秋山郷・鳥甲山縦走

 2013-10-26
▲2013.10/20(日)雨
 長年心の片隅にありながら、行く機会がなかった鳥甲山へAE社のツアーで行ってきた。
な~んとまたまた  ・・もう笑っちゃうしかな~い。

 平家落人伝説で知られる秋山郷を外敵から守るかのように、大岩壁を広げてそびえているのが鳥甲山である。秋山郷の和山温泉から望む凄まじいばかりの大岩壁を縁どる三角のスカイラインは、登高意欲をおおいにそそる。コース中にはスリルに満ちた岩稜登降も多く、豪快な登山は訪れるすべての人を魅了するに違いない。この山は秋が最も引き立つ。(山と渓谷ガイドブックより)

 前日、新宿西口を小型バスで16時出発。キャンセルが5人ほど出たとの事で参加者は10名(男6人女4人)+リーダー2名。途中赤城高原SAで各自夕食をとり、塩沢石打ICを下りる。車窓から山のシルエットの上に煌々と輝く月など眺めながら(明日はホントに雨なのかな?)民宿:光栄荘に21:15着。明日の準備をして22時過ぎ就寝。
途中何度か雨音で目を覚ます。あ~あ、やっぱり・・・

<ムジナ平登山口…万物岩…白嵓ノ頭…カミソリ岩…鳥甲山…赤嵓ノ頭…赤嵓ノ肩…屋敷山コル…屋敷登山口>

 5:15民宿の車2台に分乗し、ムジナ平登山口に向かう。道中、民宿の奥さんに紅葉状況を聞くと「例年なら丁度良い時期なのだが今年は遅くてこれから。3日前にはすでに初雪も降ったとの事。」
登山口に着くと雨も若干強くなりおまけに風も少し出てきた。
あ~あ、先が案じらる~・・・ 
 6時少し前、登山口出発。ブナの大木が混じる急登を行く。稜線に出ると厚い雲に覆われ遠望はきかないものの、近場の山が姿を見せてる。尖がってるのは佐武流山との事。
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風は出発後すぐになくなりほっとする。広大な頂上湿原のある苗場山(右)もここからだと港入りした母艦の様に見える。
苗場山は山に目覚め始めた頃に登った山だ。お花畑を過ぎてからの最後の登りがえらくきつかった事や夜中の雷雨、山頂に広がる広大な湿原に感動したことなど色々思い出して来た。
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万物岩。鎖場のある岩だが、足場がしっかりあるので慎重に登れば問題ないと思うが、ツアーなのでさらに安全確保でロープ・カラビナ付で登る。
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万物岩の上から見た所
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秘境を思わせる深い谷
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晴てればどんなにか素晴らしい事か・・・黙々と稜線を登る。
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苗場山がよりはっきりと・・・
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ナナカマドの多い稜線だ。
実は真っ赤だが葉っぱはまだ緑っぽいものもある。
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潅木帯を下ったり
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右手には赤嵓、そしてその稜線が・・・
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昨年は素晴らしい紅葉だったと民宿の奥さんは言っていたが、今年は日照不足だったり遅くまで暑かったりで鮮やかさが今一つのようだ。それでも、切り立った稜線からの展望は雨の中でも来て良かった~と思わせる迫力がある。
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岩を這いつくばって登るような所も出てきたり、背丈程の笹原を行くと間もなく白嵓到着。これより雨のせい?でぐちゃぐちゃの登山道を行くが、やっと鳥甲山の山頂も顔を出し、今回の核心部であるカミソリ岩のヤセ尾根の一部(右)も見えて来た。
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雨に煙っているが、いい感じの展望が広がっている。
登山道にはイワナシのミニ群生あり。
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いよいよ、楽しみにしていたカミソリ岩の始まり、大きな枯れ木の左側から降りて行くが周りに樹木があるので、期待していた?ほど怖くはない。右側は崩れ落ちた断崖。
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朽ちた木に着生したドウダンとサルオガセ、好きです、こんな感じ
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カミソリ岩の一部、ここは登らず右を巻く。
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ロープ付のグチャグチャの急下降、さらにアップダウウンを繰り返し
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振り返るとカミソリ岩の全容がよりはっきりと
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そして、最後の締めで蟻の戸渡のようなカミソリの刃(4m位かな)が登場。安全のために鎖を持って渡る。
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カミソリの刃を上から見た所
鋭利な刃ではなく、錆びついたかわいい?刃でした。
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草付の急斜面を登って行く。笹原の景色がたおやか~・・・
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笹原の中に今日初めてモミジを見たような・・・
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屋敷への分岐を右に見送り、雨に煙る下界の景色など見ながら歩を進めて行くと程なく鳥甲山の山頂2037.6mだった。
針葉樹に囲まれた静かな山頂だ。
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雨に濡れ、じっとしていると身体も冷えてくるので休憩もそこそこに下山となる。分岐に戻り、赤嵓を経て屋敷へと下山するのだが、いやぁ、ここからは急下降ドログチャ度が更に強力アップで素晴らしい事に・・・これで終わりかなと思ってるとまたまたドログチャが・・・んっ、どんだけ出てくるの~・・・ひぇ~~っ・・・。
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カミソリ岩(中央)が別角度で見えてくる。
雨に煙り、何やら仙人でも住んでいそうな感じ・・・
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赤嵓の頭のコブコブの樹は、奇怪~怪樹で面白~い!
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変化する景色を楽しみながら・・・
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泥濘から解放される登山道・・・  
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紅葉は色鮮やかさに欠けるが、雲の演出が幽玄界へと誘う・・・
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「美しい」の演出は、晴れた日ばかりではありませんね・・・
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時々後ろを振り返る・・・
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雨に濡れた落ち葉の登山道・・・気持ちの良いもんだ。
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が、これより先もまたまた急下降のドログチャ度がはんぱなく、もう滑り台状態・・・。単独だったらホントにうんざりするところだったが、ツアーで仲間がいるという事で救われた。
そして標高が下がるほどに緑緑して雨に潤う森は清涼剤となり、最後まで悪条件でも楽しめた・・・くろすけ好みの山のなせる業かな?・・・
やっと堰堤に出て、ここから30分ほどで下山口到着15:33
ドログチャから解放~! 全員無事故で下山、お疲れ様でした。下山口のU字溝の清流で足元のドロを洗い流し、迎いのバスに乗り苗場山登山口近くの小赤沢温泉で入浴。(16:15~17:00)
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♨小赤沢温泉「楽養館」・・・くろすけ好みのこじんまりしたいい温泉でした。鉄分を多く含み茶褐色。源泉は45℃。疲れた身体をほぐし、痛みを和らげる効果は抜群とか・・・。(入浴料:団体割引で400円)
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 第二の谷川岳とも言われている「鳥甲山」・・・くろすけ好みのワクワクとドキドキのあるいい山でした。お気に入りに登録です。天気の良い時にやっぱり秋がいいかな、是非再訪して、その絶景を見てみた~い。
 孤高の山と秘境のいで湯を結んでの今回の山行、1日中雨が降ったり止んだりで天気には恵まれませんでしたが、雨に負けない魅力に溢れた山でした。
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コメント
見るからに読むからにハードなんですが・・・(^^;
悪天候の中、お疲れさまでしたm(__)m
もっと紅葉していたら、さらに眺めも素晴らしかったでしょうね。
頑張ってたどり着いた後の温泉は格別だったのではないでしょうか(笑)
【2013/10/27 13:18】 | ふんわり #- | [edit]
こんにちは。
お久し振りです。
今年は天気だけでなく、健康とか人間関係とか、
想定外の大小のアクシデントとか、
う~~ん、人生そのものと言うのかなぁ・・・
とにかく凶年なのでありま~す。
細木和子流に言うと「天中殺」とかなんですかね~。
占いとかに左右されるタイプでは全くないので、
すべて大自然の恋人(山)と逢瀬を重ねて、癒されておりま~す。
下山後の温泉、特にひなびた感じの温泉や秘湯は、いいですね~。
こんなんで、何とか「くろすけ」をKEEPしているのでありま~す。
【2013/10/27 16:56】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
ホントに見事なギザギザ
ワタクシは見ただけで気が遠くなりそう~(+_+)
でも、ギザギザ大好きの
山ガールくろすけさんには
雨で足場の悪さもなんのそのの楽勝コースなんですね~

雨の中、お疲れ様でした
今度行く時は晴れるといいですね-☆
【2013/10/28 21:46】 | 森のくまくん #- | [edit]
すっかり雨女になり下がり、
今回もびじょびじょ(美女美女)になって
ワクワクどきどきのある山を楽しんできました。
恵みの雨も必要ですが、度を超すと災害も招くし、
やっぱ、山では晴て欲しいものですね・・・。


【2013/10/28 22:18】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
お疲れ様でした。
紅葉、良い感じです。
晴れていれば尚更であったでしょう。
くろすけさん好みの山、リベンジですね。
私達は昨日、赤城のマイナールートの紅葉散策。バッチリでした。
【2013/10/29 09:19】 | yamasanpo #sSHoJftA | [edit]
行きたい山がいっぱいあって、
いつリベンジできるかわかりませんが、
ほんとにくろすけ好みのいい山でした。

紅葉はやはり太陽光を受けて見るのが一番。
光りの演出で素敵さが何倍もなりますから・・・i-278

先程ブログ拝見しました。
バッチリの紅葉・・・羨ま~しい!
【2013/10/29 19:19】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
こちらも,紅葉は・・・・,
土日がずっと雨でして。
来年おいで!
てことでしょうね。
楽しみは来年に残しておきます。
【2013/10/30 21:06】 | 次席家老 #aYn/cR1c | [edit]
今年は、雨に降られることが多く、
お陰様で降られ強く?なりましたi-229

四季のある日本に生まれ、
それぞれの季節が楽しめる山はやっぱり最高です!
紅葉にもまたあっちこっち行紅葉です・・・。
(オヤジギャグで失礼・・・i-229
【2013/11/01 00:33】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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