マッターホルン、確認できず!

 2013-10-31
 マッターホルンと言えば、スイスとイタリアの国境にある4478mの山。その天を突く崇高なまでの美しい山容は、アルピストばかりでなく、世界中の人を魅了する。(写真Wikipediaより拝借)
また
ピラミッド型に切り立った急峻な四つの絶壁の一つ北壁は、
アイガー及びグランド・ジョラスと合わせてヨーロッパアルプスの世界三大北壁と呼ばれている難所だ。
・・・写真を見てるだけでくろすけしびれま~す。

 ところで、日本のマッターホルンと言えば・・・槍ヶ岳、
くろすけも2007.8表銀座縦走時と2010.8槍ヶ岳~涸沢岳縦走時と2回登っている。
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そして、今日は、上越のマッターホルンの異名をもつ大源太山に行ってきた。
▲2013.10/29(火)晴 単独
 ホントは昨日行くはずだったが、珍しく寝坊し、本日となってしまった。朝一番の電車に乗り、新幹線で越後湯沢~タクシーで登山口へ。登山口にはすでに車が7台ほど止まっていた。
さぁ、大源太山の紅葉は如何なもんか・・・7:52出発!
杉林を抜け雑木林へ出ると間もなくに沢にぶつかり、1回目の渡渉となる。そんなに深い所はないようなので、ロープを張られてる方から石伝いに渡ろうとしたら、先に渡ってたご夫婦がいて、ぐるっと回ってから渡った方がいいと対岸からジェスチャーを送ってきた
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せっかくのアドバイスなので素直に受けて、岸を5~6m先に回り込む・・・と、こちら側は段差のない浅瀬になっており、確かに渡り易いようだ。が、気をつけないと登山靴がザブッと潜ってしまうような深さの所もありで、しっかり動線を確認してから渡渉する。沢沿いに進むと直ぐに「謙信ゆかり道入口」への分岐となるが、右に見送り直進する。
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分岐より5分ほどで、アルミ梯子の掛かった涸沢に出る。梯子を登るとまた小さな沢でほとんど涸沢に近いが、苔むした岩肌を流れるミニ滝はさわやかで心地良い。(苔に滴る水って、なぜか心にしみいる。)
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ブナの巨木の混じる緩やかな登山道からは左手に紅葉した山の斜面が見える。・・・やや~っ、茶っぽいかな~
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2回目の渡渉地点に8:35着。こちらもロープの張ってある場所からではなく、今度はくろすけの判断でほんの少し上流の方から、大小の岩を超えて渡った。(注:増水時には大変な所かもしれない。)
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目印のテープを追って荒れた沢を進むと直ぐに大源太山への道標が。ここからが石ゴロゴロだったり、木の根っこだったり、粘土質だったりの急登の連続となる。
朝の光がモミジ達の最後の燃焼に火をつける。
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急登に付けられたロープを時々利用しながら、樹木の面白さに感心したり、変化する景色にワクワクしながらゆっくり登って行く。
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展望が開け、ナナカマドの後方に真っ白に雪を冠った山が、
そして右前方にはオ~、大源太山が顔を出してきたぞ~・・・。
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大源太山の北側斜面が徐々に・・・
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さらに北斜面ア~ップ!
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そして足下は・・・遠くに見える木々の並びがメルヘ~ン!
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登って来た弥助尾根を振り返る・・・
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なだらかな笹原の登山道、両サイド切れ落ちたヤセ尾根、
鎖付きの岩場など変化のある登山道 
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またまた北側斜面に  ・・・
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より美しく!スポットライトを浴びて(右)、
この瞬間私達(ダテカンバ)の舞台。(バック巻機山)
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あれやこれやに心奪われてる内に・・・
大源太山1598m山頂だ~!10:43着
七ツ小屋方面に留まっていた厚い雲は大分薄くなり流れるようになったが中々切れない。先の方に尖がって見える山は万太郎山でしょうか。山頂では、先に着いていたご夫婦と、後から来た若い男性二人組と一緒になった。
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よく見えるのは、巻機山(2007.9登頂)・・・もう雪が・・・
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後方に見えるのは、苗場山方面、うっすらと妙高山も・・・
この尖がった山の名前は?・・・
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オ~っ、やっと大源太山山頂直下より七ツ小屋山方面ルートが少しわかるように・・・。あ~、あの稜線を歩くは・ずだったのになぁ
ホントは、ホントは・・・本当は、馬蹄形縦走して、大源太山のマッターホルンを見たかったのに、確認したかったのに~・・
(反対側からでないとマッターホルンの形に見えない)
今日は、どうしても家に6時までに戻らなければならない用事があって、馬蹄形に縦走する時間が取れないのだ。悔しいなぁ~、
今更ですが、昨日寝坊しなければ、天気も良かったしちゃんと見られたはず・・・あ~あ、残念!
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山頂で30分ほど展望を楽しみ、未練残るが今来た道を戻り下山11:12する事に。今になってやっと七ツ小屋山もはっきりと見えて来た。
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下山し始めて間もなくに、振り返ると先程の若者二人が大源太山山頂直下を下りているところだった。羨まし~い!下山方向には、これから寄ろうと思っている大源太湖も見えている。
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七ツ小屋山(左)よりシシゴヤノ頭を経てのルート「謙信ゆかりの道」が見えている・・・ここを歩くはずだった。残念で~す!
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なだらかな尾根もあり~の、スキー場やら湯沢の町も見えている。
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沢が滝状になって落ちてるのが見える。
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Good by! 大源太山・・・ 
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光りがさすと、終盤の紅葉もそれなりに素敵に見えます。
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やっぱ、紅葉は光りの演出が不可欠ですね。何とか見られるものが少しだけありました。
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渡渉も無事終え、杉林を戻り登山口へ13:24着。ここからバス停のある大源太湖まで歩いて行く(早足で約40分)。下界の紅葉も色鮮やかさに欠けるが、すすきの原っぱとコラボして中々いい感じの所があった
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希望大橋から大源太湖そして大源太山を望む。
湖の周りの紅葉も今年ははずれのようでした。
(残念ながらこちら側からではマッターホルンには見えません)
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 バス停で時間を見ると、14時台のバスの便はなく、結局またタクシーで駅に戻る事に。今回は、往復新幹線とタクシー利用というくろすけには何とも贅沢な山行となり、お陰で無事自宅には6時前には戻れたものの、「上越のマッターホルン、確認でき~ず!」・・・何となく不完全燃焼の山行となってしまったのでありました。

<オマケ> 
まっ黒くろすけのなんちゃってマッターホルン歴 
房州のマッターホルン  伊予ケ岳(336.6m)2000.1/29登頂
会津のマッターホルン  蒲生岳(828m)  2007.6/30登頂 
西上州のマッターホルン 小沢岳(1089m) 2010.12/5登頂

これから登りたいと思っているなんちゃってマッターホルン
♥西上州のツインマッターホルン 碧岩1125mと大岩1133m
♥東洋(屋久島)のマッターホルン モッチョム岳(本富岳)944m。

その他にも日本全国なんちゃってマッターホルンが結構あるようだ。機会があれば、一つずつクリア~して行くのも面白いかもしれない・・・・・・かな。
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コメント
高さはそれほどでもないのに,
こりゃ,きつそう。
初心者の私には,
鎖がぶら下がってる山はNG。

でも,あの稜線。
歩いたら気持ちいいでしょうねえ。
【2013/11/04 13:32】 | 次席家老 #aYn/cR1c | [edit]
鎖場も絶壁に付けられたような
大変な所もありますが、
大源太山の弥助尾根側の鎖場は、
初心者でも簡単に登れるような所です。

山は縦走すると、醍醐味がより味わえて
いいですね~。
【2013/11/04 14:59】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
こんばんは
今頃な感想ですが
本当に山がお好きなんですね。
私はハイキング程度しかほとんど経験がないので
わかってないからですが
これだけの山昇りなのに
朝出発して6時までに帰る用事があるから♪
なんてまるで観劇とショッピングに行く感覚のような
・・・そーなんだなぁって不思議な感じです(笑)
でもほんとに楽しくて仕方がないって伝わります。
【2013/11/04 22:47】 | ふんわり #- | [edit]
こんばんは。

今年はすっかり雨女に成り下がってしまっていたので、
ホントは、山に行く日ではなかったのですが、
i-1マークに誘惑され
つい以前から計画の立ててあった山へと行ってしまいました。
他に幾つか計画の立ててある山があれば、
わざわざ不完全燃焼になる山選びはしなかったのですが・・・。
(単独では、計画をきちんと立ててないと不安なので)
きっちり計画しなくても、
気軽に行けるお気に入りの山が
近くに見つかるといいのですがねぇ~・・・。

山は「恋人」なんで、少しの時間でもあれば
逢瀬を楽しみたいと思ってしまうのであります。
かなり重症な病気・・・かなi-229
【2013/11/05 00:04】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
紅葉も山も素晴らしいですね。
マッターホルン巡り、くろすけさん好みの山が並びますね。
このエリア、来年にでも馬蹄形縦走したいなと考えてます。
【2013/11/05 19:18】 | yamasanpo #sSHoJftA | [edit]
是非、馬蹄形縦走がお薦めです。
紅葉時期は勿論ですが、
シラネアオイの咲く時期も
とてもいいようですよ。
【2013/11/05 19:57】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
また今日も気持ちいいくらいにギザギザ♪
でも、せっかくいいお天気なのに
とんぼ返りなんてもったいないぃ~
でもそうでもしてでも行きたかったのネ
くろすけさんらしいわぁ(o^^o)ふふっ♪
【2013/11/05 23:35】 | 森のくまくん #- | [edit]
山は「永遠の恋人」なんで、
すぐにでも逢いに行きたくなります。i-278
自分でも驚くほど、不思議な位、
何年たっても熱い気持ちが変わりませ~ん。
夫とは随分に違いま~す。
これが山の魅力と魔力だと思います。

今回の山は尖がりの方でしたが、
下調べが出来ていた計画があったので、
つい晴れマークに誘惑されて
山に行く日ではなかったのに
行ってしまいました。
【2013/11/06 08:58】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]
こんばんわ。

すばらしい紅葉ですね!
わたしたちは、キノコと秋の花で
忙しくて、紅葉の山登りまでは、
なかなか手がまわりません。
ブログ拝見していると、紅葉の山登りも
いいな~・・って思います。
でも、もう紅葉は遅いかな・・
【2013/11/06 23:39】 | ピテカン&カッパ #9GQyiprs | [edit]
こんにちは。
カッパさんたちのキノコや秋の花の追っかけに
くろすけもチョッピリ開眼させて頂き、
お陰様で楽しみが増えました。

今年の紅葉は、暑さがいつまでも続いた事もあり、
くろすけが行った山は、地元の人の話でも
ぱっとしない、鮮やかさに欠ける・・・と言う所がほとんどでした。
皆さん一様に去年は素晴らしかったと言っておりました。
自然の事なので、どうにもならないことですが、
それでもほんの少しでも「秋の素敵」を発見できると
嬉しいものです。来てよかったと思います。

近場では奥久慈方面とか養老渓谷付近の山は
これから紅葉が楽しめる所で~す。
【2013/11/07 16:09】 | まっ黒くろすけ #- | [edit]












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