尾瀬・笠ヶ岳~湯の小屋温泉縦走

 2013-10-16
 3年待ちの「裏剣~ 」に振られ、大ショックでへこんでいたが、無理して取った連休なので、残りの10/10~10/12で何とかどこか行けないか天気予報と睨めっこしながら検討。この時期前から行きたいと思っていた山の一番候補は八海山、次に大源太(上越)3番目に笠ケ岳(尾瀬)・・・何れもくろすけの大好きな尖がりやギザギザの山ばかり・・・微妙な天気で迷ったが、一番天気がましと思われる笠ヶ岳(尾瀬)に決定!
予報では10/13~は何れの場所も天気がだというのに・・・何というツキの無さ・・・ 

▲2013.10/12(土)晴れたり曇ったりのち小雨 単独
 やっとの事で手配のついた尾瀬行の夜行バス。池袋サンシャイン近くのバス亭は、尾瀬行の老若男女であふれていた。あらためて数えなかったが、6台位大型バスが止まっていたように思う。何れも満席のようだ。23時発のバスで、上里(休憩)~戸倉(乗換)~鳩待峠5:20着。着いたばっかりは真っ暗だったが、簡単な朝食を済ませ、準備してる間に明るくなってきた。5:45至仏登山口を出発。みんなこの時期目指すは、尾瀬ヶ原方面~のコースでハイキングや至仏山又は燧ケ岳へと登山をする人達がほとんどなので、今日もスタート時はまたまたこのコースこの時間ここを歩いているのはくろすけひとりで~す。最近人気の少ない所ばかり歩いてる感じですが、決してくろすけは、人間が嫌いなわけではありませ~ん、人込みが嫌いなだけで~す。
 
<池袋23:00―5:20鳩待峠5:45…6:50原見岩…7:06オヤマ沢田代…7:17分岐…7:28悪沢岳…8:11小笠…8:43分岐…8:56笠ヶ岳9:25…9:31分岐…9:39片藤沼9:50…9:58蛍沼…10:56咲倉沢頭避難小屋(昼食)11:10…11:58ワラビ平…13:08林道ゲート…13:52湯の小屋トンネル…13:56笠ヶ岳登山口…14:00湯の小屋温泉(旧葉留日野山荘入浴)16:36…水上17:43-越後湯沢18:36-20:00東京>

 尾瀬には、過去4回ほど来ているが、秋は今回で2度目。1回目(1999.10)の秋で尾瀬ヶ原で夫と共に初めて白い虹を見た事など思い出しながら、笹原の登山道をゆっくり登って行く。早朝は少し冷え込んで、防寒で1枚羽織ったが、すぐに暑くなり脱いだ。間もなくに、若い男性に抜かれたが、その後至仏山をピストンすると言う中年の女性二人連れを今度はくろすけが追い抜いた。
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ダケカンバの樹や真っ赤な実をつけたナナカマドが朝日を浴び、
青空に映えて美しい。
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展望が開け、奥日光方面の山並みや(逆光でうまく写らない)
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上州武尊の雄々しい姿(2009.9登頂)
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そしてピラミダルな笠ヶ岳が顔を出した
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笠ヶ岳のあまりにも笠過ぎる形に感心してしまう。ほどなく右手に大きな岩(蛇紋岩?):原見岩が登場。その名の通り尾瀬ヶ原を見下ろす。(くろすけ、食欲の秋で熟しきって実ってます
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・原見岩から(左から景鶴山~会津駒ヶ岳~燧ケ岳)
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・尾瀬ヶ原のアップ(草紅葉に池糖が光ってるが、写りが悪すぎ
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オヤマ沢田代に着く頃に急にガスってしまって、草紅葉も幻想的に? 分岐より至仏山方面を右に見送り、笠ヶ岳方面へ。これより登山道は泥濘地帯が多くなり、ありゃりゃ~・・・。
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分岐より10分ほどで樹林で覆われ展望のない悪沢岳到着。(7:28)
ガスって見えたり見えなかったりする景色に一喜一憂しながら、ロープのある岩場を下る。
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紅葉の時期には早かったのか?すでに遅かったのか?
彩りが冴えない・・・
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時々ドロドロ、ぐちゃぐちゃの道をありゃ~・・・で行く。小笠はまだガスっていたのでスルー。本命は笠ヶ岳なのだから、せめて「山頂で一瞬だけでも晴れてくれ~」と願いながら、樹林帯を抜けると・・・
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小笠の麓で
・オヤマボクチ     ・チングルマの紅葉
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お~~ぉ、徐々に・・・笠ヶ岳方面が・・・片藤沼が・・・
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ミラク~ル!ブルースカイ!
笠ヶ岳分岐手前の斜面を見上げる。ゴッツゴッツのロックガーデン
ここで、今日初めて人(単独男性)とすれ違う。
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分岐より8:43、ザレザレ、ゴツゴツ、そしてツルツルの岩を登り山頂目指す。どうかこの青空が瞬時に消えませんように・・・。
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笠ヶ岳山頂2057.5m 8:56着
山頂には中年男性3人連れ(鳩待峠~笠ヶ岳ピストン)が居て写真を撮って頂く。冷たい風が少し吹いていたが、燃焼中の身体には最初のうちは心地良かった。
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スッキリ晴てれば360度の素晴らしい大展望がお待ちかねだったのだが、隣接している新潟・福島は雨との事で、今日の天気は微妙で展望はまぁまぁといったところ。でもこれだけ見えれば満足!山の神様に感謝である。
・中央に至仏山・小至仏(2005.7登頂)
 右にうっすらと燧ケ岳(1999.10登頂)
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・今日これから訪ねる二つの沼とバックに上州武尊
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・左:蛍沼、右:片藤沼・・・楽しみだ!
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奈良俣ダムの上には天気が良ければ谷川連峰が見えるらしい。風を冷たく感じるようになったので、30分ほどで休憩を切り上げ分岐に戻る。大岩には湯の小屋温泉の表示が・・・。これから少し先の二つの沼までは皆さん行かれる方が多いようだが、それから先の湯の小屋温泉まで目指す人は、余りいないと言うより、ほとんどいない・・・みたいだ。(この日、このルート歩いた人は結果的にくろすけ一人だったようだ。
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大岩より樹林帯に入り8分ほど
・片藤沼(左中央にうっすらと燧ケ岳)
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・角度を少し変えて
 山頂から見ていた時より、雲がずっと多くなってきた。
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片藤沼より草紅葉の湿原を抜けると、すぐに現れた可愛い沼。9:58
・蛍沼・・・な~んかメルヘンチックな感じ!
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さぁ、ここからが湯の小屋温泉へ向け、気合を入れなおして出発だ地図上で時間を見ると、笠が岳より4時間30分ほどで湯の小屋温泉に到着する事になる。蛍沼までの分を差し引き、昼休憩をプラスするとやはり最低4時間以上はかかることになる。雨にならないよう、心の隅っこで祈りながら、秋を楽しみながら歩くことにしよう ・・・と思っていたのだが、(他の方のブログレポを読んでみると、紅葉の頃にはどんなにかいいだろうと書いてあるのが多かったので、紅葉を期待していたのだが・・・)現実には、ここからは紅葉もほとんど見られない、あまり面白くない樹林帯を只々延々歩く結果となった・・・ちょっとガックリ!

 樹林帯の急坂を登り、ちょろちょろと流れる水場が2か所、小さな咲倉沢頭避難小屋前にて昼食(10:56~11:10)
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急下降の坂道の連続(これで終わりかと思うとまたまた登場という繰り返しで結構足にくる)、クロベ(檜)の根などが張り出した所ではつまずかない様に滑らないように注意したり、やっと登場した楓の紅葉などにはホットした。
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やっとワラビ平に下りる階段が・・・。ススキで覆われたホントに林道なの?という所やがけ崩れ跡の横を通る。
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そして、またまた山の中へ、小さな登下降を繰り返し、やっとのことで鉄階段を下り車道に出る。
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通行止めのゲートを超え、舗装道路を10分ほど進むとまたまた山へ案内する道標が、どうも最後のピークがここから始まるらしい。疲れも出てきたが、ラストスパートで頑張って歩く。どうもこの森はキノコが多いようだ。あまり見た事もないのがあっちにもこっちにもにょきにょき生えている。面白キノコなど発見しながら進んで行くと小さな沢に出た。そこから最後の車道は近かった。階段を下りトンネルを左に見て道路を渡ると、道標があり下に下るようになっている。
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下り始めると民家らしき屋根が見え始め、ダム横の笠が岳登山口に出た14:00ジャスト着。ふ~ぅ、ヤレヤレ・・・。今ひとつ感動のないフィナ~レだった。葉留日野荘という廃校を再利用した宿泊施設の日帰り入浴をしてから帰路に着こうと思っていたので、通りがかりの人(日本語が達者な外人)に、聞いてみたら、なんと今夏に閉館して、今はこの外人さんの家で継続営業(温泉のみ?)しているとの事。ラッキ~!入浴料500円を支払い、掛け流しの温泉で疲れを癒した。(誰も来ずくろすけひとり貸切状態)小雨も降って来たところだったので、バスの時間までこちらで休ませてもらい助かった。16:36発のバスで水上駅へ。バスの車窓から見る山はまだ緑緑していて紅葉の彩りが全く感じられない。運転手に聞いてみると、今年この辺の紅葉は今月末~11月初め頃になるだろうとの事。もっと遅くに来れば感動のフィナ~レになったのだろうか?・・・
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水上から…越後湯沢(新幹線とき342)…東京と電車を乗り継ぎ、我が家へは21:20無事ご帰還となる。


 この「渋~いルート」というのでしょうか・・・くろすけにはちょっと渋すぎて合わなかったですね。でも、行ったからこそ、歩いたからこその発見もあったのも事実です。
 大自然の営みや自然の妙にあらためて感心し、そのなかでどれだけ人間が守られているか、また人間のエゴに依る自然からのしっぺ返しに人間の無力さをあらためて感じたり・・・日々自然からは学ぶことばかりです。ありがとう・・・大自然!

<オマケ>
 んぎゃぁ~、超でかっ!
・直径約17㎝ 高さ約20㎝
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 面白!ぬれソースせんべい?
・直径約20㎝ 柄が無い?(朽ちた木に2個並んでた。)
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 最後のピークから、下って行く時に見つけた。
こんなん、初めて見ました。とにかくでか~い、ジャンボキノコ達
 名前調べる時間ありません・・・
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コメント
実はこの秋に逆ルートで往復しようと計画してました。参考となりました。
教えて頂きたいことがあります。
湯の小屋温泉から笠ヶ岳までのルートは明瞭ですか?途中に水場はありますか?
【2013/10/18 20:46】 | yamasanpo #- | [edit]
湯の小屋温泉から笠ヶ岳までのルートは、
ポイントに道標があるので迷う事はないと思います。
展望のない長~い樹林帯歩きがちょっと退屈な事と、
ワラビ平~咲倉沢頭避難小屋までが急登の連続になり、
往復ですから帰りは、急下降の連続という事で、
ちょっとここが嫌な部分ですね。

水場は地図上には避難小屋~蛍沼で
1か所になっていましたが、もう1か所ありました。
何れも湿地部で細い管からチョロチョロ流れる程度でした。
細い管がちょこっと湿地部から出ているだけなので
見過ごしてしまうかもしれませんのでご注意を。

【2013/10/18 22:05】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
渋いルートですね~。
こういうルートにあこがれます。
私は,ギザギザは,見ただけで,
恐くて・・・,てか,九州には
そういうお山はないみたいですね。

笠ケ岳,ほんとピラミッドみたい。
【2013/10/19 08:39】 | 次席家老 #aYn/cR1c | [edit]
後半約4時間、誰にも合わず会わず、
鬱蒼とした樹林帯を、My盛上げのため、
時々鼻歌まじりで歩きました。

角度によって見え方が違う山は、
すぐ名前がわからず・・・かな~?ですが、
笠が岳のような山はわかりやすくって
目印になっていいですね。
【2013/10/19 10:56】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
ありがとうございます。
陽の長い時期を選んで歩いてみようと思ってます。
【2013/10/19 20:47】 | yamasanpo #sSHoJftA | [edit]
こんばんは。

この山域もメインルートを外れると、ほんとに静かな山歩きができるんですね。

わたしたちも、数年前、花の季節に、鳩待峠から笠が岳と至仏山を往復で登りました。
尾瀬では笠が岳にしか咲いていないミヤマムラサキがとてもきれいだったのが、記憶に残っています。
【2013/10/21 00:11】 | ピテカン&カッパ #9GQyiprs | [edit]
笠ヶ岳にしか咲いてないミヤマムラサキが
あったんですね。初めて知りました。
i-113(学習!i-179

花達も生き残るために、
環境に適応するよう
少しずつ形状を変えて生き残って行くんですね。
この系統の花はワスレナグサみたいな感じで、
くろすけも好きな花のひとつです。
【2013/10/21 17:45】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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