原をゆっくり景色やお花を楽しみながら下りて行く。ニッコウキスゲ・コバイケソウ・アヤメなどが咲いている
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ほぼ下りきった辺りの斜面はなんとハクサンコザクラに続いて
ユキワリソウの大群生地。始めは、あんまり小さくてヒナザクラかなと思ったのだが、淡いピンク色の可愛いユキワリソウだった。
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小さな小さな星屑のようなユキワリソウの大群生に混じって、よ~く見るとムシトリスミレもたくさん咲いている。まるで花の銀河、メルヘンチック!・・・イメージできる写真撮り損ね
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振り返って見ると・・・きゃぁ~青空だ!
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トウダイグサも物思いにふけって・・・
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・湿地帯には小さなミズバショウ・・・
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トキソウも見つけた・・・花園三角点からは、今歩いてきたなだらかな尾根が見える。
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キンコウカに混じってギボウシの花がが目立つようになってきた。所々にワレモコウも咲き出している。
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樹林帯に入る前に、せっかく青空が出てきてくれたので、お腹もすいたしランチとする。(11:05)朝日小屋で注文したお弁当はおにぎりになっていて食べやすかった。(お米は新潟のコシヒカリ:海苔と富山昆布で巻いたもの各1個とおかず)
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ここまで来るのに花の写真を撮るのに思いのほか時間をかけてしまった。最終バス(16:05)で帰る予定だが、帰りはもう一度温泉には入りサッパリしたいので、15時頃までには戻らなくては・・・。
さぁ、後半も頑張って歩くぞ~!(11:30)真新しい木道から急な下りとなる。梯子を下り、水の流れる岩場を下りる。
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背丈30㎝はある葉っぱの大きなスミレが登場してきた。こんな背丈のある大きなスミレは初めてだ。湿地帯には、ミズバショウや見たこともない花が・・・
オオバタチツボスミレ  ・ギョウジャニンニク
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森に日が差してきて、ブナや面白い奇形の巨樹がいい感じの所
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白高地沢橋に出た。小屋で聞いていた通り、立派な橋だ。
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橋を渡り、また木道を行く。5分程して、標柱がなければ気が付かないようなひょうたん池を樹林越しに見る。
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ピンクのヤマアジサイやオタカラコウ、そして面白い形をした巨木など現れて歩を進めるのが楽しい。
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軽い硫黄臭がして、水が灰色になって流れてる所があった。
触ったら熱くはないので鉱泉?なのだろうか。
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(13:10)瀬戸川橋を渡る。川の水量は少なめだがきれいな水が勢いよく流れていた。
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橋の上から、右の岩壁を見ると・・・
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岩壁のアップ:クルマユリやらギボウシ・コキンレイカなどの花が咲いていた。岩のわずかな隙間に咲くど根性もんの植物たちには、いつも感動させられる・・・厳しくったってこんなに健気に咲いている。人間も甘えてちゃいけないな・・・
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湿った急な登りで出会った巨木、怪奇な感じがとてもいい。
(くろすけは巨木が大好き。その森の語り部のような、面白い形や怪しい形はイマジネーションが特に膨む。)
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しばらく急な登りをまだかいなまだかいなと登って行くと・・・
突然視界が開け・・・ オオバギボウシの大群落!
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こんなにたくさんのギボウシはくろすけ初めてです。ピンクのシモツケソウ・黄色のオタカラコウやキンコウカなどと見事にコラボして素敵な花園で~す。
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何でも群生していると迫力があり、見事ですねぇ~…。
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このギボウシの大群落地は、兵馬の平湿原と言う所でした。季節によっては何もない時もあるのでしょうが、今はお花の盛りでラッキーでした。すぐに同じような湿原で規模の小さいアヤメ平に到着。
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15分程歩くと野鳥の森、そしてやっと蓮華温泉まで20分の標柱が
橋を渡ってからここまでが結構長く感じられたが、もう一息だ。急に足取りも軽くなる。何とか予定の時間には着けそうだ。
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14:56蓮華温泉ロッジ到着。ふぅ~、無事縦走完遂!
お疲れ様でした。入浴料(700円)を支払い、今日はロッジ内のへ。
最終バスもくろすけ一人。ほとんどの方はマイカーか、その前のバス(13:45)で帰ったようです。糸井川駅前で降り、18:43特急はくたか23号…19:59越後湯沢新幹線Maxとき348号…東京…23:20自宅へと。途中新幹線の停電とかが発生し、止まったりもして心配しましたが、無事ご帰還と相成りました。家族に、そして出会ったすべてに感謝!勿論山の神様にも・・・「感謝!」


 お天気には恵まれませんでしたが、聞いていた通り、このルートはあまり利用者がいなく、静かな花の山旅を満喫する事ができました。コバイケソウ・・・ホントに今年は当たり年、旬の花盛り時に遭遇した事も超ラッキー!オオバギボウシの大群落にもビックリ!初めてのリンネソウ、久し振りのミヤマアケボノソウ、そしてオオサクラソウ、他etc・・・みんな思い出を飾る可憐なお花達になりました。今度は逆コースで是非祖母谷温泉まで縦走してみたいですね。


<オマケ>
カモシカ坂で出会った、を持つニホントカゲ
ありゃぁ、光の関係なのかカメラの性能が悪いのか薄い青色にしか写っていな~い残念!
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コメント
最後の最後で青空が見られて良かったぁ~(^o^)
その④では、ホントに苛酷で、
くろすけさんが無事、帰還された事がわかっているから、平穏な気持ちで読めましたが
すごい!の言葉しか出てきませんでした。。。くろすけさん凄過ぎるぅ。。。(◎-◎;)
視界も利かないうえにあんな大雨の中をたった一人で・・・

そしてこの最終日も雨はなかったとはいえ、
ネギ坊主君たちが駆け回って遊んでいるような広場…
ずいぶん風が強かったように見えますが・・・

なにはともあれ、お疲れさまでした<(_ _)>
体調が回復するまでゆっくり休んで下さいませね。。。-☆
【2013/09/01 22:41】 | 森のくまくん #- | [edit]
こんばんは。
最終日は途中まで雨に降られましたが、風はほとんどなかったです。
シロウマアサツキの群生地での写真は、背景の木々が斜めに写ってるので、
風が強いように思われたかもしれませんが、
風雪に耐え抜いた形で曲がっているので、
その時吹いていた風によるものではありません。

お陰様で身体は回復し、後の2日のお休みは
家でお片付けなど甲斐甲斐しく?しようかな・・・と。
【2013/09/01 23:32】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
お疲れ様です。
一気に読ませて頂きました。
過酷な天気のもとさすがくろすけさんです。頑張りましたね。
朝日~白馬の尾根は絶景尾根でしたが、次の機会ですね。
【2013/09/02 20:07】 | yamasanpo #- | [edit]
一気読み有難うございます。
身体の調子が良くなると、山の事ばっかり考えてしまいますが
9月の休みは連休があと1回しか取れてなくて、
その時、天気の良い所の山に行こうかなと思ってます。
行きたい山は山ほどあるんですがね・・・i-278
【2013/09/02 20:29】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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